| 研修講師はヘルパー自身 2008年02月08日(金) |
・みなか 中高年も成長する喜び
・手間かかり導入少数
名古屋市で訪問介護と居宅介護支援、保健指導サービスを提供しているみなか(鈴木恵美子代表取締役)では、毎月1回開催する社内研修の企画・運営を、登録ヘルパーも含む職員全員が交代で担っている。
これまで経験だけでやってきたことも、講師として人に教えるとなれば理論や根拠から勉強し直すことになり、伝える力も身に付いていく。50代、60代になってヘルパーとして働いている人でも、「成長し続けられる喜び」を感じてもらえるようにするのが同社の基本的な教育方針だ。
「2007年4月・ケアスタッフに求められる観察・報告力とは」「12月・コミュニケーション能力を高める」「2月・ベッド上の洗髪」――。代表取締役の鈴木恵美子さんが見せてくれたのは、昨年4月に作成した07年度の訪問介護員研修計画書だ。決まっているのは向こう1年間の研修テーマだけでなく、担当する講師役も。同社に勤務するヘルパーの名前がずらりと並んでいる。
鈴木さんは、看護師と保健師の免許を持ち、企業の健保組合で訪問相談を行っていた際、組合員の家族から介護の相談を受けることが多かったのを機に、自ら在宅生活の支え手になりたいと考えて04年に「みなか」を設立。
職員の採用面接では、「おむつ交換」を始め「口腔ケア」「吸引」「調理」などの主な介護技術について、どの程度自信を持ってできると考えているのかを自己評価してもらっていたのだが、ヘルパー研修を修了してもおむつ交換さえ自信がないと答える人がいたり、介護福祉士でも利用者の状態を報告したり記録に残したりすることはお手上げ、という人もいた。
ニュース提供シルバー新報
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