ゴムとタイヤの凄さがわかる
ブリヂストンのタイヤ博物館
世界屈指のタイヤメーカーとして知られるブリヂストンが、タイヤとゴムの博物館を公開している。ブリヂストン・トウディと名付けられたこの博物館は、東京都小平市にある同社の工場に隣接して建てられている。都内にある自動車関連の博物館として興味深い存在だ。
ブリヂストン・トウディを訪れると、入口にこの建物が免震構造であることを示す看板がある。この時点では「そうなんだ」ですんでしまうのだが、建物の地階に入るとその看板が設置された意図が理解できる。
ブリヂストンはタイヤだけではなく、さまざまなゴム製品を製造していて、その製品のなかには免震用のゴムもあるのだ。地階には建物を支える免震ゴムが見学できるようになっており、巨大な建物がゴムなどの免震構造物で支えられていることに驚かされる。
ブリヂストン・トウディはこの地階と1・2階の3階構造で、1階はモータースポーツとタイヤの基礎、ブリヂストンの歴史などが展示されるスペース。実際にF1で使用されたタイヤが展示されているほか、フェラーリ時代のミハエル・シューマッハのレーシングスーツやヘルメットなども展示される。
2階はブリヂストンの取り組みや、ビデオライブラリーなどを中心にした展示。タイヤやゴムの持つ役割を知ることができる。
こうした常設展示のほかにも、特別展示なども行われる。過去に開催されたモータースポーツ企画展では、F1マシンやモトGPのマシンなどが展示されたこともある。常設、企画ともになかなか間近で見ることができない貴重な展示物が多く、タイヤを中心にクルマやモータースポーツのことをくわしく知ることができる貴重な博物館だ。
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| 1997年からF1に参戦しているブリヂストン。このマシンは参戦前にテスト用に使ったリジェ無限。 |
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| 地下に設置された免震ゴム。震度6〜7を3〜4程度まで減衰させることが可能だという。 |
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| ブリヂストンの歴史をパネルと当時の製品などを使って紹介。いちばん奥に見えるのは、ミハエル・シューマッハのレーシングスーツ。 |
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| さまざまなレースで使用されているレーシングタイヤを展示。実際に触って、持ち上げて重量を体験できる。 |
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| 従来ダブルタイヤ(上段)を採用していたトラックやバスだが、高い技術力によりシングルタイヤ(下段)へと変わっていく。 |
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PHOTO & TEXT:諸星陽一