ラムネ片手にハの字で練り歩く。
ラジオを籠に入れて自転車を走らせるおじいちゃん。
地響きがドドンと鳴って、見上げれば両目に小さな花が反転してる。
夏祭りの季節がやってきた。
昔から祭りの合図の空砲を聞いてから駆け出してた。
何が好きなのか。 踊りが好きなわけじゃない。
夏の匂いが100パーセント詰まった露店の並ぶ花火大会を練り歩きたいだけなのだ。
場所は浅草、浅草寺。
ほおづき市とかもうやってんのかな?
あとは東京の下町でそれぞれ川の周りで花火大会。
小学生の頃、花火師に憧れた。
秘密爆弾を作ってるみたいで、なんかカッコよかった。
まぁ、爆弾なんだけどねw
体中にモンモンが入ってる人など、職人って気がした。
小学生の時の話よ。
日本の花火は、その絵が素晴らしい。
ラストまでが各個人の一生のようで。
終わったらかすかに匂いだけが残ってる。
鮮やかな色彩を出す花火は化学反応で生み出される。
聞くところによると、3つほどの材料が玉の中に入ってて、
それぞれがリンクするのである。
それぞれが機能しないと、全体が機能しないんだ。
燃えるやつ、色出すやつ、酸素だすやつ。
玉の中まで各個人の出会う人との繋がりを連想させる。
そんなあいまいな知識をおぼろげに、
小学生の頃、夏の夜空を見上げては口開けて最後まで見てた。
この夏の花火大会はバイクで色々回ってきたいなぁ。
暇作って行きたいものだ。
ラムネ片手に見上げたい。
今日の
観る、感じる、ぬる〜いシネマは、邦画です。
「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」です。
確かだけど、この映画はTVで放送された。
フィルムで撮ったような作りになっているが、実際はフィルムじゃない。
日本の映像の魔術師と言われている岩井俊二監督によって作られた作品。
出演は山崎裕太、奥菜恵、小橋賢児、反田孝行ほか
配役が絶妙。
少年たちの一コマ一コマの台詞がいかにもリアルな小学生が吐きそうな悪態や、
忘れていたチンケな習慣などを思い出させてくれるはず。
夏の花火大会を中心に、小さな街で起こった少年が体験した甘酸っぱい物語だ。
大人が見ても楽しめると思います。
下から見ると、花火はどんな形?
横から見た花火は形が違うのかな?
そんな素朴な疑問を解き明かそうと、夏の夜を走り出す少年たち。
ただ、それだけじゃない温度と、口に出せない儚さが詰まっています。
どんな形になっているのか。
あなたが確かめてみてください。
是非、夏の花火大会に出掛ける前に、ご家族、お友達、恋人、おねーさんもお一人で会社から帰って冷やしておいたヨーグルトでもやりながら、ご鑑賞ください。
反省致します。