温暖化とガソリン価格をキーワードに、連想ゲーム(死語)的にいろいろ書いてみます。
ガソリン価格の高騰には辟易としています。
でも、本気で二酸化炭素排出量を減らしたいなら、ガソリン価格をもっと上げればいいとも思います。
適当な税金でも作って、ガソリンも軽油もぐっと値上げすれば、消費量もぐっと減って、無駄遣いも減って、二酸化炭素排出量の減少に大きな効果があると思います。
その代わり、これをやったらものすごい物価高騰になります。
経済は縮小すると思います。
我々の生活は苦しくなり、バイクに乗るどころではなくなると思います。
それを望んでいる訳ではないのですが、今の政策はなんとなく中庸で、戦略に欠けている気がするのです。
これも、各種「族議員」さん達の大きな影響なのでしょうか。
我々ライダーも化石燃料を消費(浪費?)している以上、温暖化に無関心ではいられません。
全国に
原付を含めて1300万台程度の二輪車があるようです。
ライダーみんながガソリンを節約すればどれくらいの使用量削減になるでしょうか。
1台あたりの平均燃費を20km/l、年間走行距離を4000kmと仮定(根拠レス)します。
すると、1台あたり200L×1300万台=2600万リットルのガソリンを消費しています。
これを1台あたり10%の削減をすると、260万リットル。
大きいような小さいような、微妙な数字です。
ガソリン1L消費で2.31kgの二酸化炭素が排出されると言われていますので、約6000tの二酸化炭素が削減できます。
日本人一人当たりの年間排出量が2.4tという数字と無理矢理関連づけると、人口2500人分・・・
あまり大きな数字ではないようです。
一方、自動車だとどうなるでしょうか。
自動車は現在、7900万台が保有されているそうです。
二輪車の約6倍の台数です。
二輪車の場合は1300万台のうち850万台は
原付一種であり、平均排気量もかなり小さくなります。
自動車(四輪車)の場合、軽自動車が2500万台含まれていますが、トラックなどの大排気量車両もおおく、平均燃費は相当低いはずです。
平均走行距離も長くなる傾向でしょう。
そこで、平均燃費を8km/l、年間走行距離を6000kmと仮定します(これも根拠レス)。
1台あたりの燃料消費量は、750L×7900万台=592億リットルの燃料を消費していることになります。
これの10%は59億リットル、上記と同様に二酸化炭素排出量に換算すると、1363万t。
トヨタは年間で160万台の
新車を売りますから、これが10%ずつ燃費向上したら・・・
そういう意味では、買い替えキャンペーンも根拠がない訳ではないような気もします。
(買い替えなくても節約はできますが)
だからバイク乗りは環境を無視していいと言うことにはなりませんが、よりマス(台数)の大きな自動車について策をとるということが、手っ取り早く大きな効果に繋がるのは事実のようです。
最初の話題に戻りますが、ガソリン価格を倍にして、使用量が全体で10%減らせるとすれば、燃費を10%向上させるのと同じ効果があることになります。
二酸化炭素の排出量削減って、こういうことなんだと思います。
(どういうこと?)
技術力の向上で10%を目指すのはとてもお金もかかりますし時間もかかりますが、全体を10%小さくするのは、実は意外と簡単に実現できるのです。
ただし、弊害がものすごく出てくるので、これを実施するのには十分な「知恵」が必要になります。
今の政治には「知恵と戦略」が不足していると思うのは、ここです。
そもそも温暖化って二酸化炭素が悪者なのでしょうか。
これ、まだ結論出ていないはずなんです。
今から30年くらい前から、実は二酸化炭素の増加は予想されていました。
ただ、それがもたらす影響については学会も意見が分かれていました。
温室化効果によって温暖化するという説と、熱遮断効果によって寒冷化するという説がありました。
そのうち実際に地球環境の平均気温が上がりつつあるという「実態」が観測結果として出てきた時、「これはきっと二酸化炭素のせいに違いない」ということになっただけです。
近年になってスーパーコンピューターの発達により、地球環境がシミュレートされ、温暖化が「実証」されるようになってきてはいますが、このシミュレータというのは、「二酸化炭素で温度は上がる」ことを式として組み込むことで成り立っている場合もあるようです。
もう一つの根拠は、過去の地球環境のデータです。
地球は氷河期と温暖期を繰り返していますが、氷河期から温暖期になると二酸化炭素濃度が上昇していることが地質調査や北極の氷の調査などから明らかになってきています。
温暖化とともに二酸化炭素濃度は上昇=二酸化炭素濃度上昇すると温暖化する、というまるで理論的ではない説明で、二酸化炭素=温暖化の悪玉にしているのです。
結果と原因の区別もついていないという意味では、まるで科学的ではありません。
ちなみに、温暖期には二酸化炭素と同様に「メタン」も濃度upしていますが、これに関しては何も議論されていません。
学者さんでも、二酸化炭素濃度が高くなると温暖化することについて正確に説明のできる人はいないはずです。
一部には、「大気中の二酸化炭素が上空に厚い層を作って、熱を閉じ込める」という説明をする人がいますが、これは大嘘です。
学会も否定しています。「二酸化炭素の層」は存在しません。
温室効果ガスというのは別に二酸化炭素だけではないこともあまり知られていません。
温室効果の高い(赤外線を吸収しやすい)気体としては、水蒸気(H2O)が最も効果が高く、しかも量が多いです。その他にもフロン類なども温室効果ガスの一種になります。
しかし、大気中の水蒸気量は人間がコントロールしにくいこと、増やしている実感がないことなどであまり注視されていません。
化石燃料を大量に消費している罪悪感(?)から、二酸化炭素が標的・対象になりやすいだけのことのような気もします。
また、二酸化炭素っていうのは非常にポピュラーなので、誰にでもわかりやすいというのもその理由の一つでしょうか。
二酸化炭素が温暖化の原因であるかどうかは別として、限りある化石燃料(主に石油・天然ガス)をダラダラと消費し続けているのが得策だとは思えません。
どう考えても「限りある」資源なのです。
それも、そんなに大量に存在するわけでもありません。
これも30年くらい前は、「あと30年で石油は掘り尽くされて枯渇する」と言われていました。
でも、まだなくなっていません。
石油掘削の技術向上、油田開発の技術向上および天然ガスの利用技術の向上によって、採掘可能な化石燃料の総量が、30年前よりかなり大きく試算できるようになったからです。
つまり、ぎりぎりまで使えるようになっただけ。
天然ガスなんて、昔はただ燃やして捨ててましたからね。
今調べると、残存石油量は、やっぱり30年分くらいらしいです。
この数字そのものがどのくらい真実かは別として、「いつかはなくなる」ことだけはまぁ間違いのないところでしょう。
限りない資源を当てにして生活している我々にとって、これはもうちょっと真剣に考えるべきでしょう。
できるだけ無駄遣いをしない、ことは個人レベルでできることです。
自分の支出を減らす、という自分本位な目標であったとしても、全体に好影響のあることであれば、もっとどんどんやりたいものです。
一つのものを長く大切に使い、無駄な利用をせず、電気の点けっぱなしをしない。
これくらいでしょうか・・・
もちろん各企業などにも、そういう努力は惜しんで欲しくありません。
夜のサービスエリアで、延々とエンジンをかけたままで仮眠しているトラックを見ると、なんともまぁもったいないと思います。
寒い・暑いなどの福利厚生面での主張はわからなくもないですが、それは、他の設備の充実などでカバーできないものでしょうか。
そして、トラックの待機は、ETC深夜割引の充実とともに増加しているようです。
そういう意味では、ETCが環境破壊に貢献してしまっている訳です。
こういうところにも政策の「知恵のなさ」を感じる次第です。
あの燃料費が最終的には僕らの支払う価格の一部にもなっているわけですし、是非ともなんとかしていただきたいものです。
港北に行く用事もなくなった雨の降りそうな日曜日、こんなことをダラダラと考えていたりします。
あー腹減った。
え? 結論?
ありません。