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サイズの妙と高品質の組み合わせ
ほかにちょっとないトヨタのプレミアムセダン 表紙のクルマ TOYOTA PROGRES 平成11年式:NC300iRバージョン ・総合ページ ・中古車を探す 表紙のプログレはじつは平成11年式の写真。ちなみにデビューはその前年。そう言われてみると古い感じもしなくはないが、そのスタイリングは、今、販売されているモデルと何が違うの?という程度の感覚で見ることができる。ロングセラーとなったプログレ。当初は「新世紀のセダン」をテーマに開発。具現化されたモデルは「サイズに準拠した性能や品質の序列」という、それまでの概念を覆す「小さな高級車」として登場した。 今年で8年目を迎えたプログレは、そのまま派手な宣伝をしなくても売れ続けている。昨年度の平均月販台数は175台と、トヨタとしてはけっして多くはないが着実な数値であり、ニーズが確実なことを物語っているのではないか。プログレが、いわゆるバカ売れ状態にならないのは、新車価格がクラウンクラスということが一因となるだろう。 ただし、こじんまりしている分、高品質なところが目につきやすく、むしろクラウンより上質に感じてしまうこともままある。 風格あるミディアムフォルムと本革、本木目の採用がデビュー時からのウリで、ウォールナットパッケージでは木目の模様のつながりまで配慮しているとのこと。品質へのこだわりのみならず、つねに最新の装備を導入するモデルでもある。 しかしなんと言ってもこのクルマの魅力は特有のボディサイズに尽きる。3ナンバーサイズでは車庫のスペースが足りないユーザーや、元来3ナンバーサイズのクルマを運転するのは苦手、といったユーザーはいる。しかし、高級車らしい上質感はほしい。それもFRで! そんなニーズにこたえるクルマは少ない。 人知れず新ジャンルを確固たるものにしているクルマは名車と呼ぶに値するのではないだろうか。普遍的なジャパニーズミディアムセダンの高級車。すべてのクルマが大型化する傾向にある昨今、ぜひとも継続してもらいたいモデルだ。 新車価格がネックと書いたが、中古車なら問題解消。ロングセラーモデルは、年式が古くても形を大きく変えていない分、古さも感じないメリットがある。クルマの性格上、大事に乗られていた可能性も高いはず。俄然魅力的に見えてきたら買い!の1台である。 デビューは平成10年。当初は3Lエンジン搭載のNC300と2.5LのNC250、それぞれにウォールナットパッケージが用意された4グレードのみ。 ![]() 写真は平成11年に追加されたiRバージョンの室内。フロントのサスペンションなどハンドリングをスポーティに強化して室内はブラック1色に統一され本革シートも標準装備。 3Lエンジンが2JZ-GE、2.5Lは1JZ-GE。現行モデルも直6エンジンを搭載。V6全盛の昨今、直6とFRの組み合わせは希少とも言えるが、スムーズでパワフルなユニットであるのは折り紙付きだ。Text:編集部 Photo:トヨタ自動車
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