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レクサス IS 2006年12月27日(水)
10色のボディカラー、9タイプの内装
ホントの贅沢はアラカルトにある


表紙のクルマ
LEXUS IS
平成17年式:IS350                ・総合ページ  ・中古車を探す 


 個人主義全盛の現代において、絶対的価値を持つ美の観念などありえない。「美しいもの」とか「心地よいもの」などは、個人の主観において初めて存在するものであり、社会全体において「美」は相対的な存在でしかない……。
 出来の悪いデザイン概論のようだだが、これは真理だ。だれがなんと言おうと、好きなものはスキ、嫌いなものはキライ。「先輩が黒と言ったら白もクロっす」などとのたまう体育会系人種は今や絶滅危惧種だ。
 では、自分の好みに徹底的にこだわるなら、最終的なクルマ選びのポイントはなんだろう。もちろん、スタイルの好みは当然あるとしても、本当に選びたいのは手や肌が直接触れるハンドルの手触りやシートの座り心地だと断言したい。
 実際、シートに座ってハンドルを握った瞬間に「あ、これはオレのクルマだ」と感じることがある。こんな出会いがあれば、そのクルマはまず間違いなく満足して乗っていられる。体と心にマッチしたクルマこそベストチョイスとしたい。
 こうした直感的好感度に長けたクルマ造りができるのがトヨタであり、そのトヨタの高級ブランドとして誕生したレクサスは、さらに一歩上を行く選択肢を用意した。なかでもISシリーズは、350、250ともに10種類のボディカラーと3種類のシート素材、3つのシートカラーが選べる。シートにかぎっていえば、9タイプもの選択肢があるのだ。
 同じ色でも、素材が異なれば視覚的な「手触り感」は違ってくる。本革・ブラックが冷たい光沢でクールな表情を見せるのと、ヌバック調(バックスキン風)・ブラックの落ち着きのあるしっとり感とでは、まったく異なる温度感があるはずだ。
 高級ブランドのイメージの旗印として、独特の店舗デザインや接客マナーが話題になったが、クルマ選びの深い部分を知り尽くした、きめ細かい芸の深さもレクサスの真髄である。本当のゼイタクはそんなところにあるのだ。







Text:編集部

 
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