かんなダムでの夜も雨でしたが、朝にはあがりました。
一応、窓用の防虫ネットも事前に購入していたのですが、結局この旅では出番はありませんでした。
せめてどのような取り付けになるのかを確認。
次の
エディックスの旅では活躍してくれるでしょうかね。
この日はレンタカーの返却日になりますので、6時には整理整頓。
荷物も増えましたが、レンタカーでもこの程度の量で車中泊は可能なのだということが今回の旅で確認できました。
自分の車だとついつい荷物を余計に持ってきてしまいますので、こうしてレンタカーでの車中泊の旅をすることで、本当に必要な荷物というのが認識できますね。
季節によっては、妻は今回はディパックだったのをもう少し容量を増やしてもらう必要がありそうです。
この日が実質的に沖縄最後の日になります。
予定としては島の南を制覇して那覇に戻り、レンタカーを返却。
ホテルに荷物を置いて身軽になったら那覇市内の見学。
コンビニで朝食を調達しながら南下します。
道中の沖縄の家ですが、概ねこんな感じのコンクリート造りです。
やはり台風が来ますからね。
でも暑さ対策的にはどうなんだろう?
コンクリートは蓄熱体ですからね。
エアコンに頼る生活なのでしょうか?
また、シロアリの被害も大きいので、なかなか木造住宅を選択する人は少ないようです。
建築家の手がけた家は
花ブロックをうまく利用して通風を確保しているものが多いです。
あと、特徴的なのは貯水タンクですね。
もともと島国で水の確保が大変だったようです。
以前は定期的に断水などが行われていたので、その対処策としての貯水タンクとのこと。
近年では、昨日もお世話になったかんなダムのようにダム整備が進んできたので安定的な給水が行われ、貯水タンクの需要も減っているそうです。
そんな街並みを眺めながら勝連半島を進むと現れるのが海中道路。
残念ながら引き潮&曇りで絶景とは言えませんでした。
満ち潮なら海の中の1本道、しかも青空に入道雲だったらまさしく沖縄を代表する風景だったのでしょう。
海の駅あやはし館で車を停め、あたりを見学。
魚がいっぱい泳いでいるのが見えます。
干潟では魚を求めて鳥がくちばしを突いていました。
しかし、辺りにはゴミ。
息子が捨てられていたペットボトルを拾い、ゴミ箱を探しますが、ゴミ箱も無いんだなぁ。
結局、車のゴミ袋にいれて、あとでコンビニに寄った際に捨てましたが、どこにもモラルの低い人は居る。
これだけきれいな風景を見て、よくゴミを捨てられるものです。
明らかに人種の違いを感じます。
海中道路を渡り終え、すぐ右手に浜比嘉大橋。
その先の浜比嘉島は古い民家が残っているそうです。
港に車を停めて歩いてみました。
なにやら旗が立っているので、道端で腰を下ろしていたおばあに聞くと、前日祭りがあったそうです。
門や屋根の上にシーサーがにらみを効かせています。
そういえば、我が家にも以前訪れたときに買ったシーサーが居ますが、家の中に置いてある。
シーサーは家内安全の守護神だから、外に置かないとイケナイよねぇ。
家に帰ったら置き場を考えることにします。
沖縄の花 デイゴが咲き乱れておりました。
石垣と低い屋根。
台風が来ても風を避ける正しいデザインですよね。
瓦は吹き飛ばないように漆喰で固めてあります。
家は大抵は白。
遮熱的にも合理的です。
やはり理論のないデザインはダメ。
最近、新潟の我が家の周りで建つ家にやたらブラックハウスが多くなりました。
新潟も夏場の遮熱は大切だと思いますが、どうなんでしょうね?
冬は反対に日射量が少ないですから、あまり外壁を黒くするメリットは無さそうです。
沖縄の近代の家同様、風土を読まない空調ありきの設計には設計者として違和感を感じずにはいられませんね。
浜比嘉島を後にして、今度は琉球王朝時代につくられた城跡の一つ勝連城跡へ。
沖縄の城(グスク)造りは概ね、このように小高い丘に城壁を張り巡らして形成されています。
このあとに行く首里城がその頂点。
四方を海で囲まれた地ですから、外敵の侵入をいち早く発見することが重要なのです。
せっかくですから、一応登りましたよ。
もう、ヘトヘト。
さすがに私も連日の車中泊と運転の疲れが一気に出るという感じです。
半島をすぎて一気に南下。
沖縄一の霊場 斎場御獄(せいふぁうたき)です。
この霊場でもっとも有名なのが三庫理(サングーイ)です。
いったいどうやって出来たんでしょうね。
奥に差し込む光がいかにもパワースポットという感じ。
斎場御獄の入り口角に郵便局があり、そこで息子は保育園や小学校の先生に絵葉書を送ったようです。
帰宅した翌日になんと私宛にも届き、ちょっとしたサプライズでした。
もう少し南下すると平和記念公園とひめゆりの塔。
平和記念公園ではものすごい土砂降りで見学を断念。
ひめゆりの塔ではお土産屋さんの引き込みにうんざりして先を急ぐことに。
そして沖縄最南端 喜屋武岬です。
ここはナビが無いと絶対来れないと思えるほど細い道。
ここで12時半。
お腹空いたねぇ。
この日はガイドマップで見た
海洋食堂で食事をとります。
自家製島豆腐で有名な店ということですが、見た目は何てこと無い食堂。
カメラを持って入るのを忘れたのが残念なくらいボリューム満点。
しかも美味しい!
沖縄の料理は本当にやすくて美味しいです。
お腹もふくれたところで、いよいよ那覇入り。
車を返却する前にもう一箇所だけ見学。
太平洋戦争沖縄戦最後の地となった旧海軍司令部壕。
ここで多くの人が自決しました。
沖縄はせっかく独自の王朝を築き上げたのに中国や日本など近隣諸国に翻弄されて不幸な歴史です。
こんなに美しい自然と歴史を持ちながら、今も極東最前線の基地。
いつまた危険に曝されるかわかりません。
さて、3時には
とまりんで車を返却。
国際通り裏のホテルまでレンタカー会社に送ってもらいました。
宿泊したのは
国際タウンズイン。
長期滞在型の宿で、ほとんどウィークリーマンションですね。
我が家は溜まったじゃらんポイントの無料宿泊券を使ったので、なんと1,900円で泊まれました。
部屋に入ると3室、バストイレ付き!
多分、部屋ごとに鍵が付いているので、この3室をシェアするのでしょうが、この日は他に滞在客も居ないようで、我が家だけで独占しました。
連日の車中泊だったので、広い空間でエアコンというのが天国です。
部屋のテレビをつけたら偶然やっていたのがご当地ヒーロー「
琉神マブヤー」!
そういえば、島内至る所でこのキャラクターを目にしました。
警察のポスターなんかもマブヤーでしたね。
とにかく見ていると面白い。
沖縄の方言になると標準語の字幕スーパーが入るのも笑えます。
息子も完全にはまりましたね。
結局、マブヤー(後で聞いたら再放送だったらしい)を見終わるまで外出できず。
国際通りに出たのは夕方4時でした。
那覇の台所、第一牧志公設市場。
熱帯魚やら豚(アグー)の顔が並んでる。
牧志駅でゆいレールに乗り、首里城へ。
私が以前訪れたときは守礼の門しかありませんでしたから、随分復元が進みました。
今はNHK BS 「テンペスト」の舞台として有名です。
ほんの最近出来たばかりなのが書院・鎖之間と庭園。
国王の執務空間です。
広縁から眺める沖縄庭園が素晴らしい。
風がよく通ります。
現在復旧工事が行われているのが大奥にあたる女人禁制の御内原(おうちばら)。
まさにテンペストの舞台ですが、こちらはTVのセットで今は見るしかありません。
それにしてもまさに琉球のラストエンペラー。
息子がスタンプラリー始めちゃって、おかげさまで首里公園の端から端を歩き回り疲れ果てました。
国際通りで夕食と思ったけど、そこまで持たない。
ふと見るとこ洒落たお店が...
琉球茶房 あしびうなぁ
三司官(首里政府行政の最高責任者)の住居屋敷跡で今は重要文化財に指定されている古民家を改装してつくったという琉球料理のお店です。
いやぁ、何気に入ったお店でしたが、ヒットでしたね。
土産物屋が立ち並ぶ国際通りよりも、琉球を楽しめたのでは無いでしょうか?
何はともあれ、オリオンビールで乾杯!
縁側の席も風情があったけど、なんせ暑くて...
ずーっと気になっていたのが「てびち」。
何だろうと思っていたけど、怖くて頼めなかった。
今日が最後と頼んでみたら豚足料理でした。
これがまた絶品。
泡盛もついついすすみます。
公設市場で息子がゲットした「琉神マブヤー」のDVDですが、マブヤーってどういう意味?と店員に尋ねたら、彼女は中国人だから判らないと別の女性を連れてきたのですが、彼女の友人がマブヤーのディレクターさんということで、マブヤー談義で大盛り上がり。
沖縄最後の夜の絞めとしては最高でした。
このあとゆいレールで県庁前まで行き、また国際通りでお土産を物色。
ホテルについてシャワー浴びたらもうバタンキューです。