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あの名車が甦る(10) ・・・  2006/03/30 (木)
今日もコツコツ組み立て作業。今日からはいよいよシリンダブロックとヘッドの連結作業に入ります。



組みあがったシリンダブロックを今1度点検します。取り付け忘れがないか、向きのある部品の組み付けは間違っていないか等入念に点検します。何度確認しても「しすぎ」ではありません。次にオイルパンで塞いだシリンダブロックにフライホイールやオルタネータ、エアコンのコンプレッサーのマウント等を取り付けていきます。なぜこの時点で取り付けるかというと、丸裸のシリンダブロックにヘッドを載せると頭でっかちになって倒れてしまいます。下半身を重たくして安定させた上でヘッドを乗せる為なのです。当店は設備は最小限しかありません。ご覧の通り、エンジンスタンド等という高級な設備は当然ありません。タイヤに乗せて安定させているのです。ですから、できるだけ安全に、あるモノだけで作業をしています。



エンジンの後部。手前の大きな丸いのがフライホイールです。ここにクラッチ板が付きます。後部にポツンと取り付けてある頭が赤いセンサーのようなものはオイルプレッシャースイッチ。メーター内にあるオイルの警告ランプはこのスイッチによって点灯します。



右にあるのがクラッチ板です。クラッチはオーナーの乗り方がよく解かる部品です。上手な人はクラッチ板がなかなか減りません。このクルマも新品とまでは言いませんが、それに近いくらいの残量です。歴代のオーナーさんはみんな上手なクラッチ操作だったことが覗えます。左にあるのはオイルクーラーです。オイルエレメントとシリンダブロックの間に挟みこむカタチで取り付けます。ここに使っているゴムのパッキンが劣化しており、オイルが結構漏れていました。キレイに洗って新品のパッキンに取り替えて組み付けます。



さぁ、ヘッドが乗りました。ヘッドガスケットを挟んで乗せます。ガスケットにキズをつけないよう慎重に乗せます。組み付けは10本のボルトで行います。このボルトは規定のトルクで締め付けなければなりません。トルクレンチで力を加減しながら締めていきます。ヘッドが乗ると、やっとエンジンらしい姿になってきます。



エンジン前部。突き出たカムシャフトが上の方に2本見えます。ここはタイミングベルトのプーリーが付き、クランクシャフト、オイルポンプ、ウォーターポンプ等と同調して回転します。明日にはその作業に入るかもしれません。

明日は年度末ということもあり、作業時間がかなり短くなると予想されます。どこまでできるか解かりませんが、予定としてはIN、EXの各マニホールドの組み付け、タイミングベルトの組み付けを予定しています。できればミッションとの合体までやりたいのですが・・・。いずれにしても今度の土日あたりでボディに乗せられそうな感じです。それではまた明日。


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