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さまざまな装備に囲まれていることを
意識しつつクルマの未来の形を考える 表紙のクルマ LEXUS LS460 平成19年式:バージョンS・Iパッケージ ・総合ページ ・中古車を探す 以前、このコラムでLS460の室内の広さについて書いた。思い返してみると、短時間の試乗では室内の環境くらいしか話題にできなかったのだろう。情けない話だが、あらためて乗ってみて感じたのは、このクルマ、やはり短時間で理解するには懐が深すぎるということだ。たとえば、試そうにも試せない機能が満載。また、おそらくは10年乗ってわかるであろう、各パーツの品質の高さをどう伝えるかなど、随所に予想、想像を交えながら、資料から得た知識でしか伝えられない事柄が数多くある。 せっかく試乗しているのだから、体感した感想を書き記すのが本筋だろうが、ヘッドレストのプリクラッシュの作動を試すわけにもいかないし、公道で無茶な運転によるスリップなどの動きを回避してくれる機能を試すのもはばかれる。 万が一の安全機構は、使わないにこしたことがないが「守られている」という満足感、これは長く乗るオーナーのみに与えられる、というわけか。さらには、レザーやウッドの質感。これも長く乗るほどに味わいを深めるのかもしれない。 ふだんは意識しないが、状況に応じて活躍してくれるような近ごろの最新装備。将来のクルマの形を先取りしたものとして「今現在、最新で最上級のクルマがほしい」そんなユーザー層にウケる。300馬力を超えるパワーも、国内では使いきれるものではないが最上級車には必須の条件。レザーや本木目の高い質感もしかり。この手のユーザー層には大きな選択基準となるのだ。 近ごろ死語になりつつある「大衆車」と呼ばれるクラスにも、いつかLS460のような装備が標準となるときが来る。「意識しては使わないけれど、当然付いている」装備が満載されているだろう。もしそのとき試乗記を書く機会があったとしてたら、今以上に何も書けなくなるのだろうか。ちょっと寂しい気がする。 前方の障害物や車両の大きさ、距離を立体的にとらえるステレオカメラで常時前方を監視。 さらにミリ波レーダーと夜間の認識能力を高める近赤外線照射で歩行者などの検知能力を高めている。 リヤバンパー内にもミリ波レーダーを装備。追突される可能性が高い場合ハザードランプを点灯。 さらに追突される危険性が高まると前席のプリクラッシュインテリジェントヘッドレストが作動。 さまざまな装備群もふだんの運転ではまるで意識させない、ひたすら快適な乗り心地。プリクラッシュセーフティシステムはセットでメーカーオプションとなる。TEXT:編集部 PHOTO:トヨタ自動車
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