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| レクサスがスーパーGTデビュー |
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新型マシン投入で連続タイトルをねらう
トヨタのモータースポーツ戦略 全日本GT選手権から、スーパーGTへと変貌を遂げた昨年。レースも大きく盛り上がり、多くの観客を魅了した。しかし、ひとつ物足りないと感じていたことがあるのも事実。それは出場マシンのラインアップだ。日産はスカイラインGTーRから、フェアレディZへとマシンをチェンジし、現行モデルベースでの出場を果たしていた。しかしトヨタは、すでに発売が終了していたスープラを使用。レースを見ていても、どうもしっくりこない雰囲気であった。 しかし、今年からは違う。トヨタはスープラに替えて新たにレクサスSC430を投入してきた。一部のチームはスープラのままでの参戦だが、トムスなど4チーム4台がSCでの参戦となった。 スーパーGTのマシンレギュレーションでは、車室部分を残せばほかの部分については大幅な変更が可能となっている。このため、市販車ベースでありながらも、そのポテンシャルは市販車とはまったく異なるものとなる。とはいえ、スタイリングはやっぱり重要。街なかを走るSCそのままのマシンがレースを繰り広げる姿は、やはりファンにとってはうれしいものだ。 しかし、レースというのは築き上げてきたノウハウが生かされる場だ。スープラと同じエンジンを使用するとはいえ、ホイールベースもトレッドも異なるマシンで戦うことはけっして簡単なことではない。 しかし、SCは見事にデビューウインを飾った。予選では1、2位がNSX。3、4位がZという結果であったものの、決勝では予選5位スタートのオープンインターフェース・トムスSC430がデビューウインを飾った。ドライバーは脇阪寿一とアンドレ・ロッテラーの2名。 予選ではトップに2秒以上の差がつけられていたオープンインターフェース・トムスSC430だったが、300kmのレースを終えた時点では、2位に3秒412の差をつけてのゴールだった。 レクサスSCの投入によって、スーパーGTはますますその魅力を増した。次はホンダの動向に注目だ。NSXは昨年で生産を終了している。次期スポーツカーを早く市販化し、そしてサーキットでその姿を見せてほしい。 フロントよりもリヤのほうがレクサスのイメージが強くなっているエクステリア。こうして見ると、意外とウイングも似合う。 エンジンはスープラ時代からV8を搭載しており、すでに戦闘力が高いものに仕上がっているはずだ。 昨年まではトヨタを示すTの文字をモチーフにしたエンブレムが冠されていたが、今年からはレクサスのLマークとなった。国内のメジャーレースでレクサスの名が冠されたマシンは初登場だ。 ぜいたくなインテリアが特徴のレクサスブランドだが、レーシングカーはさすがに無骨でコックピットといった雰囲気にあふれている。 久々に表彰台の中央に立った脇坂寿一は、さすがにうれしそうだった。アンドレ・ロッテラーは、昨年はNSXをドライブした選手。Text&Photo:諸星陽一
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