バイクの話題とは関係ないんですけど…
折角の夏ですし、ここで怖いお話をかきます。
…というよりも、触発されて他のブログで書いたものの転載です。
この話、かなり長いです。
そしてかなり怖いです。
怖がりな方は注意して下さい。
そしてこの話を読んだ後に何があっても責任はとりかねます。
自己責任で読んでください。
これは、昔の学生時代のバイト先の人から聞いた話です。
そのバイト先のIさんといいます、結構良く喋る方で社交的なのですが、その手の霊感は強いそうで見えてはならないものが見えてしまうそうです。
母方の家系からその能力は受け継いでいるらしく、母と姉もそういったものが「見える」とのこと。
これからする恐怖のお話はそんなIさんが中学2年生の夏に体験したお話です。
当時、北関東のある町に生まれ育ったIさんは実家の一戸建てが老築化してきたために家の建て直しをすることにしました。
古い建物を取り壊し同じ場所に新しい家を建てるというものです。
当然、取り壊して新しい家を建てるまでの間は家族は別の場所に住まないといけません。
Iさんが中学校へ登校する事情もあるので、そんな遠くの場所には住めません。建て替える場所からそんな離れていない、短期間貸し出してくれるような…そんな場所を探しましたが、中々見つからないものです。
結局、見つけ出したのですが、そこは普通の住宅ではありませんでした。
病院。
病院といっても総合病院のような大きな建物ではなく、個人経営のそこそこの大きさの三階建ての古びた鉄筋コンクリートの建物でした。
元々、戦後まもなくして建てた小児科の病院だそうで、個人経営のため、病院としての建物でしたが一階は医師の家族の住まいとされていたので、住むには問題ないということでした。医師が老齢化したとのことで廃業して他の場所へ引っ越したまま放置されていたということです。
さすがに病院跡というのは気が引けましたが、小児科ということで通院専用の病院で院内で病死するようなカテゴリーの病棟ではないだろうと、そんな軽い気持ちで住む事にしました。
住んでも家が建つまでの一〜二ヶ月の間ですので、引越しの荷物は最低限生活できるものだけを出して、後は箱にしまったまま保管しました。
両親と姉は医師家族の住んでいた一階に住むことに。
好奇心旺盛なIさんは病院としてあった二階と三階の部屋を見て周り、三階全体に広がる大きな部屋を自分の部屋にすることに決めました。
窓を開けると隣は公園でとても眺めが良かったからです。
どうせ短期間なので両親は好きにしなさいとIさんを止めませんでした。
20畳ほどの巨大な白タイル張りの部屋でどうも入院用の部屋として使われたようです。
そんな部屋の一角には大きいアコー
ディオンカーテンが閉じており、開けるとそこはウォークインクローゼットのような所で六畳ほどのスペースの両脇に押入れと天袋がありました。窓はありません。どうも倉庫のようです。押入れにも何もなく、とりわけ入れるものもないのでここは使わないだろうとアコー
ディオンカーテンを閉めました。
開けていればL字型の部屋の間取りのようです。
初日、一通り家具をセッティングしたIさんはわくわくしながら眠りに就きました。
ウトウトしている中、どこかで子供の遊んでいる声が聞こえます。
(そういえば隣は公園だったよな、そこで遊んでいるんだな)
Iさんはそんなことを思いながら眠りに就きました。
二日目…
中学校ではもう夏休みです。
Iさんは部活動があったので夕方頃帰宅、両親と姉の四人で食事の後、三階の自分の部屋に戻り読書の後、いつものようにウトウトとしていると、またどこからともなく子供達の遊んでいるような声が聞こえてきます。
(また公園であそんでいるのか…)
そんな思いが頭をよぎりますが、なんかどうもしっくりこない。どうもこの声が気になって仕方がない。ちょっと眠るにはうるさい気もする。
一体どんな子供が何をして遊んでいるのかが気になって、ふと寝床から立ち上がり公園の見渡せる窓を開けてみました。
あれ…。
見渡した公園には誰一人いません。
夜遅く暗くなった公園は街灯の明かりのみで照らされてますが、人の姿らしきものは確認できません。
そこでIさんは気付きました。
そういえば、こんな夜更けにこんな公園で子供達が遊ぶわけがない。
…だったらあの声はどこのものなのだろうか。
いつの間にか子供達の声は消えていて、後は静寂のみが残っています。
首をかしげながら窓を閉めてIさんは床に就きました。
三日目…
翌朝、朝食の時にIさんは家族に昨日の子供の声の事を聞いてみました。
もしかしたら家族がテレビ番組を見ていてその音が漏れたのかもしれないと疑ったのです。
ただ、家族は昨日の夜は早めに床に就いてテレビも夜までは点けていないと答えました。
仮に点けていたとしても一階と三階ではかなり距離を隔てていて相当大きな音量にしないと音は聞こえないだろうとの事です。
「もしかしたら、お隣の家の子供の声なんじゃないの」
家族のそんな話にIさんはうなづきました。
部活を終え、帰宅して食事を終えたIさんは勉強をしようと机に向かいました。
ところが、今日はどうも部屋の様子がおかしい。
空調はないはずなのに妙に寒い。部屋がひんやりとしている。
とりあえずは少し厚着をしてIさんは勉強を始めるも、なんか徐々に寒さが増してくるような感じだ。
寒さというよりかは悪寒に近い。
元々、霊感の強いIさん故にこの悪寒がなんの予兆であるかは悟ったそうです。
そして、またどこからともなく子供達の遊ぶような声が聞こえてきます。
外はもう真っ暗です。
とても寒くてブルブル震え出したIさんはいても立ってもいられなくなり、机を立つと近くのソファに座りタオルケットを取り出して膝の上に掛けたのです。
子供の声は相変わらず聞こえます…
…が。
どうも、今度のは昨日よりも明確に聞こえます。
公園で遊んでいるにしろ、テレビの音にしろ、隣の家の子供の声にしろ、ここまで明確には聞こえない…
まるで隣の部屋で子供達が遊んでいるような…そんな聞こえ方だ。
耳を澄まして子供達がどんな事を喋っているのか聞き取ろうにも何故か何を言っているのかが理解できない。
一体どこに子供達がいるのだろうか、辺りを見回すといる方向は検討がついた…
…そこの視線の先にはアコー
ディオンカーテン。
アコー
ディオンカーテンの向こうは確か押入れのある倉庫だったはず。
そこに子供がいるみたいだ。明らかにそこから子供の声が聞こえてくるのだから…
開けてみようか…でもやはりこの世のものではなさそうだ。
とりあえず下に降りて家族の元へ行こう。
そう思って立ち上がろうとしたが、
腰がすくんで立ち上がれない。
カーテンの向こうの子供達の声はだんだん大きくなって来ている。
すぐそこまで来ているのだ…
そして…
ガラッ!
アコー
ディオンカーテンがひとりでに開いた。
Iさんはじっと凝視したがその奥は暗闇で誰の姿も確認できなかった。
カーテンが開いたのは自然現象的なものでもない人為的な開き方だった。だけど開けた人間が見えない…
パタパタパタ…
誰かがタイルの床を走る音が部屋の中で起こった。体重の軽い子供が走るような音。…だけど誰の姿も確認できない。
姿は見えないけど部屋の中を走る音はする。カーテンの向こう側の部屋からこちらの部屋に来てしまったようだ。
足音を聞く限り複数人はいる。
キャッキャッと甲高い奇声を上げながら、パタパタと部屋の中を走り回る。
明らかに数人の子供のようだか姿が確認できない。まるで透明人間のようだ。
立ち上がろうとしたが体がまるで動かない、声を上げようにも声すら出ない。冷凍庫にいるような悪寒だけが体の感覚を支配する。
ふと、走り回る子供の足音が止まった。
そう…
Iさんの目の前で…
恐怖が戦慄する。
目の前に姿の見えない子供がいるのだ。
幽霊だというのが分かっているから余計に怖い。
不意にドスンと座っているIさんの膝に痛みが走る。
膝の上に何か重いものを乗せられたような痛み。
膝の上にかけたタオルケットに足のような形のくぼみが出来ている。子供の足くらいの大きさの…
激痛と共にタオルケットの足跡は増えていく。
子供のキャッキャッという笑い声が目の前でするが姿はまるで見えない。
どうも子供が自分の膝の上で跳ねて遊んでいるらしい。ただこの重さは子供の体重なんかじゃない。大人以上…数百キロはあるんじゃないかという重さの足が膝の上で跳ねている。
ううっ。
声にもならないうめき声を上げて、Iさんは耐えました。なにしろ体が言う事を利かないのです。
あまりにも重いその衝撃は足がちぎれるんじゃないかと思うほど…
どうも左ひざにひとり、右ひざにひとりの合計二人の子供が乗っているようです。
膝の上で跳ねて楽しそうに笑っているようです。バフッバフッという跳ねる音と共にそんな声だけが聞こえます。タオルケットにどんどんくぼみの後が付いて行きます。
もう我慢できない!
そう思った瞬間、ふっと衝撃がなくなりました。
子供が降りたようです。
それと同時に体の自由が利くようになり、Iさんは慌てて部屋を飛び出して、一階の家族の所へ逃げていきました。
話を聞いた家族は信じてくれたようで、その夜は姉の部屋で一緒に寝ることになりました。
骨が折れるかと思うほどの膝の痛みでしたが、不思議とあざにもなってなかったのです。
母親と姉も一瞬ですが建物の中で子供らしき姿を目撃したそうです。
やはり小児科の病院のこと、この病院で亡くなった子供がいるのでしょう。
四日目…
あの部屋は入院患者の病室で亡くなった子供もいるのだろう。
「一階なら医師の家族が住んでいた所だからでないよ。」
そういう父親の呼びかけで、Iさんは一階の空き部屋に移ることにしました。
そこは四畳半の狭い部屋でしたが、畳の部屋なので少しは落ち着きました。
三階の家具を全部移すと、机やら布団で床が埋まってしまいました。
父親は
「どうせ一ヶ月程度で引き払うから我慢しな」といいました。
一階の家族は姿を見た程度で、そんな恐怖体験はしていないから一階は大丈夫なのだろうとIさんは思いました。
ただ、なんとなく怖いから電気は点けたまま寝よう…そう思い四日目の夜は電気を消さずに眠りに入りました。
しばらく眠ったところでしょうか。
ふと寝苦しくなり、目が覚めました。
今、何時だろう…
そう思って時計を見ようとしましたが、暗くてよく見えません。
あれ…
電気を点けたまま寝たはず…
なのに、部屋の電気は消えています。
怖い…電気を点けよう。
そう思って立ち上がろうにも体が上から押さえつけられたように動かない。
あの時と同じ金縛りです。
今の四畳半の部屋に机を置いているのでスペースは狭く、そんな狭い場所に布団を敷いているのでIさんの枕もとのすぐ真上に部屋の戸があります。
そんな頭の上の戸かゆっくりと開いたのです。
家族かと思いきや、こんなゆっくりな開け方をしません。
声を上げようにも全く出ません。
戸はゆっくりと…ゆっくりと開いていく。
開いた戸の向こうは暗闇です。
目を開けているのも怖い。
かといって目を瞑っているのも怖い。
そして…
開いた戸の暗闇から
青白い顔が四つ。
戸の隙間から出てきました。
子供達の顔。
上下に並んで戸から顔だけを出してこちらを覗き込んでます。
どの顔も頬は痩せこけていて、まるで骸骨のような輪郭です。
何より皆、その眼球が無いようで目のところが窪んで空洞のようになってます。
だけど、こちらを見ているのが分かるのです。
やがて戸から子供達の顔が段々と乗り出して来て…
そこでIさんの記憶は途切れました。気を失ってしまったようです。
五日目…
一階に居れば大丈夫だろう。
そんな希望も打ち砕かれました。
さすがに耐え切れなくなったIさんは父親にここを出て、マンションを借りて引っ越そうと訴えるも、
「どうせ一ヶ月で家が建つんだし我慢しろ」と、
取り合ってくれません。
姉も害はないものの、気味悪がって引っ越したいという始末。
ただ母親は子供の霊なら放っておけない…子供を持つ母親として成仏させてあげたいと、知り合いの霊媒師に連絡を取り、来てもらうことになりました。
霊媒師はすぐに来てくれました。
母親と同じくらいの歳のおばさんです。彼女も「見える」のだそうです。
霊媒師のおばさんは大きな線香のようなものを持ってきました。話を聞くとそれは護摩と呼ばれるものでこの線香の煙は霊は嫌がり何かの反応を起こすのだそうです。
まず、一階の四畳半の部屋に案内しました。
「うーん、多分ここには居ないだろうねえ。」
おばさんはそう言って護摩を焚きました。
護摩の煙は瞬く間に狭い部屋に蔓延しましたが煙はただそこにたなびくだけで何の反応もありません。
「でしょ。ここには居ないよ」
そう言われ、今度は始めに害のあった三階の大きな部屋に霊媒師を連れて行きました。
「確かに、この部屋は危ないね。あんたよくこんなところで寝られたね。一歩間違えたら連れて行かれるよ。」
霊媒師はIさんにそういいました。
その言葉にIさんは背筋がゾクっとなったそうです。
戸を閉めて護摩を焚くと大きな部屋にも関わらず瞬く間に煙が充満して行きます。
目を凝らし、部屋の隅から隅へと調べます。
あれ…?
煙には何の変化もありません。
「おかしいね。確かにへんな空気がするからいると思ったのに。」
霊媒師は首を傾げます。
「三階の部屋はここだけかい?」
霊媒師の問いにIさんは頷く。
とりあえず煙いから窓を開けようと窓に近付こうとした時、あるものに目が行った。
アコー
ディオンカーテン。
そう、この部屋は元々L字型でアコー
ディオンカーテンによって二分化されていた事を思い出した。
そしてカーテンの向こう側は両脇が押入れのウオークインクローゼットのような窓の無い部屋だったことも。
子供達の声も最初はここから聞こえたのだ。
そして姿の見えない子供が飛び出してきたのも、このアコー
ディオンカーテンが勢い良く開いて飛び出してきたのである。
その事を霊媒師に詳しく話し、さっそく閉まっていたそのアコー
ディオンカーテンを開く。
中は前と見たときと変わらず、薄暗い六畳ほどのスペースの部屋の両脇に押入れと天袋が並んでいた。
電気をつけると中には何も無かったが、妙にカビ臭い。明らかに空気が違いひんやりする。
入ってきた霊媒師は何も言わずに後ろ手にカーテンを閉め、護摩を焚き出す。
そのまま護摩の煙が部屋中に充満する。
「ほら、見てごらん。」
霊媒師が指差した向こうは部屋の一番奥の天井の隅、押入れの上の棚…天袋と呼ばれるその戸の前、護摩の煙が激しくうごめいている。
まるでウチワでふっと仰ぐように護摩の煙を必死に押し返しているように見える。
「あそこに居るんだよ…一体、あそこには何があるんだい。」
「いや、引っ越した時から何も入れてないよ。下の押入れは開けて見たけど何もなかったけど、上の棚までは開けて見たことはないよ。」
「じゃあ、開けてみなさい。」
懐中電灯と椅子を持ち出してきて、椅子の上に立ってその天袋の戸の前に立つ。
ふと、恐怖がわらわらと湧き出して、開けるのを躊躇ってしまう。
もしかしたら子供の死体が中に転がっているのかもしれない。…そう思うと鳥肌が立ってくる。
「なにやってんだい。このアタシが付いてるんだから安心なさい。アンタ男の子でしょ。」
そういわれて懐中電灯を握り締め、Iさんは恐る恐る天袋の戸を開ける。
さらにかび臭い匂いが戸の中からしてきた。
開ききったと同時にさっと電灯の光で照らす。
天袋の中は広かった。横幅2メートル、奥行きも2メートルぐらい、高さは1メートルくらいだった。人がしゃがんで入れるだけのスペースはあった。
目を凝らして、隅から隅まで懐中電灯の丸い光で照らしてみる。
えっ???
驚いたことに何も無い。下はうっすらとほこりが被っているくらいで本当に何も無い。
「おばちゃん。何も無いんだけど。」
「いや、そこには絶対に何かあるよ。アンタには聞こえないのかい。そこの奥から子供の泣き声がアタシにゃ聞こえてくるんだよ。…とりあえずアンタそこに入って調べてみなさいよ。」
正直、気が引けたIさんだったが、意を決してその天袋の中に飛び込む。
木の床に這いつくばり、電気を照らして何か落ちていないか探すが、埃だけで何も見つからない。
壁に何か書いているかもしれない…そう思いコンクリートの壁を丹念に調べてみるが何も手がかりは得られなかった。
何ともいえないイヤな匂いと恐怖にクタクタになったIさんは何も見つからない旨を霊媒師に言うと。
「じゃ、仕方ないね。ここの戸を封印してしまいましょ。」
と言いました。
Iさんが出ようと身をひるがえした時、
えっ!?
目が天井に向かう。
天袋の中の天井の一番奥の一角に四角い50センチ四方くらいの枠があった。
その枠の中の中心を持ち上げるように押すとその板が持ち上がった。
どうも天井裏に入るための入り口がこんなところに設置されているみたいだ。
絶対この中に違いない。
Iさんはそう確信して霊媒師のおばさんに伝えた。
懐中電灯を目先に持って構えながらゆっくりと四角い枠の板を持ち上げる。
板が開くと同時にひんやりとした空気が下に降りてきてIさんの顔を包む。…と同時に何ともいえない匂いが鼻を突く。
板を上へ押し上げゆっくりとずらして戸を開ける。上にはぽっかりと四角い穴が開いた。電灯で上を照らすとコンクリートむき出しの壁が見えた。
勇気を出し、頭を穴の中に入れる。ゆっくりと電灯の丸い光を壁沿いにずらしていく。
ぎゃあ!!
電灯に照らされたそれは無数の目だった。
無数の目が光り、こちらを見ている!!
「どうしたの?何があったの?」おばさんの声には答えられなかった。
電灯に照らされたそれは、無数に並んだ人形の目だったのだ。
市松人形、アンティークドール、のらくろのぬいぐるみなんてのもある。
人形だけではない。ブリキのガラガラや万華鏡などありとあらゆる子供のおもちゃが天井裏の一箇所に集められて置かれていた。
それらはかなり昔の年代のオモチャのようでみんな埃を被っていた。
後で聞いた話では、その小児科の個人医院は戦後しばらくした復興期に建てられた病院らしい。
当時、まだ戦争の影響も残っていて、親のいない孤児も多く、蚊の大量発生やコレラなどの伝染病が蔓延した時期でもあった。
そんな親もいない病気の子供を引き取って、入院させて育てていたのがその病院で例の三階がその部屋だった。
当時は医療の技術も乏しく、治療の甲斐もなく亡くなってしまう子供も少なくなかった。
親のいない子供が遊んでいたオモチャもさすがに返す人もいなく、そのまま捨てるのも縁起が悪いということで、そこの天井裏に隠してしまったということでした。
結局、供養の後、Iさん一家は新居に移り、その病院は後に取り壊されてしまったということでした。