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メルセデス・ベンツ・Cクラス・ステーションワゴン 【試乗】  2008年06月10日(火)

メルセデス・ベンツ・Cクラス・ステーションワゴン


ワゴンらしく穏やかな味つけで快適性とリラックス度がアップ

 190時代のボディタイプはセダンのみで、ワゴンが設定されたのはCクラスになってから。だが3代目となると、さすがにクルマ造りはこなれている。グッとスポーティになった外観と、使い勝手を高めたラゲッジが光るポイントだ。車種は直4スーパーチャージャーを積むC200K(コンプレッサー)のほか、2.5L・V6のC250、6.2L・V8のC63AMGを展開。セダンと同様にC200K&C250はアバンギャルドとエレガンスの2つの個性を用意している。

 油圧式可変ダンパーや、ギヤ比を速く設定したステアリングを導入するなど、W204・Cクラスが採用する「アジリティコントロール」はスポーティな走り味がねらい。だが、やりすぎていないところにメルセデスの良識が表れている。セダンのまとまりもいいが、同じ C200Kアバンギャルドでもワゴンは穏やか方向に少し振ったシャシー設定で、リラックス度や快適性がより向上。十分にスポーティと言える走りと、上質な乗り心地を両立させている。ファミリーユースやレジャーユースが多いワゴンだけに、こうしたセッティングはマトを射たものだ。

 そして動力性能。セダンより車重が60sほど増えたが、低回転域から太いトルクを発生する1.8Lスーパーチャージャーは、それをまるで意識させない力強い走りを提供する。加速や登坂のシーンで過給ノイズや少しざらついた回転フィールが顔を出す場面もあるが、先代と比べれば走りの質感も向上している。加えて、W204にはC250という選択肢もある。V6+7ATはワンランク高級な走り味を特徴とし、快適性重視のファンにも高い満足度を約束する。



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