さて昨日に続いて、ハッセルブラッドでのVersys君 撮影です。
まずは1枚
ちょっとトリミングしましたけど画像が正方形で撮れるのが最大の特徴。
だからカメラを横にして立位置撮影するということが有り得ません。
カメラのレンズは口径が大きい、つまりf値が小さいとピントが合う範囲が狭くなります。
被写界深度といいます。
より広い範囲から光を集めてくるので明るい写真が撮れますが、入射角がちょっとでも違う光は集められなくなってくるのでピントにシビアになるのです。
コンパクトカメラはレンズが小さいですからピント合わせはラフです。
パン
フォーカスといって、ほぼ全域に同時にピントが合ってしまう状態も作れます。
これの究極は「針穴写真機」です。
ピントが合う範囲が広いほうがいいじゃん、と思われるかもしれませんが、それでは片目で景色を見ているようなもので遠近感がない写真になってしまいます。
風景写真などは被写体がほぼ無限遠にあるので、絞りをぐっと絞って撮ります。
集合写真などでも人物群と背景を両方はっきり見せたいときには絞ってあげると両方にピントが合った状態を作れます。
でも、立体感ある写真を撮るにはピントが合う範囲が狭いほうがいいのです。
縮小しちゃったのでピンボケしているところもややクッキリしちゃってますが、タンクにぽピントが合っていてシートから後部はボケているのが判るでしょう。
こうなっていると、片目で見ている状態である写真でも立体感を感じるんです。
このような立体感はコンパクトデジカメでは出すのがとても難しいです。
望遠を使うとやはりピントが合う範囲が狭くなるので立体感を出すには望遠端を使って近づいて撮るしかありませんが、それでも限度があります。
レンズから近い部分は極めてピントが合う範囲が狭いので、グッと寄るとボリューム感満点です。
Versysらしい、好きなアングルです。リヤサスのバネにピントを置いています。
強調したい部分だけにピントが合っていると「主張する」写真になります。
バイクでかっ、って感じしません?タンクがグラマーです。
レンズはPlanar 80mm f2.8 一本しか持ってないんですが、欲を言えばDistagon 50mm f2.8が欲しいところです。
この手のレンズは中古でも
原付が買える位の値段がします

とても買えません。
面倒なのは、こうやってBlogに上げるときにデジタル化をどうするか、です。
市販のスキャナは35mmフィルム用透過スキャンは持っているモデルも多いのですが、ブローニーは限られた上級機しか対応しません。
ワタシはこのハッセルのために4800dpi対応のスキャナを入手したのですが、
ダメダメです
4800dpiでスキャンすると1枚スキャンするのに30分とかかかります。
自動ホコリ除去機能とか使うと倍の時間が!
しかも、それほどの時間をかけてもデジタル撮影したもののような詳細感が得られません。
プロに頼めばいいのですが、プロ仕様のフィルムスキャンは1本で何千円もするんです。
とても趣味で頼んでいられません。
ポスターにしたりするわけじゃないので2400とか1200とかでスキャンして良し、としています。
でも本当の問題は、ファインダー覗いてピントが判りづらくなってきた自分の眼かも。
いつまで撮ることができるんだろうか、それが問題だ。
旅先のスナップとかは背景も「ここに行った」情報なのでコンパクトカメラの被写界深度の深さはありがたいんですよね。だいたい、こんな重いのを旅先に持っていくのはほとんどムリですし。
まー吉さん
ミノルタのαレンズはすごく好きな人たちがいますね。
フィルムカメラもたまに使うと楽しいですよ。デジタルよりもじっくり考えて撮るようになります。
やまださん
ようこそ、デジ一仲間へ。
ボケ味を楽しみたいと思ったらやはり一眼でしょ!
ぢつはデジ一用の明るいレンズ、50mm f1.8しか持ってないんですが、これが1万円しないという優れもの。ズームじゃないのがミソです。単焦点を取り替えながら楽しむのもデジ一ならではですよ!