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生活扶助 基準引き下げの方針   2007年12月07日(金)
・厚労省検討会が報告書

 厚生労働省の生活扶助基準に関する検討会(樋口美雄・慶応大学教授)は11月30日、生活保護給付のうち食費、光熱水費などの日常生活費に関する「生活扶助」の水準について報告書をまとめた。低所得世帯の消費支出に比べて、生活保護世帯の生活扶助費の基準が高いと指摘する内容。同省は報告書を根拠に、生活扶助額を引き下げる方針で、年末の来年度予算編成に反映したい考えだ。被保護者の支援団体などから反発が起きている。

 検討会は今年10月に設置され、1カ月半で集中的に5回の会合を行った。生活扶助基準の妥当性を検証するため、保護を受けていない低所得世帯の消費実態と、生活扶助基準の均衡が図られているかを、5年に1回実施する全国消費実態調査の結果と比較した。

 その結果、夫婦と子ども1人の3人世帯の平均生活扶助基準額が15万408円であるのに対し、同じ構成で全世帯のうち年間収入が下から1割の低所得者世帯では14万8781円で、生活扶助基準額が実際の生活費を1600円上回っていた。さらに、被保護世帯の7割強を占める単身世帯にも着目して比較したところ、60歳以上の生活扶助基準額7万1209円に対して、低所得者の支出額は6万2831円と8000円の違いがあり、「扶助基準額が高めとなっている」と指摘されている。

ニュース提供シルバー新報
19:10 | 介護ニュース | この記事のURL | コメント(0) |
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