カーライフ萬研究所 DX 国産車最長不倒はなんと53年間。クルマお達者倶楽部の顔ぶれ紹介
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国産車最長不倒はなんと53年間。クルマお達者倶楽部の顔ぶれ紹介 2007年12月19日(水)
【車名とモデルライフのご長寿ナンバー1は?】

クルマの名前、いくつくらい知っているだろう?
最近は新車が出るたびに新しい車名もつけられているようだが
なかには生まれてから50年以上車名を変えないクルマもあるのだ


 右の古ぼけた写真、右後方の建物にかかっている看板はちょっと読みづらいのだが、「トヨタ自動車販売株式会社」と旧字で記されている。今風に言えば、カーディーラーの前というわけ。

 では、この一見軍用車のようなごっついクルマは?というと、最近新型200系がデビューしたばかりの初代ランドクルーザー。ランクルを名乗る前のトヨタジープから改名したばかりのFJランドクルーザーだ。ランドクルーザーに改名した経緯は長くなるので割愛するが、トヨタの一大ブランド名「ランドクルーザー」が、ここに誕生したのだ。

 それから足かけ53年、「ランクル」の車名は現代に受け継がれ、今もトヨタを代表する世界共通の車名となっている。

 ところで、ニッポンの自動車メーカーは世界を相手にするだけでなく、国内に強力なライバル会社がひしめいている。そのため、頻繁にモデルチェンジがあり、新型が出たときに商品コンセプトの変更と同時に車名も変わってしまうことも多い。

 下の表は現在販売されているクルマがいつデビュー(あるいは改名)したか一覧にしたもの。じつは、消えた車名はこのページだけでは収まらず、それだけに20年近く国内市場で同じ車名を名乗り続けている上位25車は立派なご長寿モデルと言える。

 今回は、そんな「同じ名前一筋」な車名を紹介してみよう。

TEXT:編集部

車名ご長寿ランキング
順位 デビュー メーカー 車名
1 1954 トヨタ ランドクルーザー
2 1955 トヨタ クラウン
3 1957 日産 スカイライン
4 1960 ダイハツ ハイゼット
5 1961 スバル サンバー
6 1962 三菱 ミニカ
7 1965 日産 プレジデント
8 1966 トヨタ カローラ
9 1967 トヨタ センチュリー
10 1967 トヨタ ハイエース
11 1968 三菱 デリカ
12 1969 日産 フェアレディZ
13 1970 スズキ ジムニー
14 1972 ホンダ シビック
15 1973 日産 キャラバン
16 1973 三菱 ランサー
17 1976 ホンダ アコード
18 1979 スズキ アルト
19 1980 トヨタ カムリ
20 1980 ダイハツ ミラ
21 1982 日産 マーチ
22 1982 三菱 パジェロ
23 1983 トヨタ ハイラックスサーフ
24 1985 ホンダ レジェンド
25 1988 日産 シーマ



モデルチェンジの少ないクルマ

頻繁にモデルチェンジをするニッポン車だが、なかには世の流れに逆らう頑固者もいる
なかでも、ユニークなケースをご紹介してみよう


NISSAN MARCH
25年間で3代 コンパクトカーとして例外的


 つい最近、生誕25周年を迎えた日産マーチ。25年も経つのにコンパクトカーとして異例のモデルサイクルの長さを誇る。初代が10年近く、2代目の先代は10年2カ月のロングモデルとなり、現行も丸5年が経つ。

 それぞれの世代でエントリーカーとして愛され、ときに意外なまでのホットバージョンを用意して楽しませてくれる。コンパクトでシンプルな造り、かわいいだけじゃないコンパクトカーのお手本ゆえのロングライフだ。

初代マーチ 1982年10月〜1992年1月
現行マーチ25周年特別仕様車 2007年


SUZUKI JIMNY
37年間で3代 超ユニークな本格軽4WD


 こちらも軽自動車として異例のロングモデル。初代はなんと360ccの2ストロークエンジンを搭載してデビュー。剛性と耐久性を求めたラダーフレームは、初代から現行モデルに至るまでの伝統的なスタイルだ

 1981年にデビューした2代目モデルは、マイナーチェンジを続けながら17年間も造り続けられたという驚異のご長寿モデル。初代モデルも含めてコレクターアイテムも多く存在する、愛すべきリトルヨンクだ。

初代ジムニー 1970年4月〜1981年4月
現行ジムニーXC 2007年


TOYOTA CENTURY
40年間で2代 初代は30年間のご長寿


 ジムニーもスゴイけど、センチュリーに至っては30年間の長きにわたりマイナーチェンジのみの不老長寿モデル! 初代の排気量は3Lから4Lまで徐々に拡大していくが、デビュー時から当時としては異例のV8エンジンを搭載した本物のVIPカーだ。

 2代目は日本車として唯一の5L・V型12気筒エンジンを搭載。片側の6気筒が故障しても走行できるように、エンジンを二重化。「公務執行」のために信頼性を最優先した造りなのだ。

初代センチュリー 1967年11月〜1996年3月
現行センチュリー 2006年



今号のチェックポイント

長く続いてほしい
クルマと名前がある


 一覧表で日産スカイラインは1957年からとなっているが、正確には日産と合併前の「プリンス・スカイライン」が正しい。合併後も車名が残ったわけは、すでにスカイラインという車名がスポーティなクルマとしてブランドを確立した憧れのクルマだったのだ。
 先のモーターショーで第3世代GT-Rが登場。スカイラインの冠はとれてしまったが、GT-Rの名前が復活したのはうれしいことだ。名前はクルマのアイデンティティとコンセプトをも表す。いいクルマは名前とともに生き残ってほしいものである

 
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