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あの名車が甦る(14) ・・・  2006/04/03 (月)
ものすごい突風です。店のまわりは「砂漠の嵐」です。ちょっと作業すると口の中がジャリジャリします。鼻毛が伸びるのがとても早そうです(笑)。そんな中、今日はバッテリー上がりのお客さんのクルマを引き取ってきたり、銀行や郵便局、市役所等あちこち出かけなければならず、午前中はまったく作業できず・・・。午後も3時頃からようやく作業にとりかかれました。



今日は下廻りの組み付け作業から。写真のど真ん中にマフラーのフロントパイプが見えます。これを触媒に固定します。普段、とても熱を持つところなのでボルトやナットがスムーズにまわらない場所です。さらにクラッチワイヤー、ミッションマウント(4つめのマウントになります)、シフトリンケージなどを繋いでいきます。



写真左のロッドがシフトリンケージ。室内のシフトレバーに繋がっています。このロッドでギヤチェンジをしているのです。中央に伸びているロッドはシフトレバー廻りとミッションを固定することでスムーズにギヤ操作ができるようにしているロッドです。これがあるのと無いのとではギヤの入りが全然違います。そのすぐ右に黒い短いロッドが見えます。これが4つ目のマウントです。



潜っているついでに上からは見えなくなってしまうオルタネータとセルモーターを。右がオルタネータで左がセルモーターです。



下廻りの組み付けが終わったら次は意外と難関のファンベルトの取り付けです。例の狭い隙間からベルトを右へ左へ上へ下へと張り巡らせていきます。この作業を初めて行う人は必ず思うことでしょう。「こんな隙間にベルトが入るのかよ!?」と。種明かしはしませんが、ちゃんとやれば入るんです。ある意味企業秘密のようなもんです。一般の方々には教えても良いのですが、同業者の方に教えちゃうと私の仕事が減るので・・・。で、ちゃんと張ったベルトが写真の状態。実はこのエンジン、ベルトの張り方にもコツがあるのです。これも企業秘密な部分です。



フロントから。エアコンのコンプレッサーにもしっかりかかっています。



ベルトが付いたのでその上にエアクリーナーのボックスを装着。中身のエアクリーナーは当然新品です。先日もお話しした通り、これでオルタネータはまったく見えなくなってしまいました。さて、エンジン周りの取り付け作業はこれでひとまず完了です。ボンネットやバンパーを取り付けます。



元の通り、すっきり収まりました。現代のクルマに比べると相当ゴチャゴチャしたエンジンルームです。手が入る隙間などありません。整備士泣かせなクルマと言われる意味がこれでよく解かりますね。



ボンネットを閉めて1枚。クルマらしくなってきました。あとはドライブシャフト(リビルト)が到着したら取り付けてミッションオイルを入れればすべて完了です。明日は火曜日で定休日です。明後日の水曜日には到着しますので、いよいよクライマックスということになりそうです。長い間お付き合いしてくださった皆様、あと少しです。明日は更新はありませんが、水曜日を楽しみに待っていてください。

※今日は写真を多く撮ってみました。百聞は一見にしかずということで。


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