ニュースコラム
COLUMN ニュースコラム
« サーキットイベントっておもしろそう! | Main | シーズン序盤戦が終了したF1 »
350km/hオーバーのエコカーレース? 2007年05月30日(水)
地球に優しい最速のバトル
エタノールで走るインディカー


 モータースポーツの世界にも、さまざまな形でエコロジー精神が持ち込まれようとしている。
 先日、ツインリンクもてぎで開催されたインディジャパン300マイルというレースは、燃料にエタノールを使っていた。
 インディというレースは、アメリカのフォーミュラカーレースで、オーバルコースとロードコースの2種のフィールドを使って開催される。成り立ちは少々複雑で、アメリカンフォーミュラのCARTから分離独立したオーガナイザーによって運営されている。
 1996年の発足当初はCART同様にメタノール燃料を使っていたが、今年から燃料をエタノールに変更した。エンジンの排気量はたびたび変更されたが、現在は3.5LのV8自然吸気が用いられている。また、現在のエンジンサプライヤーはホンダだけとなったので、事実上エンジンワンメイク化されている。
 さて、その使用されるエタノールだが、なんと原材料はトウモロコシだという。トウモロコシから作られたエタノールに、2%だけガソリンが混入されたものがインディカーの燃料だ。
 ガソリンを2%混入させる理由は、エタノールに不可飲処置を施すためのもの。そうすることで、酒ではなくなるので燃料として使用できるほか、酒税の対象からも外れる。
 こうしたエタノール燃料を使ったマシンの最高速は350km/hをオーバーする。白熱したバトルを生み出すには十分なパワーを持っているのだ。
 サーキットは実験場という言葉がある。エタノール燃料によるレースが盛んになることは、一般道でのエタノール車の性能向上につながる。インディにかぎらず、多くのカテゴリーでエタノールが使われることが、世のなかを変えるかも知れない。



ピットインでの給油(給アルコール?)シーン。万が一の発火時、メタノールは水で消せたが、エタノールは消火液での消火となる。





ピットに設置された給油装置。左下部分にEthanolの文字が見える。給油作業はポンプなどを使わず、重力に頼って行う。





通常のレースでは、ピット裏に燃料を積んだタンクローリーが駐車しているというシーンはあまり見かけることはない。





ホンダワンメイクとなっているインディカーのエンジン。V8の32バルブで、エンジンマネージメントはモトローラ製。





インディジャパン300マイルのスタートシーン。優勝したのは、3番手グリッドからスタートしたトニー・カナーン(カーナンバー11)。




PHOTO & TEXT:諸星陽一

 
この記事のURL
http://blog.goo-net.com/news_column/archive/74
トラックバック
この記事へのトラックバックURL
http://blog.goo-net.com/news_column/tb_ping/74
コメントする
名前:
Email:
URL:
クッキーに保存
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク

コメント
 
愛車が高く売れる、しかも手間なく安心。車買取ならGoo-net買取オークション

Goo-netクルマ関連記事

Goo-net News

新車情報をはじめクルマ業界の
ニュースをいち早くお届け

中古車特集

中古車選びに役立つ情報満載!
あなたにピッタリのクルマが見つかる

新車紹介・試乗

発表されたばかりのニューモデルを
独自で紹介、試乗レポート

中古車目利き講座

上質な中古車を見極めるポイントを
詳しく解説!買う前に要チェック

Goo-net Voice

「燃費をよくするには?」など
今知りたいクルマに関する豆知識満載

今が売り時!旬のクルマ

グーオク(買取オークション)で
高値で売れるクルマをピックアップ

最新記事
リンク集


Goo-net Blog
GooWORLD Blog
GooBike Blog
TOP > クルマ関連記事 > ニュースコラム > 350km/hオーバーのエコカーレース?