こんばんは。
土曜日に下取り車として入庫したこのクルマが常連さんたちに大好評なのでちょっと紹介します。詳しくは当店ホームページ「昭和の名車特集」をご覧ください。
昭和57年式
スズキ フロンテ FS−G。「渋いっすねぇ〜!」「カッコいいっすねぇ〜!」「極上っすねぇ〜!」・・・これらが大好評の声。確かに極上です。前オーナーさんのこだわりと愛情が随所に見て取れ、いかに大事にされてきたクルマであるかが一瞬にして理解できます。私が修理工場で修行していた当時はこのSS40系のフロンテや
アルトはまだ現役でたくさん走っていた時代でした。私の修行の良き教材だったと言っても過言ではありません。「教科書通り」の単純な構造で、整備の基本を学ぶには最高の教材でした。車検等で預かった
アルトやフロンテを相手にポイントや点火時期、キャブレターの調整、ベルトやプラグの交換、ブレーキの整備等々・・・本当にいろいろ勉強させてもらったものです。
時が経つにつれて徐々に現役のSS40は減っていきました。私が独立し、中野自動車を始めた平成8年頃にはすでに「懐かしい」存在となっており、ほとんど見かけなくなっていました。それから12年半・・・。久々に現れたこのフロンテはみんなから暖かい懐古の眼差しで迎えられ、今、中野自動車で注目の的になっています。私もみんなと同じ眼差しで見ていますが、みんなと1つだけ違うのは「私を整備士に育て上げてくれたクルマ」という敬意の念を持って接していること。別にこのクルマは私とは初対面だと思いますが、このSS40系の
アルト、フロンテにはとくにそういう気持ちが強いのです。ちなみに現代ではSS40=マイティボーイという印象が強いですが、SS40Tがマイティボーイ、SS40Vが
アルト、そしてSS40がフロンテなのです。
さりげなく下げられた車高は
スズキスポーツ製のショックアブソーバーとスプリングによるもの。次の型のCA71系
アルト用の流用です。リアはリーフスプリング式ですのでショックのみ
スズキスポーツ製です。前オーナーさん自作によるメッシュのフロントグリルと社外品のフェンダー
ミラーがとても好印象です。クルマいじりのツボがしっかりおさえられています。
このクルマはとにかく「大事」に乗ってくれる方に販売したいですね。センス良く、的確にイジれるオーナーさんに乗っていただきたい、まさに極上車です。
http://www.nakano-kcar.com
車も珍しいが改造のセンスもイイ!!!
リヤのリーフも懐かしいトヨシマのジムカーナ用かな?
ジャッキアップしてもリーフが平らのままだったら、きっとそうですよ(^^)v