「タ〜ント積める」というキャッチフレーズと、デ〜ンとしたビッグなボディで、平成15年11月に登場したタント。ダイハツにはムーヴというマルチワゴンがあるが、それをベースにさらなるスペース提案型の1台としてデビューした。その正常進化ということで、驚きの広さを超えた感動の空間を提供してきたのが、今回の新型である。
タントらしさをスケールアップ
全方位怖いものなしのビッグ進化
その空間を最大限使いやすくするために採用されたのが、今回のトピックでもある左側後席のBピラーレスのスライドドアだ。さらに助手席の背もたれ前倒し機構を備え、車内で何かする際に動きやすい工夫が凝らされている。また前後座席間も軽トップの1135mmと広く、ベビーカーや子供用自転車がそのまま積めてしまうほどだ。
さらにグレードによりフローリングフロアも用意されている。水拭き可能でサイドシルの段差をなくした掃き出し式とあって、お掃除が簡単なのもいいところである。
と、ユーティリティ機能満載なのはうれしいが、左右のドア形状の差で気になるのが走行面だ。このスライドドア、開口部まわりの補強15〜20kgを含めると約30kgもあるのである。
しかし重量差をカバーするために、左後のバネ自由長を長くとることでバランスがはかられているので、左側を引きずっているような感覚はまったくないのでご安心を。重量もムーヴよりも80kg以上重くなっているが、まだまだ余力のありそうなエンジンはかなり元気で、フル乗車でもカッタルさはない。出足のスムーズさと静粛性は4ATモデルのほうが上だが、中間加速や燃費のよさを考えるとCVTモデルのほうがオールマイティ性が高い。全方位怖いものナシの1台だ。
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ダイハツ タント
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