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トヨタ ヴォクシー  2007年12月26日(水)
かっこいいお父さんは好きですか?
ホントは「強いオヤジ」になりたいのだ


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TOYOTA VOXY 平成13年式:Z Gエディション
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 お父さんは、強く、たくましく、頼りになる一家の大黒柱。それが常識だった時代がありました。ヒットして続編まで作られた邦画のワンシーンじゃありませんけど、昭和30〜40年代の前半はそれがフツーのことであり、当然のこととしてお父さんに求められたのです。

 ところが平成の時代になって、これまたリバイバルブームなんでしょうか。どうしたことだか、今度は「無責任」な男がそこらじゅうにあふれております。子供のまま成長しないボク、けっこういますよね?

 もちろん、まっとうなお父さんはいらっしゃいます。でも、世間はいらぬ詮索までしてくれます。昔はけっして珍しくなかった豪快な教育方針のお父さんに「暴力的!」なんて言ったりします。「オヤジにも殴られたことないのにっ!」が、常識なんですな、今じゃ。

 で、今では「かっこいいお父さん」のストライクゾーンは極めて狭くなってしまうのです。粋でスマートで軽妙洒脱。さらりとむずかしいことをやってのけて眉毛なんか上げて、子供に向かって「おまえもやってみるか?」なんてセリフを吐かなきゃいけません。なんだか、ため息が聞こえてきそうですな。

 で、ヴォクシーはというと、なるほど先代モデルが長いことミニバン人気ナンバー1だった理由がわかる気がします。

 八方美人ならぬ万能ファミリーカーのヴォクシーは、今風かっこいいお父さんの理想像に近いイメージがあります。広くて、大勢乗っても楽ちんで、さらに積み込む余裕があり、走らせても快適。かっこいいお父さんの必須アイテムかもしれません。


わかりやすくて使いやすい明快なデザイン。お父さんもこうありたい?

Text:編集部


トヨタ セルシオ  2007年12月19日(水)
やっぱり最上級車は造りが違う!
セルシオのスゴさを身をもって体感


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TOYOTA CELSIOR 平成14年式:C仕様
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 改めてセルシオには頭が下がります。さすが日本を代表する高級車。やっぱり、いろいろな意味で「スゴイ」クルマです。

 セルシオの原稿を書くにあたり、「そう言えば、ずいぶんセルシオに乗ってないなぁ」と思い、知り合いの中古車店に足を運ぶ。2店舗でお目当ての3代目セルシオを発見、どちらも前期型のC仕様。

 まずは1店舗目。車検付きだったのと久しぶりの訪問を歓迎してくれて、試乗までさせてくれた。「じゃあ10分ほど乗ってきます」と言ってお店を出たのはいいけれど、あまりの感激に30分ほどドライブ。この個体、1オーナーで走行距離8万km程度という内容。中古車的には並みレベルの物件だったわけですが、乗ってもまったく問題なし。エンジン快調、足のヘタリもボディのきしみも皆無。至極スムーズに走れるのです。

 で2店舗目。こちらは車検なしだったので、乗り込んで室内をベタベタと触りまくる。ちなみにこっちは6万kmの2オーナー車。内装のヤレもなく、シートもしっかりしている。そう言えば、先に乗った個体もシートがしっかりしていたなぁと再確認。エアコン、オーディオもバッチリ始動。まったく問題なしでした。

 さて、この2店舗でセルシオ中古車について聞いてみたのですが、どちらも「ちょっと距離が多めでも安心して商売ができる」とコメント。もちろんキチンと整備されてきた個体であることが前提とのことですが、気になるのはエアサスくらいだそう。これが2クラスくらい下のクルマだと、同年式&走行距離でも同じように売れないとのこと。

 やっぱり最上級の高級車は造りが違う! ちょっとくらい古くなっても問題ない!と、セルシオのスゴさを体感した1日でした。



   
塗装のレベルも高いので、ちょっとくらい古くなっても「古臭さ」は感じにくい。これがセルシオ中古車的鮮度を保つ要因のひとつ。だからこそ小キズなどに神経を使いたい。
 
もちろん個体差はあるが、6万kmオーバーの中古車物件でも内装のヤレは少ない。
 
シートのヘタリ具合も許容レベルを大きく下まわり、満足感は高い。

 
室内の足もとを照らすランプやルームライトのタマ切れなど、細かなところにも気を使ってチェックを。シートの汚れなどは致し方ない部分もある。
 
タイヤは消耗品。いくらコンディションのよい物件でも交換する必要はある。


TEXT:編集部 PHOTO:トヨタ自動車


トヨタ アルファード  2007年11月28日(水)
トヨタの伝統的な高級車の味を
ミニバン世代の現代風に表現


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TOYOTA ALPHARD 平成17年式:MZ

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アルファードV ・総合ページ   ・中古車を探す

 今年の東京モーターショートヨタが発表したFTーMV。現地や各種インターネットサイトで、そのデザインを見た読者も多いことだろう。そう、まぎれもなくあのスタイリングや大きさは、次期型アルファードである。おそらくではあるが、来年の春から夏前にはデビューするだろう。

 さて、話は現行アルファード。このクルマのデビューは平成14年5月。早いものですでに5年が経つのだが、まだまだ新鮮さは残っている……と思う。それを裏づけるように、新車販売台数は毎月20位以内にランクインされ、今年の平均月販台数は4000台を超えるほどだ。ちなみに、同時期にデビューした最大のライバル、日産エルグランドは残念ながら30位以内に入ってきていない。

 このアルファード、ひと昔前のクラウンのような存在になってきた気がする。冠婚葬祭や高級ホテルに乗りつけるクルマと言えばセダン、それこそクラウンがメジャー級だった。が、今ではアルファードを目にする機会が多いのは気のせいだけではないだろう。豪華でくつろげる室内、目立つけれども派手ではないスタイルなど、どれも10年くらい前のクラウンが持っていた要素に通じるものがある。じつは乗り味も然りで、ゆったりとした乗り心地やゆとりの大パワーなど、まさしく「トヨタの高級車」らしい味つけが印象的だ。

 そんなアルファード中古車ではずいぶん買いやすい価格帯に突入している。ミニバン世代のみなさま、改めていかがでしょうか?



いざというときには怒濤の加速を見せるだけのポテンシャルを秘める。でも乗り味はフワッとゆったり系で快適。
大きなメッキグリルとヘッドライト、そしてボディはハッキリと存在感を示すが、嫌味ではない。

Text:編集部 Photo:トヨタ自動車


トヨタ ランドクルーザー100  2007年11月07日(水)
「陸の巡洋艦」の異名は伊達じゃない
オン・オフ問わないマルチプレイヤー


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TOYOTA LANDCRUISER 平成17年式:ランドクルーザー100VXリミテッド
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 ライバルがいたから強くなれた、なんてスポーツ選手の談話をよく聞きます。ランドクルーザーの場合、そのライバルとは「海賊」だった、というお話です。

 ランドクルーザーは、半世紀以上の歴史を持つクルマです。しかし、生まれたころは「BJジープ」と名乗っていました。しかし「それはオレが先に使った名前だ。使うんじゃないッ」と、腕っぷしの強いヤンキーに取り上げられてしまいます。

 ここでおどおどしないで、すぐに別なライバルに挑戦したことが、ランクルの行く末を決めたのかもしれません。ランクルがライバルと目したのはランドローバー。当時、ジープと並び称される有名な四輪駆動車メーカーである、イギリスのローバー社に挑戦したのです。

 ところで、ローバーには海賊という意味もあることをご存じですか?16世紀後半のイギリスの女王陛下(エリザベス一世)は、イギリスの海賊に交戦国の船は掠奪してもよいという「私掠免許」を与えて、他国の船を襲わせていたのです。

 だから、というわけでもないでしょうが、かの国のローバー(海賊)を制するクルーザー(巡洋艦)という意味を込めて「ランドクルーザー」と名乗ったというわけ。

 半世紀がすぎて、どちらが勝ったというのも野暮ですが、陸の巡洋艦はさらに強力な戦力を得て、世界のすべての道を制していくのです。


4.7LのV8エンジンは2トンを優に超す巨体を楽々高速巡航させる。
高速クルージングの快適性を感じていただけるでしょうか。ゴォ〜なんて野暮な音はしません。
高級車のインテリアに、ヨンクの機能性を合わせ持つ希有なコクピット。
高級車然としたルックスだがオフロード走破性も高い。並みのSUVじゃこんなことできません。

PHOTO:犬塚直樹 TEXT:編集部


トヨタ エスティマ  2007年10月17日(水)
このご時世ゆえ大きな声では言えないが
ひとりで乗るゼイタクを知る長距離ツアラー


表紙のクルマ
TOYOTA ESTIMA  平成18年式:アエラス
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 さすが、キング・オブ・ファミリーカー、平日はともかく休日にひとり乗りのミニバンはほとんど見かけません。世のお父さんは休日といえども家庭につくしている人のほうが多いようです。
 もっとも運転技術は日ごろ使っているお母さんのほうがうまかったりするのですが、賢いお母さんはそんなことはおくびにも出さない。だって、休日のドライブは渋滞したりするじゃない? 助手席や後席でくつろいでいるほうが賢いってものじゃございませんこと?
 閑話休題。ホントのことを言うと、休日こそ、お父さんにマイカーたるミニバンの真の実力を味わってもらいたいのです。家族全員が楽に乗れるようにと買ったクルマだけど、多人数乗車の経験しかないんじゃございませんか。お父さん、試しにひとりで遠出してみてください。ちょっとオドロキますよ。
 まずは、いつもは子供たちでにぎやかな車内が静まり返っている。それが気になって後ろを振り返ると、いまさらながら室内の広々感に気付くことでしょう。広さに感動して後席に座る(初体験だったりする)と居心地のよさにまたビックリ。とくにエスティマの7人乗りは、サードシートをたたんで2列目のオットマンを出せば、見慣れたマイカーがVIP気分の豪華な空間に大変身。
 接待ゴルフでお得意さんに座っていただくのもいいけど、お父さん自身が堪能してみませんか、大勢乗るための空間を独り占めするゼイタクを。忘れていた趣味のアイテムを引っぱり出して、大人の休日を気取ってみるのもいいじゃありませんか。
 で、遠出するために高速道路を行くと、これまたひとりゆえの軽やかな加速感。堂々たる巨体の長いホイールベースは、ロングクルージングでこそ真価を発揮します。
 このゼイタクはエコな時節柄、若干の罪悪感も伴いますが、それゆえ「今度は子供たちも連れてきてやろう……」なんて考えたりして。オチが見えてましたか? でもそれでこそ、素敵なお父さんなんですね。









●先代から踏襲したセンターメーター。視界が広く圧迫感がない。





●サードシートを折りたたみ、2列目をスライドさせると出現するスーパーリラックスモード。





●必要にして十分な2.4Lエンジン。






TEXT:編集部 PHOTO:犬塚直樹


トヨタ プリウス  2007年08月22日(水)
21世紀のトレンドとなった記念碑的クルマ
プリウスがホントに愛されるワケ


表紙のクルマ
TOYOTA PRIUS  平成17年式:Gツーリングセレクション
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 ガソリン価格がじりじりと上がっている今、燃料を食わないクルマが注目されるのは当然のことだろう。そして、燃費とくればハイブリッドカーを連想させ、その代名詞的存在のプリウスの出番となる。
 初代プリウスは、平成9年12月に「21世紀に間に合いました」というキャッチフレーズで登場。その当時はハイブリッドカーというと近未来のクルマというイメージがあった。
 初代がデビューしたころは、売れば売るほど赤字になるとまで言われたが、今は絶大な人気を誇るまでになった。上半期の新車登録台数ではトップ20に入り、編集部の集計ではジャンル別(セダン部門)で、カローラに次いで堂々の2位。しかも半年で3万台近くも売れている!
 プリウスを選んだ人のなかには、購入時に「燃費」が決め手となった人も多いだろう。現行型プリウスは編集部のデータで、都区内のみの走行で20km/L以上を記録したことがある。車両価格が同クラスのセダンと比較していささか高いとはいえ、維持費が安くすむ魅力は大きい。
 しかし、燃費がいいという理由だけでここまで売れるものではない。人気の秘密はいろいろあるだろう。乗っている人が賢く見えるとか、何気なくエコを意識する姿勢を見せられるとか、ちょっとスノッブな部分もあるのは間違いない。
 ホントの理由は買った人ならわかる。プリウスはハイブリッドカーとして優れているだけではない。高い静粛性を誇り、室内の広さと加速性能は並みのセダンを上まわる。インパネのデザインは好みの分かれるところかもしれないが、前席の足もとの広さを含めた広々感は特筆物!
 プリウスはフツーのセダンとして、並み以上に出来のいいクルマだから売れているのだ。次期プリウスはEV性を高めて登場するだろうが、フツーのセダンとしてのクオリティはさらに高めてくるだろう。それがプリウスの正常進化なのだ。



モーター駆動のみで走行できるEVスイッチ。深夜の住宅街などでうれしい機能。








インパネシフトにしたことで前席はウォークスルーも可能。フツーのセダンにないユーティリティを持つのもハイブリッドカーならではか?





この下に大きなバッテリーが搭載されているとは思えないほど、ラゲッジは広い。初代プリウスと比較すると、小型化技術とパッケージングの進化は隔世の感がある。




Text:編集部


トヨタ bB  2007年07月18日(水)
トヨタが造った「ちょいワル」コンパクト
キープコンセプトを超えたワルぶりとは?


表紙のクルマ
TOYOTA bB 平成17年式:1.5Z Qバージョン
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 初代bBは、未知の可能性を秘めた「ブラックボックス」のイニシャルからネーミングされた。中身がわからないという意味もあるブラックボックスだが、切り立った四角いボディは車内も広々として、使い勝手も上々のコンパクトワゴンだった。実際にファミリーユースに最適の1台だったと言えるだろう。
 初代bB登場から5年が経ち平成17年の12月にデビューした2代目は、先代モデルがヒットした理由のひとつである「ワルっぽさ」を大胆に昇華して、これまた売れている。
 開発コンセプトを「音×光×まったり」とした現行bBは、クルマ型ミュージックプレイヤーを名乗る。若い人たちのカルチャーとクルマのかかわりを徹底的に精査して(ここがトヨタらしい)、「クルマはちょい乗りがメイン、だけどいつもいい音に囲まれていたい」と分析。クルマを止めてから、さらに楽しめるクルマを企画したのだ。
 現行と先代bBのボディサイズを比較すると先代より全長は短く、ホイールベースは長くという塊感にあふれたマッチョなデザイン。全高はほとんど変わらないサイズで写真では小さく感じる現行bBだが、実車を前にすると意外なまでの大きさに見える。それも、一種のプレッシャーまで感じる迫力で、先代モデルの持っていた「ワルっぽさ」を継承して進化させたスタイルだ。
 さらに意図的に小さく造られたウインドウといい、シート座面がグッと低くなる「マッタリモード」といいbBのねらいは明快すぎる? これで顔をしかめてしまうオジサン・オバサンはとりあえず放っておいて、トヨタの考える「若者向き」とはかなりヤンチャな方向性なのだ。
 余裕なのか、ニーズのど真ん中を突けるマーケティング能力なのか、とにかくbBは確信犯的なクルマ造りをしている。でも、これはうれしいことでもある。だって、今こんな面白いコンセプトのクルマを造れるのは、トヨタだけなのだから。



●ウォールアート風のレタリングが特徴的なbBロゴマーク。最近の流行りを取り入れたデザインだ。





●Z・Qバージョンは音圧や周波数に合わせてイルミネーション付きの5スピーカーの輝度が変化する。





●厚みのあるアクリル板を使用した立体的デザインのセンターメーター。青い透過光がちょっと妖しい雰囲気。





●前席座面が80mm沈み込むマッタリモード機能。リクライニングさせると外から見えなくなる……。








●フロント同様インパクトのあるリヤデザイン。ウインドウ面積も狭くして、小さいながらもワイルドで威圧感の漂うフォルムだ。






TEXT:編集部


トヨタ ブレイド   2007年06月06日(水)
ニッチマーケットに投入された
絶妙な味付けのプレミアムカー


表紙のクルマ
TOYOTA BLADE 平成18年式:ブレイドG
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 大人しくない大人へ、ショートプレミア……井上陽水のMakeーup Shadowの歌に乗せて走るブレイド。どうですか、このクルマ。気になっている人、多いのではないですか? 実際、昨年12月にデビューしてからというもの販売は好調で、販売ランキングでは毎月トップ30に名前を連ねるほど。それだけ注目を集めている。
 ちなみに、ここ数年の日本では、ハッチバックはやや人気薄な感じ。というよりも、1.5Lオーバーのハッチバックの人気がイマイチで、それ以下の、たとえばフィットヴィッツなどのコンパクトハッチバックは超人気といった状況が続いている。
 そんななかデビューしたブレイド。このクルマ、じつに絶妙な位置付けで、ボディサイズは3ナンバー、エンジンは2.4L、リヤサスはダブルウイッシュボーンというハイスペック。でも、バリバリのホットハッチではなく、上品でありながら速いという感じ。「プレミアムハッチバック」という味付けは、これまでの国産車になかったテイスト
 このブレイド、じつは国内専用モデルというのも絶妙。このクラス(2Lクラスのハッチバック)は、国産ではマツダアクセラスポーツくらいで、輸入車VW・ゴルフやプジョー・307など、ハッチバック天国のヨーロッパ勢に押され気味だった。そこにハイスペックなプレミアムカーが、トヨタブランドから登場したのだから、注目が集まるのもうなずける。
 デビュー時は、このマーケットに国内専用モデルとして2Lオーバーのクルマを投入することに疑問を感じ、思い切った挑戦をするなぁと思った。が、今になればこのブレイドが登場した意味がよくわかる。
 じつは今年の夏、このブレイドに3.5L V6搭載モデルを追加する予定。このエンジン、280馬力になるというウワサ。となると、より走りが楽しめるハズ。今の上品な乗り味が生かされるのも、ホットハッチ方向にチューンされるのもいい。いずれにしても楽しみなクルマが出てきそうだ。



特徴的なデザインで、質感も高いインパネ。コンソールボックスなどにはスエード調の素材が使われ、大人な雰囲気を演出する。





フロントシートはサイドサポートがしっかりしていて、スポーティなドライブも十分に楽しめる。後席の居住性も○。上級グレードGシートは、上質なアルカンターラ&レザー。





特徴的なデザインのルームライトは大型のLED照明。大人しくない大人にはピッタリ?





安全装備もバッチリ。全グレードにフロントサイド&カーテンシールドエアバックが標準装備される。







Text:編集部 Photo:トヨタ自動車


トヨタ プリウス  2007年05月23日(水)
世界初のハイブリッド乗用車
プリウスがもたらした自動車の未来


表紙のクルマ
TOYOTA PRIUS 平成15年式:G
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 早いもので、初代プリウスがデビューして今年で10年。この間のハイブリッドの進化は異様な速さで進んでいる。
「21世紀に間に合いました」のキャッチコピーで初代が登場したのは1997年。世界初の量産ハイブリッドカーとなったこのクルマは、大きな期待と驚き、そして賞賛のなか迎えられ、世界中から高い評価を受けた。
 続いて現行モデルがデビューしたのは2003年。バッテリーやモーターをはじめとするハイブリッドシステムを大幅に改良した2代目は、より「普通」のクルマに近づきつつ、燃費性能がグッと向上。昨年、初代からの累計生産台数(全世界)がついに50万台を突破した。
 じつはハイブリッドシステム(プリウス)がデビューしたとき、未来のクルマと言われる電気自動車や燃料電池車が実用化するまでの「つなぎ」の技術と思われていた。しかし、この10年で様相は変わっている。
 大きく変わったのは、ヨーロッパメーカーがハイブリッド開発に乗り出したことだ。ハイスピードで長距離を移動するヨーロッパでは、燃費がよくトルク性能に優れたディーゼルエンジンが主流だ。しかし、ここに来てダイムラー・クライスラーBMWフォルクスワーゲンアウディポルシェプジョーシトロエンと、各メーカーが手を組み、急ピッチで開発を進めている。
 また、アメリカではフォードトヨタのハイブリッドシステムを借りて実際に販売をしている。
 このような世界的な動きは、プリウスの功績とシステムの進化が大きく影響している。30年後、50年後に自動車史を振り返ったときに、改めてプリウスの存在意義が語られる日が来るだろう。



プリウスというクルマのイメージを表すように、インパネも近未来的なデザイン。





ダイムラー・クライスラーグループとBMWという世界トップのメーカーが手を組みハイブリッド開発に乗り出した。





メルセデス・ベンツは、すでに各地のモーターショーでハイブリッドカーのコンセプトモデルを発表。着実に開発が進んでいる。





プジョーシトロエンは、得意の小排気量ディーゼルとハイブリッドを組み合わせるコンセプトカーを発表している。



Text:編集部 Photo:トヨタ自動車


トヨタ ヴォクシー  2007年05月02日(水)
振り返ってみると不思議な足跡を残した
ロングヒットモデルのヴォクシー


表紙のクルマ
TOYOTA VOXY
平成16年式:Z
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 早いもので、ヴォクシーは今年でデビューから6年目となり、すでにモデル末期にさしかかっている。にもかかわらず、新車販売は好調で、毎月、新車販売台数ランキングのトップ20に名を連ねている。
 このヴォクシーは、非常に不思議なクルマだ。通常、デビュー時は基本グレード2〜3つでスタートし、その後装備を充実させた新グレードを追加してラインアップを充実させる。そして、大きなMCでグレード体系を人気グレードに絞り、モデル末期に向かって特別仕様車を次々にリリースして販売台数を伸ばす……というのが一般的。
 だが、ヴォクシーの場合は、デビュー時ですでに基本グレード3つにパッケージグレードを加えた7グレードでスタート。が、その後の大きな変更で、5つにまでラインアップを絞った。ちなみに、このうちのひとつは5人乗り仕様のトランスXなので、実質4グレード構成だ。また、特別仕様車のリリースは、人気モデルのわりに少なめだ。
 こんな通例から外れたシリーズを送ってきたにもかかわらず、デビューからの販売台数を見てみると、少ないときで約4600台、多いときでは6000台以上(いずれも月平均)もの数字を残してきた。じつは、デビュー時の月販目標台数は4500台、ビッグMCをした平成16年では同5500台と上方修正。これは異例なことで、ライバルの超人気車ステップワゴンでさえ、先代モデルでは下方修正していたほどだ。ホントに不思議なクルマだ。
 じつは今年、新型ヴォクシーがデビューするというウワサがある。新型がどんなクルマなのか、また超ヒット車になるのか……と、早くも期待が膨らんでしまう。



平成16年8月のビッグMCで追加された5人乗り仕様の「トランスX」。3列目をなくし、ユーティリティを追求したモデルだが、こんなグレードを作ってしまうのも不思議だ。





シリーズの途中でデザインの変更があったものの、基本的なレイアウトやシートアレンジはデビュー時のままの室内。これほど手を加えられない例も少なく、デビュー時の完成度の高さが人気の秘密なのだろうか。





Text:編集部 Photo:トヨタ自動車



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