快晴の木曜日。
=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=
11月15日、土曜日。
二度上峠を越えて、僕は、北軽井沢の浅間牧場へとやって来た。
時刻は10時半頃。
幾分肌寒さを感じる浅間牧場の駐車場に、
オートバイは、僕だけだ。
浅間牧場は、標高およそ1200m。
浅間山東麓の高原に広がる県営の放牧場だ。
懐メロの「丘を越えて」のモデルとしても有名な由緒ある高原の地だ。
そして、日本の
オートバイの歴史においても、浅間牧場は忘れることはできない。
1955年から1959年に開催された「浅間火山レース」の舞台が、
ここ浅間牧場とその周辺だ。
オートバイにかけた先人たちの熱い情熱を、一人のライダーとして、
僕は受け継ぐことができているのだろうか。
丘を歩いて上り、僕は見晴台へとやって来た。
僕は、この地を訪ねることを、たいへん楽しみにしている。
見晴台から眺める浅間山の秀麗な姿、そして浅間山麓の高原の広がりが、
たいへんに素晴らしい。
その景観は、季節を問わず、僕を楽しませてくれる。
春の風の薫り、夏の爽快感、秋の色彩。
長雨の季節の霞む景観には情感が溢れている。
秋の最盛期には、紅葉が絨毯のように高原をおおう風景が美しい。
今は秋が過ぎ行く頃。
そして、彼方の風景が曖昧ににじんでしまう曇り空。
それでも、この地の風景は、僕をほっとさせてくれる。
浅間高原の風景を楽しんだ僕は、丘を下った。
オートバイは、僕だけだ。
牧場茶屋で、特性バニラのソフトクリームを味わう。
高原の穏やかな風はすでに冷たいが、高原で味わう冷たいソフトクリームは格別だ。
(ここで今ココをアップ)
時刻は11時を過ぎている。
Fをとめたところへ戻ってみれば、友の
オートバイがそこに。
友と語らう穏やかな時間が過ぎていく。
過ぎ行く秋の高原で、風が微かに薫ったように、僕は感じた。
>>>>次回、最終回「碓氷峠編」に続く
------------------------------------------------------------
★:えせ
エッセイのときは、タイトルに★印がついています。
二週間くらい早ければ、紅葉の絨毯のような景観だったと思います。
このパノラマは、いつ訪ねても、感激してしまいます。
今年は、夏、とうもろこしを食べていないので、
来年は夏にも訪ねたいと思っています。
>>やまださん
どこでもいいのですが、
なんとなく、いつもココにとめてしまいます。
オンシーズンに、駐車場整理の方に、「ココにとめて」と言われるからかもしれません。