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現場発!ホントは楽しい介護の仕事 感動体験が継続の力に  2008年02月04日(月)
・福祉の里・矢吹 孝男 社長に聞く
・職員と喜び分かち合い 転職希望も6割超に

愛知県北名古屋市の福祉の里(矢吹孝男社長)は1983年、たった1台の訪問入浴車と2人の社員で始めた民間入浴サービスの草分け的な企業だ。今ではホームヘルプや居宅介護支援、ショートステイ専門施設など11サービス・20事業所を展開し、職員600人を抱えるまでに拡大した。規模は大きくなっても、社長自らが仕事を通じて得た喜びや感動体験を、率直に職員と分かち合おうとする姿勢は今も昔も変わらない。そんなところに成長し続ける理由がありそうだ。

――報酬が上がらなければ人の定着も質の向上もできないと嘆く事業者は多いが。

「私が訪問入浴を始めた25年前は、民間企業が自治体の委託を受けることは、まさに死にもの狂いの努力が必要だった。だが、その分、どうすれば他社よりも安くいいサービスを提供できるかを真剣に考えることができた。

『1日5件の訪問を、質を下げずに10件回るようにするには』などと寝ないで考え、毎日覚悟を決めて仕事に出たものです。そういう経営者は多かったと思います。その時代のことを思えば国が決めた報酬を当たり前のように受け取れる介護保険は本当にラク。

しかし、それに甘えて業績が上がらないのは介護保険のせい、働く人たちは経営者が悪いという悪循環が起き、介護業界全体のレベルが低下しているように思う。報酬も本来は国民の同意のもとで決めていくべき。そういう方向に持っていくために質を上げ、コストを下げるのが民間企業のはずです。

国の財政事情を見れば、もう介護だけにお金を投入できない。だからこそ民間が創意工夫で面白い仕事ができるチャンスだと思っている。人が来ないと言っている事業者が多いのも同じで、あそこの会社は面白そうだなと思ってもらえるようにいろいろ考えてみるのは楽しいですよ」

ニュース提供シルバー新報
19:58 | 介護ニュース | この記事のURL | コメント(0) |
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