■なんとか都井岬へ
仮設道路を、車の後ろを走っていては、かなわないと思い信号待ちが解除されるや
いなや、先頭で迂回路に向かう。草ぼうぼうの山道にコンクリートを打っただけの
仮設道路は、勾配もきつく走りにくかったが、降りてしまえばあっという間の距離
で、無事R448に復帰する事ができた。
反対車線には「某宅急便」の小型トラックが信号待ちで停まっており、地元の方に
は、重要な生活道路なんだなと、ふと思うおいらであった。
【9:23 53871km 都井岬】
少し山道を走って、県道36号を南下して「都井岬」へ向かう。岬の入り口で「牛馬
保護協力費」の名目で\100を払う。今日は平日なので人も少ないが週末は、多くの
人が来るそうだ。と料金所のおばちゃんが言ってました。
しばらく走っていると、道沿いの丘に馬の群れの姿を発見する。「お〜馬だ馬」と
思わず口に出してしまう。すると今度は路肩で、たたずむ一匹の猿の姿を発見した。
猿のまわりには、どうやら「馬糞」らしき物体が散乱している。猿は逃げる様子も
無く、自分の世界に入っているようだった。
もうちっと先に進んでいくと、ホテル前の草っ原を歩いてる馬を発見した。人間の
生活空間に、思いっきり馬放し飼い状態である。
そんな風景を横目に岬の展望台前駐車場に到着した。
バイクも何台か停まっており、熊本から来た
ハーレーと、ZU、MkUの人達に写真
を撮ってもらい、少し話をした。彼らはこれから「佐多岬」に向かうそうだ。
それではお達者で〜
■お馬さんパカパカ…
展望台はなんか有料ぽかったのでパスして、先ほどホテルの前にいたお馬さんに、
触れ合いに行く事にした。
ホテル前の駐車場にバイクを停めて、辺りを見回すも「お馬さん」の姿はなく道端
に転がる「馬糞」だけがやたら目についた。まぁ、仕方なく辺りを散策していたら…
「
ヒヒ〜ン!」
そして「パカラン、パカラン」と「暴れん坊将軍」のオープニングを彷彿させる
ひづめの音と共に、1頭のお馬さんが走ってきた。
そして走りさっていった… _| ̄|○ガクッ
■今度こそは
と、まったく触れ合う事ができなかったので、行きに見た丘に登ってみる事にした
予想よりも丘の勾配がきつくて、少し汗をかいてしまった。そして辺りを見回すと
一面の野原と、馬の群れが目に入ってくる。
海から吹いてくる涼しい風と一面に広がる野原、周りにいるのは馬とおいらだけと
いうシチュエーションに、戸惑いを感じつつも、いいようのない開放感に包まれて
いた。
恐る恐る「お馬さん」に近づいてみると「チロッ」とおいらの方を見る馬もいたが
別に気にするでもなく草を食べ続けている。耳をすませば、静かに流れる風の音の
中に「ブチッブチッ」と草をちぎって食べている音が、はっきりと聞こえる。
そんな時間をしばし楽しんでいた。「都井岬」に来た時は、ぜひとも丘に上がって
もらう事をお勧めします。ただし馬にちょっかい出したり「キャーキャー」騒いで
刺激を与えない方がよいでしょう。静かに雰囲気を楽しみましう。
また「馬に危害を与えられても責任は持てません。」と看板が出ているとおり自己
責任でお願いします。
その後、どこにバイクを停めたか分からなくなって、ウロウロしてしまったのは、
内緒だよ。
●今回のルート 「都井岬」
つづく