こんばんは。今日も作業に集中しておりました。今日行った作業は地道ですが、今回の山場とでも言いますか、水の吸い込みによって最もダメージを受け易い場所の作業です。
スロットルボディやらインテークマニホールド、インジェクター等制御系の部品を分解、点検、洗浄しました。さまざまなパーツが散らばっております。本人以外でないととても元に戻せないでしょう。水を吸い込んで最初に溜まるのがこの辺のパーツの内部です。ブローバイから戻ったオイルと混じって例の「キモい液体」になって溜まっている可能性大です。
まずはスロットルボディ、INマニとインジェクターを分離します。インジェクターはとくに問題なさそうで、ひと安心。しかしスロットルボディからは例のキモい液体(薄め)が滴り落ちてきました。キャブレタークリーナーやパーツクリーナー、灯油等のあらゆる洗浄剤を駆使して完全にキレイにしましたが、あとは取り付けてエンジンをかけてみないと不具合は解かりません。まぁ、エンジンを乗せてからでも簡単に脱着できる場所なので作動チェックはまた後日です。続いてINマニですが、こちらも例のキモい液体(かなり薄め)がたれてきました。複雑な形状の為、いろんなところに溜まっていたのでしょう。しかし、スロットルボディからINマニにかけて、これだけの水が溜まっているということはそれらに接続されているバキュームホースやセンサー類、ダイヤフラム等にも当然影響は出ているでしょう。そこで接続されているすべての部品(ホース類も含む)を取り外し、1つ1つ洗浄し、キモい液体を完全除去します。それをまた1つ1つ間違えないように元に戻していきます。SR−FOURというクルマはとにかくバキュームホースの多いクルマで、部品番号で調べると何十本ものホースがあります。これを間違えることなく繋いでいかなければなりません。
これはスロットルボディの前(インタークーラーとの間)に付いているチャンバーです。ここを通ってスロットルボディに行く訳ですからここにも当然例のヤツはいるのです。上記の作業と同様にここも完全洗浄です。
これはブローバイの戻りの途中にあるチャンバータンクとバキュームセンサーです。SR−FOURのエンジンルームを見ると真っ先に目に付くのがこのタンクです。ホースの配管の関係で最も高い位置にあるのでここからはヤツは出てきませんでした。でもしっかり洗ってあります。また、センサーも大丈夫みたいで中はとても乾いておりました。
すべてのパーツを洗浄し終わって組み付けた状態です。エンジンのヘッド部よりはるかにデカい塊です。ようするにF6Bエンジンはとても頭でっかちなんですね。このひと塊のパーツだけでも結構な重量です。
背後からの図。左に出ている2本のホースは燃料タンクからの配管へと接続されます。ドライバーが刺さっていますが、ガソリンを噴出さない為に栓をしてあるのです。もう1本の方はボルトを差し込んで栓をしてあります。この姿を見るだけでもたくさんのホースが接続されていますね。でもこれだけではありません。むしろこれはごく1部です。
前側です。下の方に見える4個の黄色いカプラが付いたものがインジェクターです。4気筒それぞれに1本づつあります。この先端からガソリンが噴射されるのです。そのすぐ下がINマニのヘッド部への取り付け面になります。このエンジンではインジェクターはマニホールドに刺さるのではなく、ヘッド部に刺さります。よりバルブに近い位置での噴射を狙った設計です。まぁ、どちらに刺さっても作業は変わりませんが・・・。これでINマニ周辺の洗浄は完成です。あとはヘッドに取り付けてシリンダーブロックの完成を待ちます。明日はそのシリンダーブロックの作業に入ります。ピストンやクランクシャフトなど、一番オーバーホールらしい作業です。お楽しみに。