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更新終了のお知らせ 2008年02月08日(金)
この連載は、2008年2月をもちまして更新を終了しました。
ご愛読いただきありがとうございました。
なお、中古車情報誌Gooにて引き続き連載しておりますので、ぜひご覧ください。


レクサス IS F 2008年02月06日(水)
新規参入ゼロの世界に挑むサムライ
これを20年続ければ「壁」は崩れる


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LEXUS IS F
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 ブランドを築き上げるためには、突出と継続が必要ではないだろうか。まず、何らかの突出した優秀性を見せつけ、人々の脳裏に印象を刻む。そしてその優秀性を、長年にわたって継続するのである。

 高級車と呼ばれる分野においては、戦後のブランドで、そこに割り込めたものはただのひとつもない。ロールスロイス、ベントレー、メルセデス・ベンツBMWキャデラック……。すべて戦前から存在した。この60年間、新規参入ゼロなのである。それほどまでに壁の厚い世界だ。

 そこに果敢に挑戦し、少なくとも北米大陸において見事に成功したのが、トヨタレクサスだ。レクサスは、まず初代LS(日本の初代セルシオ)が突出した静粛性を見せつけ、その優秀性をアピールした。フランクで新参者に優しい北米市場は、すぐにレクサスを認知した。

 あれから20年弱。もはやレクサスは、アメリカでは押しも押されもせぬ高級車ブランドになっている。

 が、北米ほどフランクではない日本や欧州市場では、まだまだだ。レクサスが高級車ブランドとして世界中で認知されるためには、さらなる突出と継続が必要なのである。

 このIS Fは、見事な突出を見せている。その走りは実に強烈で、しかも驚くほど快楽的だ。このクルマは言わば、レクサスAMGでありM3なわけだが、最新のAMGやM3よりも、エモーショナルな部分においては勝っているほどだ。レクサスは静かなだけが取り得ではないことを見せつけてくれた。

 レクサスIS Fで、突出することに成功した。あとはこれを、最低20年作り続けることだ。



 
チタンバルブ採用などの専用チューンを施したエンジンは、パワーだけでなくその「サウンド」も作り込まれているのが特徴だ。
 
世界最新鋭の2ペダルMTと言える「8-Speed SPDS」は、2速から8速までの全域でロックアップ。


●プロフィール
レクサスISに最高出力423psの5L V8を積んだスペシャルモデル。0.1秒での変速が可能となる「8-Speed SPDS」や専用チューンのサスペンションなど、すべてが特別仕立てである。





Text:清水草一 Photo:K-Kump/トヨタ自動車


日産 エルグランド 2008年01月30日(水)
アオられるから譲るんじゃない
私がエルグランドに車線を譲る本当の理由


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NISSAN ELGRAND
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 高速道路で、オラオラと前車をアオりつつブッ飛ばす車種は、時代の流れとともに変遷する。メルセデスは不動の4番だが、現在の3番打者は、エルグランドアルファードといった、国産フルサイズミニバンだ。イバリの効くいかつい顔に、四角くてデカいボディ。エンジンパワーはともかくとしても、威嚇力はメルセデスSクラス以上。あの顔でグイグイ背後に迫られたら、とりあえず道を譲っておこうという気にもなる。

 かつては、速いことがそのクルマの地位を決めていたが、現在は、デカいことでステイタスが決まる。デカければイバリが効くし、室内は広いから乗員のウケもいい。つまりフルサイズミニバンは、外弁慶と内弁慶を兼ね備えた存在なわけで、こういうクルマのオーナーは、性格的にもイケイケが多数派だ。着座位置が高いから見通しがよく、つい飛ばしたくもなる。自然、デカい図体でオラオラ運転が増えるという構図だが、私はエルグランドだったら、つい素直に道を譲ってあげたくなる。

 エルグランドは、このテの国産オラオラミニバンのパイオニアだからだ。なんであってもパイオニアには、私は敬意を表したいのだ。デザインもシンプルなハコ型で、なかなか美しい。つまり私はエルグランド番長に、そこはかとない好意を抱いているのである。

 今回のマイナーチェンジで、ハイウェイスター系のみ、フロントグリルの2分割が復活した。あの美しいハコには、グリル2分割が欠かせない要素だったから、それも私にとって、ちょっぴりうれしいニュースなのである。



 
自車を上空から見ているような映像をナビ画面に表示する「アラウンドビューモニター」は、市販車として世界初。
 
すべての乗員が満足できる肉厚なシートを採用。撮影車両は特別仕様の「レッドレザープレミアムセレクション」


●プロフィール
昨年10月にマイチェンとなったLサイズミニバン。フロントグリルのデザイン変更を受けるとともに、ナビをHDD式にアップグレード。3,150,000円〜







Text:清水草一 Photo:K-Kump


ホンダ ステップワゴン スパーダ 2008年01月23日(水)
弘道おにいさんによく似合う!?
その「主な成分」は家族のシアワセ


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HONDA STEP WGN SPADA
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 NHK『おかあさんといっしょ』で、12年間体操のおにいさんをしていた佐藤弘道さんは、もうすぐ40歳だが、いまだママ層に絶大な人気を誇る、サワヤカおにいさんである。

 ある日、家人がテレビを見ていたところ、その弘道おにいさんが愛車とともに登場し、「クルマ、大好きなんですよ〜」とコメントしていたという。弘道おにいさんの愛車とは、いったい何だったのか。

「それが、私には名前はわかんないけど、ワンボックスだったのよ〜」

 家人は、いかにもガッカリした口調だった。家人の言うワンボックスとは、ミニバンのことである。我が家では、ミニバンはクルマ好きの乗るクルマではないという共通認識があるのである。

 が、私は思った。弘道おにいさんが、ワンボックスもといミニバンでのドライブが大好きというのは、実にスバラシイじゃないかと。

 弘道おにいさんは子だくさんだという、おぼろげな記憶があったからであった。確か子供が4人くらいいたはず。芸能界で子だくさんと言えば、橋下弁護士か弘道おにいさんかというくらいで、子供が4人もいれば、ミニバンを選ぶのが当然であり、しかもパパが弘道おにいさんならば、それこそ絵に描いたようなシアワセな家庭じゃないか!

 が、調べたら、弘道おにいさんには子供はふたりしかいなかった。ガックリ。

 しかし、ミニバンが現代日本を代表するファミリーカーであることは間違いなく、その1台1台には、家族のシアワセがいっぱい詰まっていることもまた、間違いないのである。



 
トランスミッションは2リッター版は4速ATだが、2.4リッター版ではFFがCVT+パドルシフト、4WDは5速ATとなる。
 
写真の内装はスパーダ専用色である「クールブラック」。通常グレードの内装カラーはブラックまたはココア


●プロフィール
両側スライドドアとなった3代目ステップワゴンのスポーティバージョン。通常グレードは2リッター直4エンジンを基本とするが、スパーダには2.4リッターi-VTECも用意される。





Text:清水草一 Photo:K-Kump/Honda


日産 スカイラインクーペ 2008年01月16日(水)
“おまんじゅうCAR”への挑戦状?
ハリウッド女優の「手足」にも似て


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NISSAN SKYLINE COUPE
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 現在続編が大ヒット中の映画『ALWAYS 三丁目の夕日』。悪くない作品だと思うが、昭和37年生まれの私には、どうしようもない違和感が残った。

 ヒロインを演じる小雪の手足が、あまりにも長いのである。ついでに言えば堤真一の手足も長すぎるし、東北から集団就職で出てきたばっかりのはずの堀北真希もかわいすぎるが、とにかく小雪の手足の長さは、昭和33年という設定に対して、絶望的にリアリティが欠如していた。昭和30年代、あんなスタイルの日本人女性がいたら宇宙人だ。どんなに背景のCGをリアルに作っても、登場人物の体型が狂いすぎている。猛省を促したい。

 話変わって「クーペ」である。クーペというのは、クルマのヒロインである。これは、文句なく手足が長いほうがいい。足が長すぎて通勤電車の中で邪魔になるくらい、長いほうがいい。

 が、そんな手足の長いクーペという車種が、国産車では絶滅寸前になっている。手足の長いのはムダだし邪魔なだけ、という理由で、おまんじゅうのような体型のクルマばかりが増殖している。人間のヒロインの手足は長くなる一方なのに、クルマのヒロインは絶滅寸前で、おまんじゅうが大繁栄。クルマファンとして、許しがたい現実だ。

 そんな中、このスカイラインクーペは、文句なく手足の長いヒロインだ。実に優美なプロポーションじゃないか。おまんじゅうカーしか見たことのない世代にとっては、ムダに長い手足に見えるかもしれないが、おまんじゅうにヒロインを演じることはできないのだ。


 
ボリューム感のあるリアフェンダーが、「高性能FR!」であることを主張。シャープな「サイドシルスポイラー」も印象的だ。
 
内装の質感もかなりの水準に達している。トランスミッションは5速ATのほか、Type SPとType Sでは6速MTも選択可能。

●プロフィール
'07年10月登場の高性能クーペ。 「VVEL」という、吸気に関する先端技術を実用化したモデルとしても知られる。 搭載エンジンは最高出力333psを発生する3.7リッターV6。3,696,000円〜。





Text:清水草一 Photo:K-Kump/日産自動車


日産 フーガ 2008年01月09日(水)
大人の男はトータルコーディネートと
余裕を持たなくてはダメなのです


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NISSAN FUGA 平成16年式:350GT
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 目を閉じてください。そしてフーガに乗っている自分を想像してください。どうですか、似合ってますか? もしそうなら、アナタは大人の男の仲間入り。こんなにキャラの強いクルマに似合う人、そうそういませんからね。

 さて、そのフーガは何色でしょうか? シルバー? ブラック? イメージカラーのブロンズでしょうか? デビュー時のフーガのボディカラーは全部で7色。人気の定番カラーはしっかり押さえ、でもちょっと違う定番カラーを用意しているあたりが大人のクルマ、フーガらしい。

 そんなフーガに乗るアナタ、パリッとステキなスーツでも着込んでますか? イタリア製のブランドスーツで着飾ってたりしたら、憧れのチョイ悪オヤヂに一歩近づいたってものです。

 でも、ちょっと待った。シャツやネクタイ、靴もしっかりセレクトしてますか? カッコイイ大人の男はトータルコーディネートを忘れないものですよ。

 そうそう、フーガはインテリアカラーも豊富。シートカラーとフィニッシャーパネルの組み合わせでガラッと雰囲気が変わってきますから、その点にも注意してフーガとアナタのコーディネートを楽しんでくださいね。

 2台と同じものがない中古車選びは一期一会と言われます。ひと目惚れして電撃結婚……も悪くないですが、それでは大人の余裕が感じられません。フーガ選びは運命の人を探すように、じっくりと時間をかけてお好みの1台を探してください。その間に自分磨きも忘れずに。


   
インテリアパネルのフィニッシャーは、「木目調」「メタル調」「ピアノ調」の3タイプ。ラグジュアリーなら木目調、スポーティならメタル調、シックにまとめるならピアノ調ってとこですね。

   
シート&インテリアカラーは「フォーブ」「シルキーエクリュ」「ブラック」の3色。写真を見てもおわかりのとおり、イメージが全然変わってくるでしょう。ここにこだわるのが大人なのです。

Text:編集部 Photo:日産自動車


トヨタ ヴォクシー 2007年12月26日(水)
かっこいいお父さんは好きですか?
ホントは「強いオヤジ」になりたいのだ


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TOYOTA VOXY 平成13年式:Z Gエディション
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 お父さんは、強く、たくましく、頼りになる一家の大黒柱。それが常識だった時代がありました。ヒットして続編まで作られた邦画のワンシーンじゃありませんけど、昭和30〜40年代の前半はそれがフツーのことであり、当然のこととしてお父さんに求められたのです。

 ところが平成の時代になって、これまたリバイバルブームなんでしょうか。どうしたことだか、今度は「無責任」な男がそこらじゅうにあふれております。子供のまま成長しないボク、けっこういますよね?

 もちろん、まっとうなお父さんはいらっしゃいます。でも、世間はいらぬ詮索までしてくれます。昔はけっして珍しくなかった豪快な教育方針のお父さんに「暴力的!」なんて言ったりします。「オヤジにも殴られたことないのにっ!」が、常識なんですな、今じゃ。

 で、今では「かっこいいお父さん」のストライクゾーンは極めて狭くなってしまうのです。粋でスマートで軽妙洒脱。さらりとむずかしいことをやってのけて眉毛なんか上げて、子供に向かって「おまえもやってみるか?」なんてセリフを吐かなきゃいけません。なんだか、ため息が聞こえてきそうですな。

 で、ヴォクシーはというと、なるほど先代モデルが長いことミニバン人気ナンバー1だった理由がわかる気がします。

 八方美人ならぬ万能ファミリーカーのヴォクシーは、今風かっこいいお父さんの理想像に近いイメージがあります。広くて、大勢乗っても楽ちんで、さらに積み込む余裕があり、走らせても快適。かっこいいお父さんの必須アイテムかもしれません。


わかりやすくて使いやすい明快なデザイン。お父さんもこうありたい?

Text:編集部


トヨタ セルシオ 2007年12月19日(水)
やっぱり最上級車は造りが違う!
セルシオのスゴさを身をもって体感


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TOYOTA CELSIOR 平成14年式:C仕様
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 改めてセルシオには頭が下がります。さすが日本を代表する高級車。やっぱり、いろいろな意味で「スゴイ」クルマです。

 セルシオの原稿を書くにあたり、「そう言えば、ずいぶんセルシオに乗ってないなぁ」と思い、知り合いの中古車店に足を運ぶ。2店舗でお目当ての3代目セルシオを発見、どちらも前期型のC仕様。

 まずは1店舗目。車検付きだったのと久しぶりの訪問を歓迎してくれて、試乗までさせてくれた。「じゃあ10分ほど乗ってきます」と言ってお店を出たのはいいけれど、あまりの感激に30分ほどドライブ。この個体、1オーナーで走行距離8万km程度という内容。中古車的には並みレベルの物件だったわけですが、乗ってもまったく問題なし。エンジン快調、足のヘタリもボディのきしみも皆無。至極スムーズに走れるのです。

 で2店舗目。こちらは車検なしだったので、乗り込んで室内をベタベタと触りまくる。ちなみにこっちは6万kmの2オーナー車。内装のヤレもなく、シートもしっかりしている。そう言えば、先に乗った個体もシートがしっかりしていたなぁと再確認。エアコン、オーディオもバッチリ始動。まったく問題なしでした。

 さて、この2店舗でセルシオ中古車について聞いてみたのですが、どちらも「ちょっと距離が多めでも安心して商売ができる」とコメント。もちろんキチンと整備されてきた個体であることが前提とのことですが、気になるのはエアサスくらいだそう。これが2クラスくらい下のクルマだと、同年式&走行距離でも同じように売れないとのこと。

 やっぱり最上級の高級車は造りが違う! ちょっとくらい古くなっても問題ない!と、セルシオのスゴさを体感した1日でした。



   
塗装のレベルも高いので、ちょっとくらい古くなっても「古臭さ」は感じにくい。これがセルシオ中古車的鮮度を保つ要因のひとつ。だからこそ小キズなどに神経を使いたい。
 
もちろん個体差はあるが、6万kmオーバーの中古車物件でも内装のヤレは少ない。
 
シートのヘタリ具合も許容レベルを大きく下まわり、満足感は高い。

 
室内の足もとを照らすランプやルームライトのタマ切れなど、細かなところにも気を使ってチェックを。シートの汚れなどは致し方ない部分もある。
 
タイヤは消耗品。いくらコンディションのよい物件でも交換する必要はある。


TEXT:編集部 PHOTO:トヨタ自動車


日産 エクストレイル 2007年12月12日(水)
走破性にどれほど意義を見いだせるか?価値観が大きく変わるクルマ

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NISSAN X-TRAIL 平成15年式:X
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 ゆっくりと、ごく微速で大きなマウンドを乗り越えてみる。撮影するカメラマンが「そこで一度止まって、ハイ、ゆっ〜くりアクセル踏んで」と指示されて、フロアも擦ることなく、スムーズにひとつのギャップを乗り越えられた。

 こんな運転はヨンクオーナーでも、趣味でオフロードを走る人くらいで、通常はあり得ないだろう。それでも、エクストレイルは、オフロード初心者にも楽々とワイルドパフォーマンスを披露させてくれる。

 ふだんはこんな秘めた力を持っているとは意識させないのだが、いざというとき頼りになる走破性を見せてくれるとわかっているだけで、ヨンクに乗る意義と優越感を感じることができる。

「まぁ、意図的にラフロードに入らないかぎり(そんな優秀な4WDシステムも)使うことはないけれどね」と言ったら、一斉に反論を食らってしまった。

「雪国ではコンビニの入口でもスタックすることがある」とか「雨混じりの凍結路でスタッドレスタイヤだけに頼る走りは不安だ」といった類の数多くのエピソードを並べられて、日ごろ雪道を走ることがない者としては反論のしようもない。

「これからのシーズン、これだけ優秀なSUVが旧型となって中古車市場に出てくるのだから、きっと人気になるよ」。そんな話題に転化してその場を収めたが、なるほど、シーズンと連動する人気車として、春先のマツダロードスター、冬本番を迎える前の日産エクストレイル、こんな図式を確立しそうな予感。

 中古で買いやすい、魅力的な車種がまた1台増えたようだ。


駆動力を電子制御するオールモード4×4はエクストレイル(4WDモデル)の場合、FF、オート4駆、直結4輪駆動の切り替えとなる。
R32スカイラインGT-Rからの熟成された4WDシステムは悪路走破性にも抜群の機動力。
はっきり言って内装は豪華とは言いがたいが、使い勝手のよさはどんなクルマにも負けないほど。ラフに使える感覚がグッド。

Text:編集部 Photo:日産自動車


マツダ デミオ 2007年12月05日(水)
これからのクルマ選びに
欠かせないファクター、それは「燃費」


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MAZDA DEMIO 平成19年式
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 ガソリン、高いですね。この原稿を書いている段階で、レギュラーガソリンがもうすぐ150円を超えると報道されています。温泉や雪山への行楽、帰省シーズンを控えた時期だけに、ガソリンスタンドで「えっ!?」と思うことも多くなりそうです。

 一方で、各自動車メーカーでは技術革新に余念がありません。コンピュータ制御によるエンジン内の燃焼状態の最適化、CVT(自動無段変速機)等による駆動系の改良、二酸化炭素排出量の削減と、日々エコ&クリーンな進化をとげています。ここで紹介する、マツダデミオも例外ではありません。

 斬新なスタイルや軽快な走りがフューチャーされがちですが、デミオのフルモデルチェンジのポイントは、ミラーサイクルエンジンとCVT搭載でもあるのです。

 新開発のミラーサイクルエンジンでは、吸気バルブの開閉時期を最適化して、燃費をよくしながらトルクを確保。CVTは動力をつねに理想的な状態で伝達するため、ここでも燃費向上の効果があるのです。実際、燃費は10・15モードで先代の19・2km/Lから、23・0km/Lと大幅な向上に成功しています。

 ガソリン価格の高騰や地球温暖化というクルマを取り巻く状況を見ると、今後、燃費やエコ性能などがクルマ選びにおいてますます重要になることは間違いないですね。



おもなコンパクトモデルの燃費比較

車名 発表 駆動 排気量 10・15モード燃費
ホンダフィットG 平成19年10月 FF/CVT 1339cc 24.0km/L
マツダデミオ13C-V 平成19年7月 FF/CVT 1348cc 23.0km/L
スズキスイフト1.2XG 平成19年5月 FF/CVT 1242cc 20.5km/L
日産マーチ15G 平成19年6月 FF/CVT 1498cc 19.8km/L
トヨタヴィッツU 平成19年8月 FF/CVT 1286cc 19.6km/L
三菱コルト1.3G 平成18年11月 FF/CVT 1332cc 19.2km/L

新開発の自然吸気MZR1.3Lミラーサイクルエンジン。大幅に燃費が向上。
各社がさまざまなシステムで開発を進めるCVT(無段変速機)。

Text:編集部 Photo:マツダ



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