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更新終了のお知らせ 2007年12月31日(月)
この連載は、2007年12月をもちまして更新を終了しました。
ご愛読いただきありがとうございました。
なお、中古車情報誌Gooにて引き続き連載しておりますので、ぜひご覧ください。


お約束の?大クラッシュもあり。今年もマカオは熱かった! 2007年12月26日(水)
F1への登竜門と言われるマカオGPで
全日本F3出身ドライバーが完全勝利


 世界中のF3上位ドライバーが一堂に介し、レースをするのがマカオグランプリだ。言ってみれば、F3の世界チャンピオンを決めるレースで、多くのドライバーがマカオを制しF1の世界へステップアップしていった。

 今年で54回を迎えた伝統あるこのレースで、全日本F3選手権に参戦していたドライバーがかつてない快挙をやってのけた。

 全日本F3選手権には多くの日本人ドライバーが参戦しているが、同時にそのレベルの高さから世界中からドライバーが参戦して、互いに競い合っている。今回のマカオグランプリには、その全日本F3から6名のドライバーがエントリーし、そしてトップ5を全日本F3勢が占めるという快挙をなしとげたのだ。

 マカオグランプリは、市街地を閉鎖して行うレースで、エスケープゾーンはほとんどない。わずかなミスが即リタイヤにつながるが、かといって少しでも手を抜けば上位に食い込めない厳しいレースでもある。それが、マカオを制する者がF1にステップアップする資格を持つと言われる理由だ。

 トップチェッカーを受けたのは、トムスから参戦したオリバー・ジャービス。2位以下は塚越広大、大嶋和也、マルコ・アスマー、4位にロベルト・ストレイトという顔ぶれとなった。

 3人の外国人もすべて全日本F3出身。これほどまでに、日本のレース界のレベルが高いことが証明されたのは久しぶりのことだ。また、大嶋はジャービスと同じトムスからのエントリーで、トムスは表彰台に2人も送り出したことになる。

 この5名のなかから、いずれはF1をドライブし、ファンを魅了するドライバーが生まれてくるはずだ。

 
1コーナーを全開で抜け、リスボアベントと呼ばれる右90度ターンへと向かう。もちろんここはふだんはバスなどが走る公道。
 
ゴール直後、雄叫びをあげるオリバー・ジャービス。彼の視線の先にはF1のシートが見えるのかもしれない。

 
片側がコンクリートウォール、片側がガードレール。コースはほとんどがこのようなレイアウトだ。
 
F3のほかにもWTCC(世界ツーリングカー選手権)というレースも開催された。このハコ車レースは、2008年10月には日本(岡山国際サーキット)でも開催される。

PHOTO&TEXT:諸星陽一


ホンダの造った飛行機がGマーク金賞受賞! 2007年12月19日(水)
グッドデザイン賞の常連
自動車メーカーのデザイン力・企画力


 グッドデザイン賞はデザインに優れた商品や活動に対して贈られる賞だ。ここ数年、このグッドデザイン賞の受賞を、ニッポンの自動車メーカーが外したことはない。最高の名誉である大賞はもちろん、大賞候補となる金賞受賞作(15点が選ばれる)に至っては常連なのだ。じつは今年度もホンダクロスロードが受賞している。

 しかし最近、自動車メーカーの受賞作品は、本業のクルマ以外でも目立つようになってきた。昨年の大賞は三菱のアイ。しかし、ホンダの電動4輪カート・モンパルも金賞受賞していたりする。

 さらに、一昨年に金賞を獲得したのは、「愛・地球博」に出展されたトヨタの各種ロボットや2足歩行機器だった。受賞理由は、モビリティ社会に対しての新たな提案を評価されてのこと。クルマそのもの以外での受賞はかなり多いのだ。

 たしかに自動車産業はニッポンの基幹産業ゆえに、資金力・技術開発力はほかの産業と比較しても優位に立てるはずだ。また、いくつかのメーカーはロボット開発やほかの事業開発にも本腰を入れているし、こうした受賞も不思議ではないだろう。

 でも、なんだかビミョーな気持ちになるのも事実。だって、世界に冠たるニッポンの自動車産業なのに、クルマ以上にほかの分野のデザインが高く評価されているのだから……。クルマ好きとしては、ちょっとヤキモチを焼いてる感じかな。メーカーさん、その力をもっとクルマ開発に向けてくださいよってとこか?

 クルマ好きの願いはひとつ。それは、どんな時代になっても、自由に快適に、自分で運転できるクルマに乗っていたいってこと。空を飛べるようになっても、ね?

2007年度グッドデザイン金賞
HONDA JET
 ホンダが造ったリヤジェット機。グッドデザイン賞の受賞は日本の航空機では初となる。すでに順調な受注を受けているという。
2006年度グッドデザイン大賞
MITSUBISHI i(アイ)
 軽自動車規格では最長のホイールベースを誇り、他社の軽自動車とはすべてにおいて一線を画すアイ。かわいくてカッコいいお手本。
2005年度グッドデザイン金賞
未来モビリティ社会
 トヨタのお膝元で開催された愛・地球博の各種ロボットは、未来がそこにあることを実感させる。トヨタの本気を感じる出来映え。
2004年度グッドデザイン金賞
TOYOTA CROWN
ROYAL & ATHLETE

 いろいろな意味でセンセーショナルだったクラウンの進化。伝統を重んじるモデルが近代的にスポーティに若返ったことへの評価。

TEXT:編集部


LA(ロサンゼルス)オートショーの「デザイン・チャレンジ」が描く未来のクルマ 2007年12月12日(水)
50年後のクルマをテーマとした
8メーカーのデザインコンペ


 現カリフォルニア州知事の出世作となった映画はターミネーター。その続編のT2に登場した敵役は、自由に姿形を変えられる液体金属のロボットだった。20××年から送り込まれた刺客という設定だったが、2057年にはナノテクノロジーで自由に形態を変えられるクルマも走っている……らしい。

 じつはこのページに登場するのは、11月のLAオートショーで開催された未来のクルマを描くコンペティション「デザインチャレンジ」に出品されたデザインスケッチ。南カリフォルニアにデザインスタジオを持つ大手自動車メーカー8社が、50年後のクルマをテーマとして各社のデザイン力とコンセプトを競おうというもの。

 なるほど50年後なら合体も変形もありかもしれないけど、近未来でも「ファン・トゥ・ドライブ」なクルマは造ってほしい、ですな。

Biomobile Mecha
●大気中の廃棄物を取り込みエネルギーとする超エコカーのトヨタのバイオモービル。こちらもナノテクで変形可能とか。
One to the power of four
ホンダの14は4人乗りで相乗り専用車線を走り、目的地で4つに分裂するソーラー・ハイブリッドカー。上のメインカットは分離直後の状態。帰宅時は待ち合わせするのか?などと詮索するのは野暮。
OneOne
●GPSがドライバーの役割を果たし、子供を学校に送迎してくれる。日産の未来車も走行状況に応じて車高調整できる。
Silverflow
●上からハイウェイ、シティ、液状化保存モードのメルセデスベンツ・シルバーフロー。金属製微粒子が磁場で変形する。

TEXT:編集部


F1から特殊車両用超巨大タイヤまで、ブリヂストンのすべてを見せます! 2007年12月05日(水)
ゴムとタイヤの凄さがわかる
ブリヂストンのタイヤ博物館


 世界屈指のタイヤメーカーとして知られるブリヂストンが、タイヤとゴムの博物館を公開している。ブリヂストン・トウディと名付けられたこの博物館は、東京都小平市にある同社の工場に隣接して建てられている。都内にある自動車関連の博物館として興味深い存在だ。

 ブリヂストン・トウディを訪れると、入口にこの建物が免震構造であることを示す看板がある。この時点では「そうなんだ」ですんでしまうのだが、建物の地階に入るとその看板が設置された意図が理解できる。

 ブリヂストンはタイヤだけではなく、さまざまなゴム製品を製造していて、その製品のなかには免震用のゴムもあるのだ。地階には建物を支える免震ゴムが見学できるようになっており、巨大な建物がゴムなどの免震構造物で支えられていることに驚かされる。

 ブリヂストン・トウディはこの地階と1・2階の3階構造で、1階はモータースポーツとタイヤの基礎、ブリヂストンの歴史などが展示されるスペース。実際にF1で使用されたタイヤが展示されているほか、フェラーリ時代のミハエル・シューマッハのレーシングスーツやヘルメットなども展示される。

 2階はブリヂストンの取り組みや、ビデオライブラリーなどを中心にした展示。タイヤやゴムの持つ役割を知ることができる。

 こうした常設展示のほかにも、特別展示なども行われる。過去に開催されたモータースポーツ企画展では、F1マシンやモトGPのマシンなどが展示されたこともある。常設、企画ともになかなか間近で見ることができない貴重な展示物が多く、タイヤを中心にクルマやモータースポーツのことをくわしく知ることができる貴重な博物館だ。

1997年からF1に参戦しているブリヂストン。このマシンは参戦前にテスト用に使ったリジェ無限。
地下に設置された免震ゴム。震度6〜7を3〜4程度まで減衰させることが可能だという。
ブリヂストンの歴史をパネルと当時の製品などを使って紹介。いちばん奥に見えるのは、ミハエル・シューマッハのレーシングスーツ。
さまざまなレースで使用されているレーシングタイヤを展示。実際に触って、持ち上げて重量を体験できる。
従来ダブルタイヤ(上段)を採用していたトラックやバスだが、高い技術力によりシングルタイヤ(下段)へと変わっていく。

ブリヂストンTODAY
住所:東京都小平市小川東町3-1-1
電話:042-342-6363
開館日:月曜日〜金曜日および第2・第4土曜日
会館時間:午前10時〜午後4時
      (入館は午後3時30分まで)
入場料:無料
URL:http://www.bridgestone.co.jp/today/

PHOTO & TEXT:諸星陽一


シーズン先取り! 世界の技を見に行こう 2007年11月28日(水)
今年も東京ドームにやってくる!
世界最大のスノーボードイベント


 キープコンセプトで次期モデルを造って「なんだ前のクルマと変わらないじゃん」と酷評されてしまうクルマがある。

 しかし、新型エクストレイルは「変わらない」ことが評価された希有な例。先代が持っていた「遊びの相棒」的な雰囲気はそのままに、使い勝手をさらに向上させて登場。新型の売れ行きは好調な滑り出しを見せているようだ。

 で、強引に「滑り出し」に引っかけるわけじゃないけれど、もうじきウインターシーズン到来。エクストレイルでゲレンデに出かけるのに、最高のシーズンがやってくる。

 でもその前に、こちらも冬の到来を告げる恒例のイベントとなった「エクストレイルジャムin東京ドーム」が開催される。今年で8回目となる本大会は、世界最大のスノーボードコンテストと銘打っているだけに、出場するスノーボーダーも世界最高峰クラスが集結する。

 なかでも現在放映中のTVCMで驚愕のライディングを見せているトラビス・ライス選手は必見。昨年の大会でもストレートジャンプで優勝した実績を持つ実力派ライダーで、2年連続5回目の出場となる。

 対するのは、昨年日本人選手として初となるダブルバックフリップ(後方2回転)を完全にメイクした平岡暁史選手など、話題のボーダーたちが迎え撃つ。今年も「限界を知らない男たち」を見に行こう!

4WDと2WDの販売比率はおよそ9対1だという新型。高級SUVに装備されるヒルディセントコントロールなど、最新の4WDシステムも用意。本格4WDとしても評価が高い。
上下に分かれたラゲッジの収納スペース。防水素材を使用しているため、水で洗い流すことができる。
先代のはっ水シートから防水シートに進化。雪が吹き込んでも気にせずにすむ。

X-TRAIL JAM in TOKYO DOME 大会詳細
開催日程

クォーターパイプ国際大会――2007年12月8日(土)17:30開始
ストレートジャンプ国際大会――2007年12月9日(日)15:00開始

会 場●東京ドーム:東京都文京区後楽1-3-61
インフォメーションダイヤル●TEL:0180-993-997
公式WEBサイト●http://www.x-trail.net


PHOTO:(c)NTV、日産自動車 TEXT:編集部


車両間相互通信で事故低減を目指す 2007年11月21日(水)
交通事故ゼロの社会はすぐそこにある?
日産の先進安全自動車の先に見えるもの


 ふだんから慎重に運転することには自信がある。だから長いことゴールド免許なんだという自負もあった。しかし、今朝のあの瞬間ばかりはクルマに助けられたよ……なんて話を朝のオフィスでする日がやがて来るかもしれない。

 国土交通省が進めている「先進安全自動車(ASV)推進計画」は、今年から第4期に入りASVの本格的な普及と通信を利用した安全運転支援システムの開発を目指すという。ASVとは最新のエレクトロニクス技術などにより、安全性や利便性を高めることを目的にして、クルマのインテリジェント化を目指したクルマのことだ。

 ご存じの方も多いと思うが、交通事故の死者数は減少傾向にある。これはクルマの安全性が向上したことと、救急医療の進歩によることが大きい。しかし、事故件数そのものは横ばい状態が続いており、楽観視できない。また、大きな話題になった大型車の追突事故による被害など、改善したい点はいくらでもある。

 ここで紹介する日産が開発した日産ASVー4は、車両間通信を用いた注意喚起システムによって、出会い頭事故などの相手が見えにくい状況でもドライバーが危険回避行動を取ることを可能としたクルマ。

 日本国内における事故の約6割を占めるのが「見通しの悪い交差点での出会い頭事故」「右折時の対抗直進車との衝突事故」「左折時の二輪車巻き込み事故」「追突事故」なのだそうだ。

 これを、車両間の通信により他車との衝突する可能性がある場合に、音とモニター内のアイコンでドライバーに知らせようというのだ。また、通信機を搭載しない車両も含めた状況でシステムを過信しすぎないような注意喚起の方法など、実用化を目指した課題にも取り組むという。

 20××年、今年はついに交通事故がゼロになりました、なんていうニュースが流れる日が来るのも、そう遠くはない?

左上から時計回りに「交差点出会い頭」「右折時の対向直進車」「左折時のバイク巻き込み」「追突防止」を注意喚起するモニター画面。交差点での出会い頭や右折時において、停止後の再発進時に他車両を見落とす可能性をもう一度注意喚起する。音と連動するとわかりやすそう。
モータリゼーション真っ直中にある中国でも交通情報システムの注目度は高い。左は日産が北京で開催されたITS世界会議に出展した実験車「星翼(日本名シルフィ)」。


TEXT:編集部 PHOTO:日産自動車



メディア対抗ロードスターレースにGooおなじみの女性ジャーナリスト参戦 2007年11月14日(水)
今年の結果はイマイチだったけど
やっぱりレースは楽しいがイチバン


 ロードスターのお祭り!メディア対抗ロードスター4時間耐久レース。今年でナント18回目を迎えるんですよね。このレースは自動車関連を中心とした各媒体が、マツダさんが用意してくださったイコールコンディションのロードスターで競い合うレース。通常のレースと違うのは、使える燃料の量が決まっていることで、4時間走りきれる効率のいい速さと燃費を考えながら戦わなきゃダメなんですよね。

 なぜこんなレギュレーションが存在するかというと、仕事仲間と楽しくレースしましょう!というのが主旨だから。この気持ちに賛同する業界中の人が、毎年心待ちにしているイベントなのです。

 そんなワケでシートを確保するのが大変なんですよ。なんたってこの業界は男社会ですから、女性陣にはなかなかオハチが回ってこないんですね。きっとそんな声が届いたんでしょう。3年前に「女性ジャーナリストチーム」というのが立ち上げられました。チーム名は「ピンクパンサー」。チームリーダーをやらせていただいているのは、いちばん声の大きいワタクシ竹岡圭。今年は井野まりこ、川端由美、藤島知子、まるも亜希子という業界女性陣軍で挑むことになりました。

 まずは現役レーシングドライバーの藤トモちゃんこと藤島が予選アタック。タイヤ温存作戦で20位をゲット!このレース、長丁場のうえに旧ル・マン式スタートなので、予選順位はほとんど関係ないから見栄より温存が大事ってワケ。

 決勝も同じく藤トモちゃんから始まり、ラストは私が締めるという段取り。レース慣れしてないメンバーが半数ということで、燃費走行の作戦も立てず、とにかく完走しましょうという超お気楽な作戦どおり(?)19位で無事完走できました! まぁなかにはガス欠で止まったチームもいるから、お祭りレースを目いっぱい楽しめただけでも満足。でも来年は10位以内目指しますかね〜(笑)。

無事ゴールできたのと、タイヤズルズルだったけどチームのベストラップ更新できたのがうれしかった!
現役ドライバー藤トモちゃん、やっぱり速い! 混雑するスタートを安定した速さで走るのはさすが。
大きなトラブルもなく順調に周回を重ねるピンクパンサー。レディファーストで先に行かせて〜!
4時間後に輝くみんなの笑顔。そんな声援にこたえるべくパッシングしながらピットの前を通過。
今年のドライバーは、全日本ジムカーナの女性チャンピオン井野まりこさん、環境やエコが得意分野の技術畑の川端由美ちゃん、現役レーサーの藤トモこと藤島知子ちゃん、カーライフジャーナリストのまるも亜希子ちゃん、そして私。

TEXT:竹岡圭 PHOTO:原田淳 協力:マツダ


2007年全日本ダートラ最終戦レポート 2007年11月07日(水)
2分間のバトル
ダートトライアルの楽しさを考える


 クルマを自在に操り、大迫力の走りを間近に見られる競技として、イベントを楽しむ感覚で見るもよし。でも、もしかしたら自分も同じように走れるのではないか? いや、一度くらいは走ってみたい……そんな気分にさせてくれるのがダートトライアルという競技ではないだろうか。

 ダートトライアルは日本発祥の競技なのだそうだ。もちろん似た競技は世界各国で行われているものの、約2kmのクローズドコースを2分程度で走りきる、1日2本のタイム比べ。さほど広くないダートコースでタイムトライアルを繰り広げる競技体系は日本特有。そう言われてみると、何となく日本人の感覚にマッチしている競技にも感じる。

 今回レポートするのはその競技の頂点となる全日本選手権最終戦。年間8戦の総合ポイントで各クラス(全9クラス)のチャンピオンを争う。トップのDクラスは改造がほぼ何でもアリのモンスターマシンだが、ナンバー付きで安全装備のみのクラスもあり、全日本戦でも参加者の年齢は20歳台前半から還暦を迎えた60歳台と幅広い層が楽しんでいる。近年はランエボ、インプレッサの参加車両が多いものの、写真のように多様な車種が出走している。

 地方戦も含めれば、意外なほど各地で頻ぱんにダートトライアル競技は開催されている。とにかく一度観戦されたし。次はきっと自分も参加してみたくなるはずだ。


   


最終戦でDクラスのチャンピオンを決めた宮入選手。ダートラに魅入られた30歳。
宮入選手のDクラスマシン。若手の台頭も著しく、来年の全日本戦はますます楽しみ。
地場産業の協力もけっこう盛んで出店も盛況。アウトドア的な気分で観戦を楽しめる。
これほど間近で競技車両を見られる公式競技は無いだろう。これもダートラならではの風景。

PHOTO&REPORT:小竹充


韓流レースに日本からスーパー耐久マシンが殴り込み? 2007年10月31日(水)
世界のトレンド!ツーリングカーレースは
今、コンパクトクラスが熱い!


 韓国のモータースポーツが新時代を迎えた。アジアツーリングカー選手権などに参戦しているチームもあるが、以前はそれほどレースに積極的とは言えなかった韓国。それがここに来て、芸能界だけでなく、モータースポーツ界でも韓流パワーを見せつけだした。

 ソウル市内からおよそ東に300kmにあるテベックというリゾート地に、全長2km強の「テベックレーシングパーク・インターナショナルサーキット」がある。オープンしたのは数年前だが、アクセスの悪さなどから休眠状態だった。

 しかし、大きなリゾート会社が譲り受け、コースとともに施設を全面改修……と言うよりは改修中。FIAの認定も受けている。このサーキットの新たな出発を祝うべく、日本からスーパー耐久(市販車を小規模改造したマシンのレース・以下S耐)のマシンを呼んで、9月の最終週に300kmレースが開催された。なぜ、スーパーGTマシンでなく、S耐のマシンなのか? 「マシンがイコールコンディションに近く、ドライバーの技量が試されるレースだからだ」と、韓国の主催者は言う。日本のモータースポーツも振り返ってみれば、海外のグループAマシンを呼んだインターテック、グループCのWECを開催したころから活気が出始め、その後本格的なF1開催につながった。

 今の韓国もちょうどそんな感じなのだ。こんな片田舎の小さなサーキットだけど、レースファンが集まり確実に育っていこうとしている。

人気ドライバーの織戸&谷口選手も招待され、決勝レース前にはドリフトを披露。ナマでのドリフトは初めてらしく、大歓声が起こった。
日本のサーキットからは信じられないほど荒れた路面だが、そこはドリフト名手の2人。きっちりと派手なドリフトを見せてくれた。
WRCで活躍する新井俊敏選手もエンドレスのインプレッサで参戦。さすがにファンも多く、レース前後にはサインを求められていた。
冬場は雪に覆われるとあって、路面はかなり荒れていた。ここで腕を磨けば、市街地レースではかなり速くなりそうな予感がする。

TEXT:日野直樹 PHOTO:稲田浩章



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