ちょっとマニアックな話をします。(クルマネタではありません

)
古本屋さんで「初版本」というのは結構値段が高かったりしますよね。
それと同じようなことがレコード(LP)の場合、「オリジナル盤」というのがあるんです。
書物の場合、最初に活字を組んで1000部とか2000部とかを印刷製本して売り出すわけですが、出版社は売れ行きがいいようなら、増刷してさらに市場に出します。このとき最初に売り出された本が「初版第1刷」で、増刷すると「第2刷」「第3刷」・・・となっていきます。最初に組んだ活字をばらしてしまった後に増刷する場合は、もう一度活字を組みなおしますが、この場合は「初版」ではなく「第2版」「第3版」・・・ということになります。
書物の場合は、「奥付(おくづき)」 といって、最後のページに著者名や出版社名、出版年月日などが書かれているところに、その本が「初版」なのか「第2版」なのかが書かれているのが普通です。
書物を集めるのが趣味というコレクターがいますが、そういう人々の間では、初版本が尊ばれて、値段がつりあがっていくわけです。
・・・で、レコードにもコレクターがいるわけです(よーのすけもその一人かな?)。ただ、レコードの場合、「奥付」がありません。だから、厳密には「オリジナル盤」なのか「再発盤」なのか、「初回プレス盤」なのかを証拠立てる術はないのですが、色々「判定」する手だてはあるのです。
よーのすけがアルバイトしていたレコード・ショップは、マニアばかりが集まるお店で、「中古レコード」も取り扱っていました。中古レコードを売ってもいたのですが、「
買取り」もしていたということです。売ったり買ったりするときに、その盤がオリジナルであるかどうかが、価格に大きく影響するので、マニアは真剣だし、店側は神経を使うわけです。
通常、国内盤の新譜レコードが1枚2〜3000円のところ、中古盤は盤面のキズの状況で1枚2〜300円から1500〜1600円程度。ところがオリジナル盤となると2〜3万円からものによっては10万円なんて値がつくことだってあるんですから。
「奥付」のないレコードで、どのようにオリジナルを判定するか。これは知識と経験の世界です。「なんでも鑑定団」の鑑定士と同じです。よーのすけもアルバイトながらそういう世界の一端を覗いてみる機会に恵まれました。「音楽を楽しむ」のとは関係のない異質な世界でしたが、今思えばいい経験だったと思います。
・・・またまた長文になってしまったので、今日はここまで。オリジナル盤についての続きはまたいつか。