| 小規模多機能サービスは今 2008年02月15日(金) |
・やりがいあっても運営厳しく
2006年制度改正で創設された「小規模多機能型居宅介護」は、利用者のニーズに応じて通所や泊まり、訪問サービスを柔軟に組み合わせて提供することで、要介護になっても住み慣れた地域で暮らし続けられるようにすることを目指したサービスだ。
厚生労働省は在宅支援の新たな切り札として推進しようとしているが、2年近く経った現在でも指定事業所数は1313カ所(1月31日現在、WAM NET)と低迷している。
指定を取った事業者からは、きめ細かな対応をすればするほどスタッフの負担が大きくなるなど、運営を軌道に乗せる難しさを訴える声が上がっている。
さらに、モデルとされていた宅老所のほとんどは新制度に転換していない。新たな仕組みの課題はどこにあるのか。
ベテランも手探り 「始める前からそう簡単な事業ではないだろうと覚悟はしていました。でも、考えていた以上に厳しいのが現実です」
埼玉県新座市に昨年2月からオープンした「まどか」は、市内第1号の小規模多機能型居宅介護事業所だ。運営主体のNPO法人暮らしネット・えんの代表理事を務める小島美里さんが、現在の状況についてそう話した。
「えん」はもともと、全身性障害者の生活支援を行うボランティアグループとして発足。ひとり暮らしの高齢者や筋ジストロフィーの障害者、精神障害者など、地域の中で支援を必要とするすべての人を対象に、ホームヘルプサービスを始めデイ、グループホームも運営している。
シルバー新報
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