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シボレー タホ  2008年04月09日(水)
本格フルサイズSUVながら、本国アメリカでは日本でいうカローラ的な存在になる「シボレータホ」。 2007年には3代目が本国デビューを果たしているが、日本にも08モデルとしてこの2月からデリバリーが開始された。5mオーバーの全長、2mオーバーの全幅など、相変わらず「デカさ」は健在だが、エアロダイナミクスな滑らかなボディラインが3代目の特徴。エンジンは325馬力を発揮する5.3L・V8 と、こちらもフルサイズにふさわしいデカさ。だが、走行状況に応じて片側のバンクを休止させる新技術が採用されている。さすがに1バレルあたり100ドルを軽くオーバーする現在、アメ車も燃費にはナーバスにならざるを得ないのだろう……。

かつてのアメ車のイメージは払拭。快適さとしっかり感はワールド基準

 間近で見るとそのボディは迫力モノだが、いざ乗り込んでみると、さほど大きさを感じない。もちろん室内は広大で 1〜3列目まで余裕シャクシャクで乗っていられるのだが、ボンネット先端の見切りもいいし車両感覚もつかみやすい。また思った以上に小まわりも効いてくれるので、よほど狭い裏通りでないかぎり、巨体を持てあますこともなさそうだ。
 走り出してからの静粛性レベルも高い。アメリカン・フルサイズというと荒々しいV8サウンド、それに共振する室内の建て付けの悪さが印象にあったのだが、現代のSUVはそんなことは皆無。室内は遮音性がよく、室内装備も大ざっぱな感じは払拭されている。
 5.3L・V8はサスガの豪快な加速が楽しめる。だが、やはり荒々しいというよりスムーズで力強く、そして速い。直進安定性の高さやボディの剛性感も、かつての「アメヨン」のダルなハンドリングや乗り味からは、隔世の感がある。コーナリングをシャキっとこなすその姿に、アメリカンSUVの新しい時代を感じるのだった。

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