| きょうされん「利用者部会」を発足 2008年01月12日(土) |
・30周年の全国大会開催
障害者が利用する通所系施設を中心に全国約1900カ所が集まるきょうされんは、12月21〜22日の両日、東京ビッグサイトなどで第30回全国大会を開いた。30周年の節目となる年で、参加者は4千人を超えた。障害者自立支援法を始め、障害者を取り巻く状況が混沌としている変革期の中で、改めて「当事者主体」の活動を進めていくため、この日当事者自身が運営を担う初の「利用者部会」が立ち上がった。
インターネットが見られる環境さえあれば利用できる上、手書きの介護記録もスキャナーで読み取りデータ化できるため、職員の負担増にならずに情報開示できるのがメリットだ。同センターでは「遠方で暮らしていて頻繁に面会に行けない家族も少なくない。施設と家族の信頼関係を構築するツールとしても活用してもらいたい」と話している。
きょうされんは、1977年、障害当事者のニーズ重視をモットーに無認可の共同作業所16カ所の連絡会から出発。現在は共同作業所を始め授産施設やグループホーム、生活施設、生活支援センターなど1900カ所の会員を抱え、利用者の障害の領域も知的、身体、精神だけでなくこれらの障害者福祉の狭間にある高次脳機能障害や発達障害などにも広がっている。
30年を振り返る基調報告では、障害者自立支援法や障害者権利条約の批准をめぐる課題など、国内外の最新の動向についても言及。厚生労働省は、自立支援法の影響は少ないと言い続けているが、きょうされんの独自調査では、事業所の収入が減少し、職員の労働条件が悪化していることが明らかになっている。
ニュース提供シルバー新報
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