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フォルクスワーゲン ポロ 試乗  2008年04月28日(月)

 またしてもVWのスポーツバージョン・シリーズにニューカマーが加わった。といっても200台の限定版だが、そのパワフルさとファン・ツー・ドライブは魅力十分。むしろ限定版ということで価値が高まりそうなそのモデルこそ、欧州のワンメイクレース「ポロ GTIカップ」のイメージを踏襲したGTIカップエディションだ。


トータルバランスに優れたアスリート走れば走るほど好感度が高まる

 ポロ・シリーズの頂点に位置するのは、走りだせばすぐにわかる。パワフルさ、トータルバランスのよさ、何よりもマインドまでを含めての走りの一体感がたまらない。加速フィールのよさは、パワー&トルク・ウエイト・レシオに優れ、パンチがあってスムーズな1.8Lターボやナイスマッチの5MTなどがピッタリとシンクロしているからこそ味わえるものだ。

 フル加速ではレッドゾーンの6500回転に向かってまっしぐら。軽くて確実な5MTを素早く操作すれば、気持よい加速&スピード感をもって持ち味をアピールする。瞬発力に強烈さはなくてもインパクト十分。ライトスポーツの楽しさをよく知るユーザーに支持されるはずだ。

 また、優れた直進安定性と相まって、高速クルージングはお手のもの。100q/hは5速2500、4速3200、3速4300、2速6200回転相当。 4速30q/h弱(1000回転弱)が実用範囲というドライバビリティにも注目できる。22.4smという最大トルクを1950〜4500回転までワイドに発生する特性はダテではない。

 2.9回転のパワステはクイックかつ手ごたえ上々。剛性感のあるシャシー系と17インチタイヤのマッチングは文句なしで、絶妙なフットワークを見せる。乗り心地はやや堅めだがフラットライドで不快感はなし。加減速、コーナリング時の姿勢変化が小さく安定フォームを高次元まで保持。ハンドリングが素直なだけに一体感があって扱いやすいのだ。

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