昨日お話しした通り、今日は予定を変更してヘッド部の洗浄を行いました。日曜日は部品屋さんも休みですし、こんなことになってしまっては仕方がありません。午前中はお客さんの修理が2件入っており、午後から始めました。
右から1番です。バルブ類をすべて取り除いた丸裸のヘッドです。灯油に漬け込み丁寧にハブラシで磨きます。ジャバジャバ擦っては引き上げ、ふき取り、磨き残しをチェック。何度も繰り返します。とても複雑な形状の為、なかなか隅々まではキレイになりません。小さい−ドライバー等も使って可能な限り汚れを落とします。写真は出来上がった状態。上側がEX(排気)側、下側がIN(吸気)側です。EX側の方は茶色いのが取れていません。これは排気側の方が高温になる為、汚れの付き方が激しいからです。高温で温められたオイルや汚れは低温のモノより浸透力があり、ヘッド本体も高温な部分の方が表面が柔らかくなります。それらの相乗効果で排気側の方が汚れが付着しているのです。表面の汚れは取り除いてあります。まったく問題ありません。
取り外したバルブ類一式です。右から1番のバルブです。中央に2列に並んだ丸いのはバルブスプリングです。このエンジンは1本のバルブに対し、スプリングは2本あります。直径の大きいスプリングの中に小さいスプリングが入っており、それで1組となります。その2列の上下に並んでいるのがバルブです。どのエンジンもそうですが、IN側のバルブが大きく、EX側のバルブが小さく出来ています。IN側のバルブ(下の列)にはバルブステムが通してあるのでちょっと見づらいですね。すいません。作業の都合上こんな配置になっております。バルブの列とスプリングの列の間に小さな金属片が散らばっています。これはコッターピンという部品で、バルブとバルブスプリングを固定する大切な部品です。これでも一応、順番通り並べてあるんです。
バルブスプリングを横から写しました。大きなスプリングの中に小さいスプリングが収まっているのが見えますね。今回登場した部品のすべてを1つ1つ灯油とハブラシで丁寧に磨かなければなりません。気が遠くなりそうな作業です。写真はすでに洗浄を完了し、組み付け待ちの状態です。明日はこれらのバルブ類をヘッドに組み付けていきます。細か〜い作業の連続です。気合を入れていきましょう。
それから問題の「メタル」の返事も来るんでした。これもどういう結果になるのか・・・。お楽しみに。
このあいだ質問いたしました、オイルポンプシールの件ですが、いろいろ調べた結果、メーカーのみの出荷品で入手できず、特注で1個28500円の見積もりを出され、10個でその値段なら納得もするが、デ、自分のなので外径違いのシールを購入、1mm厚のカラーを作って圧入、人の車じゃ新品のほうがいいかなという使用に落ち着きました。
このHPでツインのピストンは2本リングと書いてあったので注文したらほんとにそうでした、かなりやる気なピストンでした。ちょっと余計なこと考えてしまいます。