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過去と未来の架け橋 [2006年06月25日(日)]
中国残留孤児。わたしが生まれるうんとうんと前の出来事だし、知る機会も知ろうともしなかった過去。でも、知れば知るほど辛い切ない事実。日本はたくさんの中国人を殺したけど、たくさんの中国人に救われた日本人の命たち、それが中国残留孤児だと思う。当時、たくさんの心ある中国人によって、日本人の子供たちは生き延びました。その中国に暮らす日本人の一部が『日本人』だと認められて帰国できるまでに何十年という時間がかかった訳です。だけど帰国して果たしてどれだけの人が手放しで幸せを噛み締めているの?ケースバイケースなのだろうけど、ある女性は月9万円の補助のみで生活しているそうです。日本語がままならない現状、仕事がないとの事。しかし日本人だと分かってしまった以上、中国にも居場所がないそう。周囲の目を気にしながらも自分を育ててくれた養父母との暮らしも継続できず、結局は日本で貧しい生活を送るしかない事実。戦争の犠牲者は何も戦死した人ばかりではなくって、実子として育てたわが子と暮らせない中国人、日本にも中国にも居場所のない日本人(=中国残留孤児)だって同様だよね。…過去は消せないけど、未来を作るしかないけど、反日運動とか「…はぁ???」って感じだけど、でも、少なくとも、日本の政府、「これでいいの?」

アフリカに代表される発展途上国と、その国に生きるこどもたち。ガーナのカカオ農場で住み込みで働く6歳の少年は、カカオを収穫しながらも、カカオが何になるのかを知らないそうです。彼の予想では「ミルクになる」んだそう。チョコレート、という存在も知らずに一生カカオを収穫し続けるんです。1ヶ月の収入は、農場夫への生活費支払と親への仕送りで0になってしまうそうです。宝物は、もうインクが出ないペン1本と余白の残っていないノート1冊。…私の机には一体何本のペンも鉛筆も転がってる?何冊のノートが中途半端使いで残ってる?北朝鮮に経済支援してテポドンの経費に回っちゃうくらいなら、そのお金で途上国のこどもにペンとノート、そしてどんな子でも通える学校を作ろうよ。農場で働かざるをえないこども達だって、日に何時間かでも学校に通える環境づくりのお手伝いをしようよ。日本の政治家、料亭で秘密の談合してる場合じゃないよ。

そして私達平和ボケの日本人、モノは大切に。

過去に「どうして?」と問うより、未来に「どうする?」と問いかけていきたい。私は何もできないけど、こういう事実があること、きちんと見ていきたいし、次の世代にモノの大切さ、ありがたさ、戦争が生む悲劇も、ちゃんと伝え続けていきたいって思った。近い将来、戦争を知る世代はいなくなってしまうけど、そして私自身も無知だけど、そういう事実があったこと、繰り返してはならないこと、伝えなきゃいけないんだよね。

南アフリカのHIVに感染している5歳の黒人の男の子の夢は、白人になること。仕事がもらえるからなのだそう。食べるものや着るものにモンクを言う日本のガキども、そんなガキだった自分にも、情けない気持ちでいっぱいになってしまった。

日本だって貧富の差が激しかった時代もあり、貧困から脱出する為に異国の地に根をおろして奴隷のような生活を余儀なくされた人もいる。でも今この日本、そんな過去なんて知らないよ〜とばかりに平和のぬるま湯にぬくぬくとつかっている。それがいけないというのじゃなくて、今度は日本が、日本人が、がんばる国や人を手助けする番。

だけど、豊かなこの国に住む私達は、どうしてもこれ以外の現実を忘れてしまいがちだ。。。
Posted at 23:52 | この記事のURL | コメント(0)

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