こんばんは。
とくに記事にするつもりではなかったんですが、とある常連さんから「どうしても」とリ
クエストがあったので記事にしてみました。最近、なぜか「昭和」なクルマがぞくぞくと集まっています。べつに好きで集めている訳ではなく、たまたま集まってしまったんです。そんな中から1台、ご紹介しましょう。
スバル レックス V です。昭和63年式。当時の
スバルの軽自動車は2気筒エンジンで振動も多く、いかにも「一生懸命走ってます!!」という雰囲気でした。そんなエンジンにもターボの波は押し寄せてきていました。このレックスの前の型ではターボ車がありましたが、このKN1系のレックスからスーパー
チャージャーが搭載されました。そのスーパー
チャージャー付きグレードの1台がこれ。VとVXがありましたが、VXは3ドアのみで、リアスポイラー等が付いた、
アルトワークスや
ミラTR−XX的なグレードでした。このVは5ドア(3ドアもありました)でスポイラーやハデなステッカー類は無く、シンプルで、だけどVXと同じエンジンというグレードです。
もう10年近く前でしょうか・・・。今回、当店で引き取ることになったこのクルマのオーナーさんに販売したのは・・・。この10年の間、大変気に入って乗っていてくれました。5速マニュアルですので当時出たばかりの「耐久力がまったく無い」ECVTではなかったことがここまで長持ちした要因の1つでしょう。このオーナーさんは自動車
教習所の教官をやっておられる方。日頃のメンテナンスもしっかりとやっていてくれました。
このレックスのエンジンはEK23という2気筒のSOHCエンジンです。このエンジンはちょっと変わった構造で、ウォーターポンプがエンジンブロックと一体となっていて、他のクルマのようにゴッソリ交換できません。部品を注文すると、「インナーキット」というものが届きます。ようするに「ウォーターポンプがエンジンに付いた状態のまま中身をバラして細々した部品だけを交換しろ」ということなのです。フレームとエンジンの間のわずかな隙間でそれをやれというのですから作業は激烈に大変です。でも時期が来ればやらなければなりません。最近ではさすがにこの作業をやる機会も無くなっていましたが、今回、このレックスが入庫したことでその大変だった作業をやらなければならなくなってしまいました。タイミングベルトとともに交換です。近いうちに当店ホームページに詳細を掲載しますので興味のある方はご覧ください。
懐かしいという気持ちと一緒に「あの作業をやるのかっ!?」という緊張感が同時にこみ上げてきました。ま、せっかく当店に戻ってきてくれたのですから、しっかりと整備して次のオーナーさんにも大事に乗ってもらいたいものです。
ではまた。