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苦難を乗り越え進化を続ける
世界で唯一の特別なエンジン 表紙のクルマ MAZDA RX-8 平成15年式:タイプS ・総合ページ ・中古車を探す 数ある世界の自動車メーカーのなかで、唯一マツダだけが使用している技術がある。それがロータリーエンジンだ。このエンジンは、1957年にドイツ人のフェリックス・バンケルがドイツのNSU社と協力して開発。このときは多くの問題を抱えていたが、翌58年には実用レベルまで改良したロータリーエンジンが登場した。この世紀の発明には世界各国から技術提携のオファーが数多く寄せられ、マツダもロータリーエンジンの大いなる可能性に魅了された。そして61年、提携にこぎつけたのだった。 ロータリーエンジンの開発を始めたマツダは、NSU社がシングルローターだったのに対し、開発初期から2/3/4ローターの試作エンジンを開発。ついに67年、世界初の量産ロータリーエンジン10A型を搭載した「コスモスポーツ」を発売した。 1970年代の2度にわたるオイルショックの影響で、NSU社と提携した各社はロータリーエンジンから撤退した。が、マツダだけは造り続けた。そして、現在では世界で唯一マツダだけが残ったのだ。 コスモスポーツからじつに36年。新世代ロータリーエンジン「RENESIS」を搭載するスポーツカー「RXー8」がデビューした。環境性能を高めた新エンジンはRXー7のようにターボではないが、ピュアスポーツを標榜するだけあってスポーツ性能の懐は深い。今ではフラッグシップ・スポーツカーにしか与えられない特別なロータリーエンジンを積むRXー8の世界観は、このクルマでしか味わえないのだ。 そして今、ロータリー&RXー8は生まれ変わろうとしている。新たに「水素ロータリー」という境地に踏み入れ、実用化に成功した。今もこれからも、スポーツ性能を追い求め、ロータリーは進化し続けるだろう。 ![]() ![]() 従来よりもさらにコンパクトになった新世代ロータリーエンジン「RENESIS」の恩恵で、前後重量バランスやハンドリングはスポーツカーとしても一級品。走りの楽しさは絶品だ。 レッドゾーンはなんと8500回転から。自然吸気エンジンらしく滑らかに吹け上がり、ロータリーエンジン特有のサウンドを響き渡らせる。 観音開きのリヤドアというユニークなボディを持つ。4人乗車というのもポイント。Text:編集部 Photo:マツダ
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