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カプチーノのターボ修理(1) ・・・  2007/04/14 (土)
こんばんは。

このところ、いろいろ忙しく、なかなかSR−FOURの作業が進みません。そこで、同時進行しているカプチーノの作業も同時に公開していきます。

さて、今回のカプチーノのご依頼は、ターボの加給圧が上がらないという症状でした。聞けばブースト計の読みで0.4〜5程度までしか上がらないそうです。試運転してみると確かにそのくらいしかあがりません。どこかから圧が漏れているような気配がします。

エアクリーナーを外し、まずはターボが正常な状態であるかを確認します。



画像中央、タイミングベルトのカバーの横にターボがあらわになっています。



あらわになったターボをIN側から覗いた画像です。暗くて解かりづらいかもしれませんが、中央に丸い軸の先端があり、その周りにいくつもの羽があります。これがターボの心臓部、インペラです。ターボがダメになるということをよく聞くと思いますが、ようはここにガタが発生し、軸受け部が損傷を受けることでダメージが起こります。そのまま走行し続けるとガタはどんどん大きくなり、最後には周囲のハウジングを削りはじめ、ひっかかったところでロックしてしまい、ターボの機能が失われます。そのガタが出ている状態では軸と軸受け部との僅かな隙間からオイルが流れ出し、オイルが燃料と一緒に燃えてしまいます。さらにその隙間からは圧も漏れ出してしまいますので本来のパワーも出なくなります。

さて、今回のこのカプチーノのターボですが、やはり軸にガタがありました。この状態ではいつターボが壊れてもおかしくありません。早急に交換が必要です。



圧が上がらない理由は他にもありました。画像中央を横に走る太いパイプに寄り添うように細いパイプがあります。本来ここには純正ブローオフバルブからのバキュームホースが付くのですが、社外ブローオフバルブに交換されていたので、その際に外してそのままになってしまったのでしょう。ここから圧が逃げていました。

このように、ターボはとてもデリケートな機械なのです。しっかりとした知識と経験のある人間がイジらないとおかしなことになってしまいます。ターボ周辺のチューニングを行う際には必ず経験豊富な整備士に相談しましょう。壊してしまうととても高額な修理代金になります。

ではまた。

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