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スズキ ワゴンR  2007年09月12日(水)
日本の国民車ってじつは……
一番売れているクルマ・ワゴンR


表紙のクルマ
SUZUKI WAGON R  平成19年式:FC
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 長く軽自動車のトップブランドとしてあり続けるワゴンR。普通乗用車の王者はカローラだが、実質の販売台数ならワゴンR。普通乗用車、軽自動車などの垣根を取り払って「クルマ」とくくれば、文句なしに日本の国民車的存在はこのクルマだ。
 じつは東京でこの原稿を書いていると、その事実を感じづらい。何しろ軽自動車の保有率は東京都が最下位なのだ。それでも、月販平均1万9000台を売るとなれば、あらためてすごいクルマだと感じる。
 では、東京の感覚から離れ外国に想いを巡らせてみると、どんな国に行っても数多く走っていて目立つクルマを見れば、その国の生活水準やライフスタイルが見えてくる。つまり日本人のクルマに対する考え方や嗜好を具現化したのが軽自動車でありワゴンRということになるのか。
 工業製品はネジ1本であっても、どうゆう使われ方をするかによって、そのモノ自体の価値観が変化する。さらに、より多くの人に使われることで、さまざまな価値観が生まれ、その製品の魅力が増していく(ときにはキズついたりもするが)。
 ワゴンRは日本一多様な価値観を求められるクルマとも言えるわけだが、そこは長年、軽自動車トップのブランド。特別仕様車や新グレードの追加をひんぱんに行いユーザーニーズにこたえている。
 もちろん、ベースとなる設計や造りのよさが支持されている理由でもある。軽自動車の規制の枠内で熟成され、完成の域にあるワゴンR。多様な価値観にさらされて、これからも真価を続けなければならない宿命のクルマなのだ。


   FA                 FC                FX







スポーティグレードのRRには直噴ターボエンジンを搭載。先ごろ追加されたスティングレーがマイルドターボやNAエンジンを搭載することから、RRは1グレードのみとなった。




写真はCNG(天然ガス)車。このほかにも福祉車両シリーズや特別仕様車などさまざまなラインアップをそろえる。








Text:編集部 Photo:スズキ


スズキ アルトラパン  2007年09月05日(水)
中古車となっても魅力を失わない
ロングセラーモデル・真の実力


表紙のクルマ
SUZUKI ALTO LAPIN  平成19年式:X
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 写真は現行販売中のアルトラパン。5月にマイナーチェンジをしてフロントグリルのデザインを変更。昨年のマイナーチェンジもフロントグリル、前後バンパーのデザイン変更を行っている。その前、平成16年のマイナーはスポーティなSSを除く全グレードのフロントベンチシート採用がトピックだった。
 つまり、平成14年のデビュー以来、大きな変更は受けていない、とも言える。アルトがフルモデルチェンジした後も、ベースは先代のまま。新車販売も好調だ。なかなかに健闘しているロングセラーモデルではないか。
 そして、大きく変化をしないクルマは中古車市場でも人気となる。理由は単純。ニューモデルが出てこないことで明確な比較対象が存在しないため、デザインや装備に古さを感じさせないからだ。もちろん新車が好調な売れ行きを続ける人気モデルでなければ通用しない図式だが。
 自らの感性やセンスを生かし、モノ選びに自分なりのしっかりとした基準があり、新しい感覚を持った人たち向けて「今、身のまわりに置いておきたいもの」という発想のもと、何よりもデザインありきで開発されたというアルトラパン。「センスのいい雑貨」を選ぶような感覚で支持され続けている。
 普通なら「センスのいい雑貨」も何年か使えば、古くさく感じ飽きもくるのだが、使い心地がよければ長く使い続けられ、何も変わらなくても定番品へと進化する。アルトラパンは「個性的な箱形デザイン」から「だれもが認める定番デザイン」へと進化したのだろうか。「ラパン」はフランス語でウサギの意。ウサギを愛らしく感じる感覚は永遠だ。



心地よい空間もアルトラパンの魅力。素材や色、細部の作りにこだわりを感じる。もちろん、収納や居住性に妥協はない。





写真は黒ウッドと本革のコンビステアリングや黒ウッド調のインパネを装備したMODE(モード)。ターボエンジンを搭載するが、スポーティというよりシックなイメージ。





毎年のようにマイナーチェンジをするがスクエアフォルムに大きな変化はない。ひとつのデザインを大切にする、そこがまた魅力の一端。








Text:編集部 Photo:スズキ


スズキ スイフトスポーツ  2007年02月21日(水)
見た目も走りもヨーロッパ風
ラブリー「スイスポ」


表紙のクルマ
SUZUKI SWIFT SPORT
平成17年式:スイフトスポーツ              ・総合ページ  ・中古車を探す 


 スイスポが好きなのです。街で見かけたとき、思わず振り返ってしまう数少ない国産車の1台です。数カ月前、引っ越しをしようといろいろ物件を見て回ったとき、駐車場にスイスポがいるからって理由で決めそうになったくらい、スイスポが気になってます(交通の便が悪くてその物件はあきらめたのですが……)。なぜ?って、カッコイイでしょ、スイスポ。
 日本のコンパクトカー(ハッチバック)って、できるだけ室内を広く、荷物もしっかり積めて、人もちゃんと乗れて……そう、スゴク欲張りなクルマなのです。だから、ま〜るくてボテッとしたスタイリングになってしまいがち。
 でも、スイスポは違うのです。居住性や実用性は、もしかしたら最新の軽自動車のほうが上な部分があるかもしれませんが、そんなことよりボリューム感があって、ラインがキレイで、適度にスポーティなところがカッコイイじゃないですか。まるでヨーロッパ、とくにイタリアかフランスのクルマみたい。
 もちろん、走りも楽しいのです。スイスポはギュンギュン走って、グイグイ曲がります。小さくて軽いってことのすばらしさを再認識させてくれるクルマなのです。まさしくホットハッチの王道。こんなクルマ、最近の国産車にはなかったですよ。
 このところ、便利なクルマの代名詞のミニバンが全盛期で、運転して楽しいクルマが好きな人が少なくなっている感じがします。が、一度スイスポをじっくり見て乗ってください。その魅力がわかるはずです。
 あっ、ちなみにスイスポはスイフトスポーツの略です。


●シンプルで上品なデザインのインパネもスイフトスポーツの魅力のひとつ。さりげないスポーティ感の演出が粋。写真は特別限定車「LIMITED(リミテッド)」。




●ちょっと派手なシートデザインがやる気にさせてくれます。




純正タイヤ195/50R16。乗り心地も◎。写真は特別限定車「LIMITED(リミテッド)」。





Text:編集部 Photo:スズキ


スズキ ワゴンR  2006年11月08日(水)
強力なライバルたちの追従を許さず
軽自動車の頂点に君臨する王者


表紙のクルマ
SUZUKI WAGON R
平成17年式:RR-DI                  ・総合ページ  ・中古車を探す 


 今年は軽自動車のあたり年。10月中旬現在でなんと9車種もの新型車が発売。年内までにデビューを控えているモデルもまだあるというから、その数は二桁に達する……なんとも恐ろしい数字だ。ひとつのカテゴリーで1年間にこれだけの数の新型車がデビューするのは、いまだかつて記憶にない。
 なかでも注目なのは三菱・i、ホンダゼストダイハツムーヴムーヴは発売直後なのでデータはないが、iやゼストは好調なセールスを記録している。これらのモデルは、軽自動車だからといってけっして安いわけではない。それでもしっかり販売台数を伸ばしているのは、軽自動車が注目されている証拠だ。
 そんな軽自動車市場でトップに君臨し続けているのは、言わずとしれたスズキワゴンR。平成5年にデビューした初代が爆発的なヒットを記録。現在の軽自動車の主流となる、トールボディのマルチワゴンのスタイリングを確立したのもこの初代で、以来そのコンセプトをキープしながら、現行の3代目に進化している。
 ライバル各車がワゴンRに追いつき追い越せと、同コンセプトのクルマをリリースしながらもワゴンRを超えられないのはなぜか。それは「ワゴンR」という10年以上も続くブランド力、考えつくされたユーティリティの高さ、スポーティなRRを用意するというユーザーニーズへの対応……と、考え出せばキリがない。
 ワゴンR最大のライバル、ムーヴが先ごろ新型に移行して大きな進化を遂げた。おそらく新型ムーヴも大ヒットとなるだろう。となると、次期ワゴンRの進化も期待してしまう。



現行ワゴンRのなかで、中古車でもいちばん人気なのがワイルドなスタイリングのRR。ブラックとシルバーでスポーティなインテリアを演出する。




スポーティとはいえ、ワゴンRが本来持つ居住性やユーティリティの高さは、ベーシックなワゴンR同様。使いやすいパッケージがワゴンRの真骨頂。




RRは2分割されたヘッドライトが印象的。ディスチャージヘッドライトなど、人気装備も用意している。





スタイリッシュで人気のドアミラーのターンランプも装備する。





Text:編集部 Photo:スズキ自動車



 
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