東寺を出てそこから本当はルート的には三十三間堂に訪れるはずが何故か飛ばして清水寺へ。
さすがに清水寺は有名とあって近隣の道路は車の行列ができてます。完全に道路は麻痺状態。
仕方なくバイクですり抜けてどんどん走り坂を上ると人でいっぱい。
行列ができている車はみんな満車になった駐車場の空き待ちみたいです。
そのままバイクで駐車場入り口に来ると係員から、
「バイクは空いているからそのまま入って。」とあっさりと入れました。
しかし清水寺まで行くまでの道が凄い。
修学旅行の学生や若者でごった返して、両脇には若者向けのファンシーグッズの店やクレープの店などがあって、なんか原宿みたいな感じ。
そんな店を尻目に上っていくとようやく清水寺が見えてきました。
仁王門。さすがにでかいですね。
西門と三重塔を眺めて中へ。
経堂にて宝物展がやってました。般若心境が書かれた紙で作られた龍が凄かったです。
髄求堂というところで胎内めぐりというのがやってました。
胎内めぐり?
若いオネータンの胎内を見せてくれるのかっ(゚Д゚≡゚Д゚)
なんて思ったら、巡るのは仏様の胎内ということで、
なあーんだ。でも面白そうだから行ってみよう。
係員の話によると胎内の中は真っ暗で左手を壁から離さずに辿って行けとのこと。
なんかお化け屋敷みたいで面白そう。
さっそく入ってみると、本当に真っ暗。何にも見えません。
ただただ観光客のきゃあきゃあ叫ぶ声だけが聞こえます。
歩き出そうとすると前の人にぶつかってしまう。何度もぶつかってしまっていたからうんざりされていたかも。。。
しばらく歩いていくと、ぼんやりと明かりが見えてきました。
どうも梵字の書かれた円盤状の石です。これが胎内の中心のようです。
明かりは自然の光かと思いきやスポットライト。円盤に手を触れると電子レンジのターンテーブルの如くクルクル回ります。
そんな円盤が見えたところで出口です。
なんか凄く面白かった。
さっそく清水寺の本尊なんですが、なんと内部の本尊ご開帳…ようするに中が見れるとのことで、早速並んでみる。
なんと24年に一回しか公開しないのだそうでいい時期にきたもんだと喜ぶ。
中はぐるりと一周するようにされていて蝋燭が沢山並んでました。
しかし凄い人の数です。何とか本尊の前まで来ると手を合わせた仏像があり、その手に3本の縄がぶら下がっていました。
縄に触れることで縁結びのご利益があるとのことで、隣の家族連れの子供が縄に触れて父親が「これでお前もいい人と結婚できるよ」なんていっていたけど、ここでの縁結びというのは男女の恋愛なんかの縁結びなんかではなく、仏様と自分との縁結びらしい。
自分も縄に触れときました。
撮影禁止なのでしてません。
それから舞台へ。
さすがにものすごい人の数です。
写真を撮るのも一苦労。
こんなに人がいっぱいいると床が抜けて舞台ごと崖から落ちるのではといらぬ妄想を書き立てる。
そんな舞台を抜けるとありましたよ。本当の縁結びの寺が。地主神社というらしい。
もはや仏教も神道も混同しております。若者にはそんなのかんけーねえ…でしょうけど。
どうみても若者向けの商売という思えないあたりが…と言いながらもお参りする気まんまんの自分。。。
中は若い女性でいっぱい。自分はそんな女性を見て興奮でいっぱい。
いいねえ。俺も縁結びたい。
面白半分でおまいりしてから恋のおみくじを引いてみると
末吉…
待人:障害があって遅れる。
恋愛:まず生活の安定をはかれ。現在恋愛中のものも結婚となるとちょっとむずかしい。
縁談:こちらは早くまとめたいと思っていても、先方があまり乗り気でない。
だめだって事じゃないですかぁ。
とことん見放されてるわあ。。。トホホ
そして、恋の願掛け絵馬。
ものすごい絵馬の数でちょっとのぞいてみると、カップルの愛し合う言葉ばっかり。
愛じゃなくて恋だろ。恋の願掛けに愛を書いてどないすんねん。
な〜に〜が〜一生二人の愛が続きますようにだっ ( ゚д゚)、ペッ
なんておみくじの結果に少ししょんぼりしながら地主神社を後に。
遠くから見るとさまになってますね。綺麗です。
続いてそこから数分の高台寺へ。
豊臣秀吉の妻のねねが開設したという寺らしい。
ここはとにかく茶屋がとても美しいです。
茶屋の入り口って凄く短くて狭いんですよね。
誰もが入るときに頭を下げるとこからみんなが平等な立場にたってお茶ができるという話だって何処からかききました。
霊屋では秀吉とねねの像が飾ってありました。
説明をしてくれる係員がいて、その話だとねねの像の2メートル下に本人の遺骨が眠っているとの事。
そんな高台寺の隣に霊山観音がありまして、そこにも立ち寄ってみました。
入館料を払うと護摩を一本貰えました。
写真の手前の棒が護摩。
なんと寝ている観音の像もありました。
仏像の中にも入れるみたいでちょうど裏から入ることができます。
内部は干支ごとに像が取り囲むように飾られていて、それぞれの干支の像にお参りをするという設定みたいです。
次は知恩院。
実はこの知恩院は20年前に泊りがけで修行をしたゆかりの場所でもあります。
そんな20年前と今も変わらない風景ですこしほっとしました。
相変わらず観光客は多く三門の上には人が沢山歩いてました。
御影堂…ここの大きい部屋で念仏を唱え立ったり座ったりを一晩中繰り返した記憶があります。
実際に当時やってた場所の畳に立ってみて、あっここいらへんかななんて思ったりしてました。
20年前はうぐいす張りの廊下渡れたのに今は無理みたいです。
方丈庭園や友禅苑なんかをまわった後、奥のほうを歩いていると智慧の道という長い階段を見つける。
うわあ長いなあと思いつつも、なんだか無性に上りたくなってきました。
長い階段を上ると息がぜいぜいはあはあ。ちょっとクタクタ。運動不足がたたってるななんて思っていると、回りはやけに静かです。
あれだけ沢山いた観光客が一人もいなくなってしまいました。
さらに奥に行ってみると拝殿という建物に着きました。
中には女性が一人いて念仏を唱えていましたが、自分が入ってくるとそそくさと去ってしまいました。
拝殿から先に御廟と呼ばれる建物があり、拝殿から御廟そのものを拝めるような作りになってます。
自分はあまり超常現象とかオカルトとか信じないタイプなんですが、ここは他の場所とは明らかに空気が違うなと感じました。
かなり清清しい感じ。大自然のど真ん中で休んでいるようなそんな気分になる。そよ風が吹いて妙に心地いい。
今までの長い階段を渡ってきて疲れた感覚すらいつの間にかなくなっていた。
ここは何なんだ?
不思議に思いながらも、ここにしばらく居たいなと直感で思った。
周りは凄く静かで、木々のざわめく音と小鳥のさえずりしか聞こえません。
下に沢山いた観光客も誰も来ません。
昔に京都を訪れた20年前の事を思い出してみる。
とある事件で自分は大切な人を亡くしたちょうどその時。事件というよりは事故に近く、自分を始め周りの人のミスで彼女をなくしてしまった不運の過去。
生きていたら彼女とは結婚していたかもしれない。そのまま音楽の道を歩んで今とは全く正反対の人生を歩んでいたかもしれない。
思い出したくも無い過去のことを何故かこんな場所で思い出す。
おそらく彼女はどこかで生き続けているのかもとふと思った。
御廟に手を合わせた後、20分くらい佇んでました。
やっぱりこういう場所ってあるんでしょうね。
疲れも何故か吹っ飛んで次の銀閣寺へと足を伸ばします。
つづく。。。