| 介護報酬 加算・減算の点検 2008年02月04日(月) |
・在宅・入所相互利用加算3カ月入所で在宅維持
・手間かかり導入少数
今年から、いよいよ3回目の介護報酬改定に向けての議論が本格化する。2006年改定では在宅推進を名目に、細かな加算・減算が乱発されたのが特徴だったが、果たして現場での評価は。検証してみたい。今回は特養ホームの「在宅・入所相互利用加算」だ。
特養ホームに創設された「在宅・入所相互利用加算」は、要介護度3以上の利用者が複数で交互に入所した場合、1人あたり1日30単位を加算する制度だ。利用期限は1回につき3カ月。ショートステイよりも長く、入所より短い期間を施設で過ごすことで、重度の高齢者が長く在宅生活を維持できるようにするのが目的だ。北海道などの施設が提案しモデル事業を行った。当時は「ホームシェアリング方式」と呼ばれていた。
「この加算こそ目指す方向だと思いました」そう話すのは、東京都世田谷区にある区立特養きたざわ苑の岩上広一施設長だ。同施設は01年の開設。運営主体の正吉福祉会は他にも複数の施設系サービスを持っているが、以前から「利用者の願いは在宅での生活を維持すること。入所は必要なときだけに利用し、また在宅に戻る循環の仕組みを」という思いがあったという。相互利用加算は、そんな法人の理念に合致するものだった。
ニュース提供シルバー新報
|
|