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インディアナポリス500マイルを観戦  2006年06月28日(水)
初めて目にした世界最高峰のレースは
ハリウッド映画も足もとにも及ばない


 正直言って、INDY(インディ)よりもF1が好きだった。ごめんINDY。だって、クルクル回っているだけじゃんって感じなんだもん。でも、INDY500をこの目で見た今は、同じくらい好きだと言える。ありがとうINDY。
 世界最速のレース「インディカー・シリーズ」。そのなかでも今年で90回を数えるインディアナポリス500マイル(INDY500)は、スペシャルなレースと言われている。
 なぜかって? それはすべての規模がハンパじゃないから。どれくらいかと言うと、予選から決勝まではじつに3週間、決勝の観客動員数は40万人。さらに賞金総額は10億ドルを超えるとまで言われている。アメリカ人ってスケールデカイね。
 実際、ダニカ・パトリックも「INDY500は特別よ」って言っていた。ダニカが言うなら……というわけではなく、本当にスペシャルだった。インディアナポリスの市街はINDY一色だし、決勝レース前日の市街パレードには全ドライバーが登場。こんなのF1じゃ考えられない! しかもドライバーはとてもフレンドリー。INDY500のスペシャルな部分って、ドライバーの近くで楽しめる、こういう部分かもしれない。ホントお祭りみたいだ。
 肝心のレースはというと、クライマックスの残り5周にドラマが待っていた。さすがエンターテイメントの国アメリカ。セーフティカーが抜けた196周目にリスタート。この時点での順位は1位マイケル・アンドレッティ(父)、2位マルコ・アンドレッティ(息子)の1・2で、3位にサム・ホーニッシュJrが続く。
 ついに198周目にマルコ(息子)がマイケル(父)をかわしてトップに立つ。息子が父を超えた記念すべき日! おめでとうマルコ。このまま19歳のルーキーが勝つのか……と思った最終ラップ、マイケルを抜き2位に浮上したホーニッシュJrが、チェッカー目前でマルコを抜きフィニッシュ。台本でもあるんじゃないの?って言いたくなるほどシビレた。
 レースだけでなく、楽しさ満点のINDYにアメリカ中が熱狂するのも今ならわかる。INDY最高!


INDY500はアメリカ最大のスポーツイベント。小さい子供の手を引いた親だけでなく、そのおじいちゃん、おばあちゃんまで、世代を越えて楽しんでいる。





決勝レース前日には、インディアナポリス市街を全選手がパレード。往年のレースカーまで登場して、沿道に押し寄せた観客の盛り上がりは、終始最高潮。





日本でもおなじみの女性ドライバー「ダニカ・パトリック」。その彼女に、1mの距離に接近したときは、素直に感激。マジで超かわいかった……。





INDY最高!と、アメリカ中が熱狂するのもうなずけるスリリングなレース展開と圧倒的なスピード。今年のINDY500は最後まで目が離せなかった。





まさか親子で1・2フィニッシュか!と思わせるシーンでサーキット中を盛り上げたアンドレッティ親子。こんなことが起こりうるのもINDY500ならでは。




INDY500優勝を飾ったサム・ホーニッシュJr。ホンダエンジンのワンメイクということもあり優勝は当たり前だけれど、とてもウレシイ。HRD社長の姿も(いちばん左)。




Text:編集部 Photo:本田技研工業



 
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