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トヨタが造った「ちょいワル」コンパクト
キープコンセプトを超えたワルぶりとは? 表紙のクルマ TOYOTA bB 平成17年式:1.5Z Qバージョン ・総合ページ ・中古車を探す 初代bBは、未知の可能性を秘めた「ブラックボックス」のイニシャルからネーミングされた。中身がわからないという意味もあるブラックボックスだが、切り立った四角いボディは車内も広々として、使い勝手も上々のコンパクトワゴンだった。実際にファミリーユースに最適の1台だったと言えるだろう。初代bB登場から5年が経ち平成17年の12月にデビューした2代目は、先代モデルがヒットした理由のひとつである「ワルっぽさ」を大胆に昇華して、これまた売れている。 開発コンセプトを「音×光×まったり」とした現行bBは、クルマ型ミュージックプレイヤーを名乗る。若い人たちのカルチャーとクルマのかかわりを徹底的に精査して(ここがトヨタらしい)、「クルマはちょい乗りがメイン、だけどいつもいい音に囲まれていたい」と分析。クルマを止めてから、さらに楽しめるクルマを企画したのだ。 現行と先代bBのボディサイズを比較すると先代より全長は短く、ホイールベースは長くという塊感にあふれたマッチョなデザイン。全高はほとんど変わらないサイズで写真では小さく感じる現行bBだが、実車を前にすると意外なまでの大きさに見える。それも、一種のプレッシャーまで感じる迫力で、先代モデルの持っていた「ワルっぽさ」を継承して進化させたスタイルだ。 さらに意図的に小さく造られたウインドウといい、シート座面がグッと低くなる「マッタリモード」といいbBのねらいは明快すぎる? これで顔をしかめてしまうオジサン・オバサンはとりあえず放っておいて、トヨタの考える「若者向き」とはかなりヤンチャな方向性なのだ。 余裕なのか、ニーズのど真ん中を突けるマーケティング能力なのか、とにかくbBは確信犯的なクルマ造りをしている。でも、これはうれしいことでもある。だって、今こんな面白いコンセプトのクルマを造れるのは、トヨタだけなのだから。 ●ウォールアート風のレタリングが特徴的なbBのロゴマーク。最近の流行りを取り入れたデザインだ。 ●Z・Qバージョンは音圧や周波数に合わせてイルミネーション付きの5スピーカーの輝度が変化する。 ●厚みのあるアクリル板を使用した立体的デザインのセンターメーター。青い透過光がちょっと妖しい雰囲気。 ●前席座面が80mm沈み込むマッタリモード機能。リクライニングさせると外から見えなくなる……。 ●フロント同様インパクトのあるリヤデザイン。ウインドウ面積も狭くして、小さいながらもワイルドで威圧感の漂うフォルムだ。TEXT:編集部
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