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ヴィヴィオRX−Rエンジンオーバーホール(12) ・・・  2008/03/03 (月)
こんばんは。

この土日はたくさんのお客さんにご来店いただきました。ありがとうございました。いろいろな整備や作業、ご納車をして少し気分もリフレッシュできたように思います。忙しかったですが、なんだか心地よい疲れです。

さて、そんな訳でこの土日はこちらの作業の方はあまり進みませんでした。



まずはオイルパンを被せました。これで下半分はかなり見慣れた状態になりましたね。上下逆さまですが。



オイルパンの周りに赤い物体がムニュムニュとはみ出しています。これは液状ガスケットで、このくらいはみ出すくらいに塗りつけないと後で塗りが薄かった部分からオイルが漏れてしまいます。そういうミスを無くす意味でもここはたっぷりと塗ってしっかりと締め付けることが大事です。



クランクシャフトの尻部です。ここにはフライホイールやクラッチ関係の部品一式が付きます。周囲には茶色いオイルシールがあります。ここのオイルシールはこうしてエンジンとミッションが分離している状態でないと交換できません。こういうオーバーホール作業はもちろん、クラッチの交換時にもぜひ一緒に交換しておきたい部品です。



こちらは頭部分。やはり周囲にはオイルシールが付いています。このシールもタイミングベルトを外さないと交換できません。タイミングベルトの交換時に同時に交換しておきましょう。今回はどちらも交換しました(当然ですが)。さて、これでとりあえずシリンダーブロックは完成しました。ヘッド部の作業が終わるまで、ひとまずこのまま待機していただきます。



で、ヘッド部の洗浄に入りました。ここは一番汚れがヒドイ場所でもありますし、デコボコと複雑なカタチをしている為、もっとも磨きにくい部分です。ここではいつもの灯油での洗浄の前に、特殊な洗浄剤を使います。WAKO’Sのリムーバーというパッキンやガスケット、カーボン等のこびり付いた汚れをフニャフニャにふやかして剥がしてくれるとても強力なケミカルです。素手で触るとたちまちピリピリと痛みが走り、皮膚がフニャフニャになってしまうくらいの協力さです。このリムーバーをスプレーして10分程放置して磨くと面白いように汚れが取れていきます。で、真っ黒く汚れまくっていた燃焼室内部もご覧の通り。



バルブ周辺もご覧の通り。この段階でここまでキレイになっているとバルブを分解して洗う際にも簡単に汚れが落とせます。とくにバルブに関係する部品は細かい部品が多い為、磨きにも手間取りますし、モタモタしていてポロッと落としてしまうと2度と発見できなくなるような部品もあります。できるだけそういうトラブルは避けたいのでこのリムーバーを使いました。もっとキレイなエンジンだったら使う必要は無いんですけどね。

次回はその16本のバルブをバラしにかかります。明日は定休日ですので水曜日から始めます。それではまた。


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