こんばんは。
昨日はヘッドの組み付けがほぼ終り、今日からはシリンダーブロックの作業に戻ります。長かった磨き作業も今となっては懐かしい(?)思い出のようです。で、今日の1枚目はこちら。
まずはミッションの取り付けから。フライホイールに電磁式クラッチを取り付けた後、ミッションに付いている「ブラシ」を取り除きます。これを付けたままミッションを取り付けようとすると、ブラシが破損して出来上がっても動かないという悲惨な状況に陥ります。しっかりミッションをはめ込んで、ボルトで固定してからブラシを元に戻します。そうして出来たのがこの画像の状態です。ミッション本体も少しキレイにしました。
まだエンジンは丸裸なのでミッションの方がはるかに大きく見えます。実際、そうなんですが・・・。とくにECVT+4WDですから通常の軽自動車のATミッションとは比較にならない程重たい訳で・・・。
オルタネーターとセルモーターを取り付けました。だんだんエンジンらしくなってきます。オルタネーターはまだ固定しません。シリンダーブロックとオルタネーターの間にウォーターポンプから出ている冷却水のバイパスホースがつながりますので、その作業を終えてから固定します。
画像のオルタネーター(右)の左上にあるのがセルモーターです。ぶっとい配線が両者につながっていますね。この段階ではまだまだシンプルです。
次はいよいよヘッドを乗せます。
スズキ車等ではこの前にシリンダーブロックに取り付ける部品をすべて取り付けてしまうのですが、
スバルの場合、ヘッドにも固定しなければならない部品が多いのでこの段階で乗せてしまわないと作業が進まないのです。で、まずはシリンダーヘッドガスケットを向きを間違えないように乗せます。
ヘッドガスケットにキズを付けないようにそっとヘッドを乗せます。ボルト穴をよく確認しながら慎重に乗せます。位置が合ったらヘッドの自重でヘッドガスケットはかなり密着します。
タイミングベルト側から見た図。ヘッドとウォーターポンプの位置がかなりズレているように見ますが、これで正しい位置なのです。これで、ヘッドが固定できます。長い10本のボルトをトルクレンチで規定トルクで締め付けて固定します。
ヘッドカバーも被せ、パワステのポンプも取り付けて、どんどん作業は進みます。オルタネーターとシリンダーブロックの隙間のバイパスホースもつなぎます。スパークプラグも新品を4本取り付けてこの状態まで出来ました。
先程の画像と比べると、パワステのポンプが付いただけで随分複雑に見えますね。
ヴィヴィオではこのパワステのポンプが実はけっこうクセモノで、エンジンが車体に乗った通常の状態でこのポンプだけを交換しようとするとエラい大変なのです。上から見るとちょこんと乗っかっているだけに見えるポンプですが、実は画像のオルタネーターのすぐ横あたりまでステーが伸びていてそこまでバラさないと外れないのです。こうして下ろしている時にはなんら問題無く交換できるんですが・・・。
後ろ側もだいぶエンジンらしくなってきましたね。ここまで作業を進めて、初めてあるコトに気付いてしまいました。タイミングベルトを注文し忘れておりました・・・。オーバーホールの作業では数え切れない程の部品を注文します。一番最後に取り付ける部品や当たり前のように交換する部品というのは頼んだつもりですっかり忘れていたりするものです。最後にオチが付いてしまって今日の作業はここで止まってしまいました。
明日はそのタイミングベルトが届けば作業再開ですが、来なかったら・・・火曜日は定休日ですので水曜日の再開となってしまいます・・・。何が何でも持って来てほしいものです。
でも今日はけっこう進みましたね。あとちょっとでエンジンは完成し、車体に乗せることになります。あと少しです。がんばっていきましょう・・・。
ではまた明日。