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日産 エルグランド  2008年01月30日(水)
アオられるから譲るんじゃない
私がエルグランドに車線を譲る本当の理由


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NISSAN ELGRAND
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 高速道路で、オラオラと前車をアオりつつブッ飛ばす車種は、時代の流れとともに変遷する。メルセデスは不動の4番だが、現在の3番打者は、エルグランドアルファードといった、国産フルサイズミニバンだ。イバリの効くいかつい顔に、四角くてデカいボディ。エンジンパワーはともかくとしても、威嚇力はメルセデスSクラス以上。あの顔でグイグイ背後に迫られたら、とりあえず道を譲っておこうという気にもなる。

 かつては、速いことがそのクルマの地位を決めていたが、現在は、デカいことでステイタスが決まる。デカければイバリが効くし、室内は広いから乗員のウケもいい。つまりフルサイズミニバンは、外弁慶と内弁慶を兼ね備えた存在なわけで、こういうクルマのオーナーは、性格的にもイケイケが多数派だ。着座位置が高いから見通しがよく、つい飛ばしたくもなる。自然、デカい図体でオラオラ運転が増えるという構図だが、私はエルグランドだったら、つい素直に道を譲ってあげたくなる。

 エルグランドは、このテの国産オラオラミニバンのパイオニアだからだ。なんであってもパイオニアには、私は敬意を表したいのだ。デザインもシンプルなハコ型で、なかなか美しい。つまり私はエルグランド番長に、そこはかとない好意を抱いているのである。

 今回のマイナーチェンジで、ハイウェイスター系のみ、フロントグリルの2分割が復活した。あの美しいハコには、グリル2分割が欠かせない要素だったから、それも私にとって、ちょっぴりうれしいニュースなのである。



 
自車を上空から見ているような映像をナビ画面に表示する「アラウンドビューモニター」は、市販車として世界初。
 
すべての乗員が満足できる肉厚なシートを採用。撮影車両は特別仕様の「レッドレザープレミアムセレクション」


●プロフィール
昨年10月にマイチェンとなったLサイズミニバン。フロントグリルのデザイン変更を受けるとともに、ナビをHDD式にアップグレード。3,150,000円〜







Text:清水草一 Photo:K-Kump


日産 スカイラインクーペ  2008年01月16日(水)
“おまんじゅうCAR”への挑戦状?
ハリウッド女優の「手足」にも似て


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NISSAN SKYLINE COUPE
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 現在続編が大ヒット中の映画『ALWAYS 三丁目の夕日』。悪くない作品だと思うが、昭和37年生まれの私には、どうしようもない違和感が残った。

 ヒロインを演じる小雪の手足が、あまりにも長いのである。ついでに言えば堤真一の手足も長すぎるし、東北から集団就職で出てきたばっかりのはずの堀北真希もかわいすぎるが、とにかく小雪の手足の長さは、昭和33年という設定に対して、絶望的にリアリティが欠如していた。昭和30年代、あんなスタイルの日本人女性がいたら宇宙人だ。どんなに背景のCGをリアルに作っても、登場人物の体型が狂いすぎている。猛省を促したい。

 話変わって「クーペ」である。クーペというのは、クルマのヒロインである。これは、文句なく手足が長いほうがいい。足が長すぎて通勤電車の中で邪魔になるくらい、長いほうがいい。

 が、そんな手足の長いクーペという車種が、国産車では絶滅寸前になっている。手足の長いのはムダだし邪魔なだけ、という理由で、おまんじゅうのような体型のクルマばかりが増殖している。人間のヒロインの手足は長くなる一方なのに、クルマのヒロインは絶滅寸前で、おまんじゅうが大繁栄。クルマファンとして、許しがたい現実だ。

 そんな中、このスカイラインクーペは、文句なく手足の長いヒロインだ。実に優美なプロポーションじゃないか。おまんじゅうカーしか見たことのない世代にとっては、ムダに長い手足に見えるかもしれないが、おまんじゅうにヒロインを演じることはできないのだ。


 
ボリューム感のあるリアフェンダーが、「高性能FR!」であることを主張。シャープな「サイドシルスポイラー」も印象的だ。
 
内装の質感もかなりの水準に達している。トランスミッションは5速ATのほか、Type SPとType Sでは6速MTも選択可能。

●プロフィール
'07年10月登場の高性能クーペ。 「VVEL」という、吸気に関する先端技術を実用化したモデルとしても知られる。 搭載エンジンは最高出力333psを発生する3.7リッターV6。3,696,000円〜。





Text:清水草一 Photo:K-Kump/日産自動車


日産 フーガ  2008年01月09日(水)
大人の男はトータルコーディネートと
余裕を持たなくてはダメなのです


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NISSAN FUGA 平成16年式:350GT
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 目を閉じてください。そしてフーガに乗っている自分を想像してください。どうですか、似合ってますか? もしそうなら、アナタは大人の男の仲間入り。こんなにキャラの強いクルマに似合う人、そうそういませんからね。

 さて、そのフーガは何色でしょうか? シルバー? ブラック? イメージカラーのブロンズでしょうか? デビュー時のフーガのボディカラーは全部で7色。人気の定番カラーはしっかり押さえ、でもちょっと違う定番カラーを用意しているあたりが大人のクルマ、フーガらしい。

 そんなフーガに乗るアナタ、パリッとステキなスーツでも着込んでますか? イタリア製のブランドスーツで着飾ってたりしたら、憧れのチョイ悪オヤヂに一歩近づいたってものです。

 でも、ちょっと待った。シャツやネクタイ、靴もしっかりセレクトしてますか? カッコイイ大人の男はトータルコーディネートを忘れないものですよ。

 そうそう、フーガはインテリアカラーも豊富。シートカラーとフィニッシャーパネルの組み合わせでガラッと雰囲気が変わってきますから、その点にも注意してフーガとアナタのコーディネートを楽しんでくださいね。

 2台と同じものがない中古車選びは一期一会と言われます。ひと目惚れして電撃結婚……も悪くないですが、それでは大人の余裕が感じられません。フーガ選びは運命の人を探すように、じっくりと時間をかけてお好みの1台を探してください。その間に自分磨きも忘れずに。


   
インテリアパネルのフィニッシャーは、「木目調」「メタル調」「ピアノ調」の3タイプ。ラグジュアリーなら木目調、スポーティならメタル調、シックにまとめるならピアノ調ってとこですね。

   
シート&インテリアカラーは「フォーブ」「シルキーエクリュ」「ブラック」の3色。写真を見てもおわかりのとおり、イメージが全然変わってくるでしょう。ここにこだわるのが大人なのです。

Text:編集部 Photo:日産自動車


日産 エクストレイル  2007年12月12日(水)
走破性にどれほど意義を見いだせるか?価値観が大きく変わるクルマ

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NISSAN X-TRAIL 平成15年式:X
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 ゆっくりと、ごく微速で大きなマウンドを乗り越えてみる。撮影するカメラマンが「そこで一度止まって、ハイ、ゆっ〜くりアクセル踏んで」と指示されて、フロアも擦ることなく、スムーズにひとつのギャップを乗り越えられた。

 こんな運転はヨンクオーナーでも、趣味でオフロードを走る人くらいで、通常はあり得ないだろう。それでも、エクストレイルは、オフロード初心者にも楽々とワイルドパフォーマンスを披露させてくれる。

 ふだんはこんな秘めた力を持っているとは意識させないのだが、いざというとき頼りになる走破性を見せてくれるとわかっているだけで、ヨンクに乗る意義と優越感を感じることができる。

「まぁ、意図的にラフロードに入らないかぎり(そんな優秀な4WDシステムも)使うことはないけれどね」と言ったら、一斉に反論を食らってしまった。

「雪国ではコンビニの入口でもスタックすることがある」とか「雨混じりの凍結路でスタッドレスタイヤだけに頼る走りは不安だ」といった類の数多くのエピソードを並べられて、日ごろ雪道を走ることがない者としては反論のしようもない。

「これからのシーズン、これだけ優秀なSUVが旧型となって中古車市場に出てくるのだから、きっと人気になるよ」。そんな話題に転化してその場を収めたが、なるほど、シーズンと連動する人気車として、春先のマツダロードスター、冬本番を迎える前の日産エクストレイル、こんな図式を確立しそうな予感。

 中古で買いやすい、魅力的な車種がまた1台増えたようだ。


駆動力を電子制御するオールモード4×4はエクストレイル(4WDモデル)の場合、FF、オート4駆、直結4輪駆動の切り替えとなる。
R32スカイラインGT-Rからの熟成された4WDシステムは悪路走破性にも抜群の機動力。
はっきり言って内装は豪華とは言いがたいが、使い勝手のよさはどんなクルマにも負けないほど。ラフに使える感覚がグッド。

Text:編集部 Photo:日産自動車


日産 セレナ  2007年11月21日(水)
直感的に「これいいんじゃない」が3つ
セレナ・人気の秘密に迫れるか


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NISSAN SERENA  平成19年式:ハイウェイスター
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 人気が衰えない車種……日産自動車としては、久しぶりのビッグなヒット車種なのではないだろうか。そんなセレナのハイウェイスターに乗り込み、撮影に出発。編集者、ライター、カメラマンがそれぞれのポジションへ納まる。

 乗り込むなり助手席に座ったライターがインパネ下のトレーへポンと携帯電話を置いた。まるで自分のクルマのような自然な動作だったことに苦笑してしまう。ポケットから取り出された携帯電話がスムーズにそこへ移されたのを見て、きっとセレナユーザーも同じく「これは便利」と活用する姿を想像してしまう。

 運転席に座った編集者の自分は、何よりもサイドのウインドウが広くて、視界の広さを感じつつ走らせた。小振りのシフトレバーも女性が扱いやすいであろうサイズだな、などと考えながら、これまた自分で所有しているクルマのごとく、肩ひじ張らない運転ができた。

手を伸ばしやすいインストセンタートレイの利便性は非常に高い。

 リヤ席でガサゴソといじくり倒すカメラマン。何をしているのかと思いきや、スライドするセンターコンソールにいたくお気に入り。「室内の広さをさらにうまく活用しているよね」と感想をつぶやく。

 というわけで、スタッフ3人が乗り込んで間もない状況を実況中継してみた。クルマの評価といえば、まずは動力性能から始まるのがつねだが、走り出した直後に大人3名が直感的に「これは便利でなかなかのものである」と思わせる装備の数々に、人気の高さも当然と感じたのだ。

 その後3人のスタッフはセレナに乗って3時間、さらに魅入られた、ということもつけ加えておこう。




上下に広いサイドウインドウは見晴らし良好。キャビンも後ろの席ほど着座位置が高くなるのも高ポイント。
カップホルダー2個を有するテーブルタイプのコンソールであり、展開することでセンターシートにもなる。フロントからリヤまでのシート間を移動。
オートのバックドアはメーカーオプション。これもかなり便利。

TEXT:編集部 PHOTO:小竹充・日産自動車


日産 スカイライン  2007年11月14日(水)
新型V36の話題性が拍車をかける
スカイライン伝説に終わりはない


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NISSAN SKYLINE 平成19年式:スカイライン350GT Type S
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 あまりにも有名なキャッチコピーを数多く持つスカイライン。プリンス自動車時代に初代が登場して50年、今振り返ってみても記憶に残る名コピーは多い。コピーが印象に残るということは、それだけ広告に力をそそいだ証であり、逆の見方をすれば時代に敏感だったのがスカイラインだとも言えるだろう。

 とにかく、日産の看板をしょっているクルマだ。売れなきゃ困るのだ。しかし、それだけに設計コンセプトが時代に応じて大きく振れることもあった。スカイラインと言えば高性能の代名詞であるはずなのに、過去にはラグジュアリー性を求めすぎたモデルもあったりして、方向性を見失った時期もあったような……。

 しかし、R32でGTーRが復活してから、スカイラインはかつての輝きを取り戻す。それは大変身を遂げた先代V35でも変わらないと言えるだろう。甦ったコンセプトとは、スポーツ性の追求だ。

 たしかに先代からGTーRはなくなったが、プレミアムスポーツセダンとして、画期的な設計が施され、現行V36で見事に昇華している。いささか年齢層は高くなったとはいえ現行スカイラインの魅力とは?とたずねられると、オーナーの多くが「エンジンのパワーフィール、走りのよさ」と答えるのだそうだ。

 今年はスカイラインの冠はつかないがGTーRも復活する。これからのスカイラインも目が離せない。


スパルタンなイメージは薄れたが、オールドファンのみならず、走りのスカイライン復活に拍手を送る人は多いだろう。
3.5Lの大排気量と思えないほど気持ちよく高回転まで吹き上がるV6エンジン。街なかでも扱いやすい。
プレミアムセダンとして申し分ない資質ながら、シートに座るとコクピット然とした雰囲気に包まれる。

Text:編集部 Photo:日産自動車


日産 ティーダ  2007年10月24日(水)
わかってる人は気づいてる
見た目だけじゃないホントのよさ


表紙のクルマ
NISSAN TIIDA  平成18年式:15M
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 昔の、たとえば中学時代の同級生のなかで「今思えばけっこうイイ女だったな」っていう女性、だれでもひとりぐらい思い当たるんじゃないでしょうか。当時はまだみんな幼かったもんだから、明るく元気でかわいくてちょっと天然入った娘ばかりが人気。で、おとなしめだけど気が利いて、品があって声がきれいで、意外と足が速くて、たまに毒舌で……そんな彼女はあんまりモテなかったりして。
 でもそういう女の子の魅力に気づく男はちゃんといるもの。同窓会で再会してみると、別のクラスメイトと結婚してたりするんですよね。そういえば、お隣のガレージにスッと納まっていたりしませんか、日産ティーダ
 サイズも小さめ、見た目もカジュアルなハッチバックゆえ、つい「若者や主婦向けのクルマだろう」と見なしてしまいがちだけど、お隣さんはバッチリ気づいたのでしょう。中学生にはわからない彼女の魅力。ちなみに同じタイプと思われがちなマツダベリーサ、あちらは昔から色っぽい美人で先輩と付き合っていたりしてたクチね。
「インテリアの質感の高さ」「後席のゆとり」「荷室の広さと使い勝手のよさ」、ティーダの魅力として語られるものはどれもこれも、じっさいに乗ってこそ体感できること。居心地のよさが身上のティーダ、機会があったらぜひ乗ってみてください。「こんなにイイ女だったのか」って同窓会で歯噛みしないですむように……。後悔先に立たずですよ。










●ルックスだけじゃなくって、ホントにイイ女は内面もちゃんとしてる。ティーダもゆったりした室内空間や落ち着けるインテリアでおもてなし。





Text:吉田環 Photo:日産自動車


日産 キューブ  2007年10月03日(水)
ワクワク・ドキドキの楽しい思いが広がる
アレンジ多彩なキューブのインテリア


表紙のクルマ
NISSAN CUBE  平成16年式:SX
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 洗車もした、掃除機もかけた、そしてベンチシートだ。「助手席の彼女と運転席のボクとがひとつながり」のベンチシート。ドキドキするなぁ、明日のデート(筆者注:つながっているのはあくまでもシートです)。
 でも待った、助手席と運転席の間の背もたれは、前へ倒すとアームレストになる。もちろんアームレストは共有で……ってことは、もしかしたらヒジとヒジが触れちゃったりして(注:彼女がヒジを置くかはわかりません)。どうしよっかなぁ。上げればベンチ、露骨すぎ? 下げればアームレスト、ねらいすぎ? 上げて下ろして上げて下ろして……明日までに決めなきゃ〜!
 さらなる問題は運転席と助手席の間のスリットだよ。やっぱりジャケットのカッコイイCDでもはさんでおくべき? それとも彼女が乗ってきてから、どのCDがいい?って選んでもらって、そのあとさりげなくスリットにはさむほうがスマートかな。「へぇ、こんなふうにできるんだぁ、いいね」って感心されちゃったりして(注:ほめられているのはキューブです)。
 それで「収納いっぱいあるね」とか彼女が言って、「開けてみていいよ」って答えて、彼女があちこち開けて、最後にセンターコンソールを開けるとなかから花束! で、彼女が驚いてボクの顔を見て、ボクが微笑んで、彼女は感激して……(注:さすがに花束は入りません)。
 こんなにいろいろ収納があると、どう演出するか迷うなぁ。でもそれも楽しい。これぞデートの醍醐味、これぞキューブの醍醐味。
 あ〜あ、最大の問題はどうしたらいっしょにドライブに行ってくれる彼女ができるのかってことだ(注:どうやら「明日のデート」は妄想のようです)。











●「マイルーム」と言えるほど落ち着く室内。ソファ感覚のシートやオシャレなデザインのインパネなどなど、「自分の部屋」がもうひとつ増えたようなくつろぎ空間がキューブの特徴。





話題のベンチシート。左右独立スライド&リクライニングなので、彼女がずらしてしまえばフラットではなくなるが。






映画のチケットやラブレターをはさんでも。







花束は無理でもティッシュボックスは収まる容量。





前席の収納は多彩で使いやすい。







Text:吉田環 Photo:日産自動車


日産 セレナ  2007年08月29日(水)
定番人気車の正常進化
3代目セレナがオイシイ理由


表紙のクルマ
NISSAN SERENA  平成19年式:ハイウェイスター
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 個人情報の流出問題がかまびすしい昨今であるけれど、ここでちょびっと個人データを開示してしまおう。本誌によく登場するライター・コウサカ氏の身長は170cmで、中肉中背の標準的な日本男児の体型である。
 その彼の横に並ぶ定番人気のミニバン「3代目セレナ・ハイウェイスター」の3サイズは、全長4725mm×全幅1725mm×全高1840mmだ。ハイウェイスターの全幅こそ3ナンバーサイズになってしまうが、セレナのほかのグレードは全幅1.8m未満の5ナンバー車である。
 しかし、右の写真を見て「セレナって意外と大きい」という印象を受けませんか? じつは、セレナは3代目に進化するとき、2Lクラスのミニバンとして最大級のボディサイズに成長している。
 一方、同時期に3代目へフルチェンジしたライバルのホンダステップワゴンは、車内空間を確保したままボディサイズはダウンサイジングした。両者の対照的な進化の手法は、どちらがミニバンとして正常進化であるかという点で当時話題になった。その結論はいかに?
 3代目セレナの特長であるめいっぱい押し広げた四角いボディは、車内にゆとりを生んだだけでなく、これまたクラス有数の後方視界のよさがある。ボディが大きくても、視界がよければドライバーにプレッシャーはかからない。デイリーユースで女性が乗ることも多いミニバンでは、取り回しのよさは魅力的だ。
 今年、上半期の新車販売台数でセレナはミニバン部門のトップに立った。2年落ちの中古車も大きな値崩れはない。この人気ぶりは、セレナが正常進化を果たした証拠と言っても過言ではないだろう。



ナビやエアコンの操作部を中央にまとめて視認性・操作性は高い。小物入れも充実しており、手回り品が多いファミリーユースに最適。





除菌効果と脱臭効果もあるプラズマクラスターイオン・エアコン。純正オプションで用意。





シートアレンジも豊富で乗降性も良好。車内空間のスペースアップ効果のひとつ。








PHOTO:小竹充 TEXT:編集部


日産 エクストレイル  2007年08月08日(水)
やっぱりタフ。走りもいい
新型にも期待できちゃったりして


表紙のクルマ
NISSAN X-TRAIL  平成18年式:Stt
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 タフで、グッドルッキンで、細かい気配りもできる男性がいたら、ものすごく女性にモテそうな気がする。おまけに、日に焼けた肌がなめした革のようにきれいで、過剰じゃない筋肉で引き締まった身体。そして、ちょっと近寄りがたいような寡黙な表情が、ふとくずれたときの笑顔が意外にかわいかったりしたら、「彼、ちょっとキュートよね」というふうに、アメリカのドラマなら、必ずなる。
 男性から見て、そんなやつがまわりにいたら「やつはじつはDV野郎に違いない」とか、「金と女にだらしないヒモ野郎だ」とか、やっかみでそう思ったりするけど、実際話してみたらメチャクチャいいやつで、なんかいっつもつるんで遊ぶようになっちゃったりして……。
 人にたとえたら、こういうタフなナイスガイというイメージがピッタリであろうエクストレイル。ちょっとほめ過ぎな感もあるけど、「アウトドアでガンガン使える」というコンセプトにウソはない。
 はっ水&耐久性の高いシートは、海からあがってそのまま乗り込んでも問題ないし、ウォッシャブルラゲッジボードは、キャンプで泥が付いたチェア類もそのまま放り込める。4人で日帰りスノボに行ったはいいが、「オレどこで着替えんのよ」ってことにならないためのポップアップステアリングなど、本気で使える装備が至るところに施される。
 おまけに走行性能もいい。ターボ搭載のグレード「GT」は、なんと280馬力。そのほかの2LNAモデルも150馬力と必要十分。遊び場までの高速道路も快適だ。
 やっぱりホメ過ぎだから「子供っぽい」とけなそうと思ったら、8月に出るらしい新型は、スクエアな大人っぽいフォルムで、これまたかっこいいのでした。



ここまで思いきった機能はなかなかない。市販車唯一の装備「ポップアップステアリング」。





はっ水機能はシートだけでなく、天井、フロア、ラゲッジボードまでおよぶ。





シートバックポケットは3分割式。なんでもつっこんでふくらんでしまうのを防いでくれる。またネット式なので中身も一目瞭然。




Text:編集部 Photo:日産自動車



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