介護ニュース

療養病床3700床転換へ 高知県地域ケア体制整備構想  2008/05/23 (金)
・中長期的理想像を提示
・医療機関の意向未反映

療養病床再編を踏まえ2011年度末の医療療養病床数を盛り込んだ地域ケア体制整備構想が昨年度末までにほとんどの都道府県で策定された。全国の医療療養病床の計画値は厚生労働省が示していた15万床を上回る見込みだが、療養病床数が高齢者人口比で全国一の高知県では、療養病床の5割強にあたる3700床を転換するという厳しい数値を打ち出した。県健康福祉部に聞いた。

 高知県が同構想で示した11年度末の医療療養病床数は3082床。計画上では、現状の療養病床6793床のうち、5割強にあたる3711床を老健施設等に転換することになる。07年8月現在での医療療養病床数は4012床で、介護だけでなく医療療養病床にも再編のメスが入る公算だ。

 療養病床の経営者にとっては厳しい目標値が設定されたかたちだが、同県健康福祉部高齢者福祉課の福留利也地域ケア体制整備推進担当チーム長はその算定方法を、「入院患者の状態像からみて適切な施設割合から算出した」と説明する。

 そもそも高知県の高齢者千人あたりの療養病床数は39・7床で全国一だ。全国平均の2・8倍で、在院日数、県民医療費とも全国トップクラス。今回の再編計画ではまず、中長期的な理想像を示すことに重点を置いたという。

ニュース提供シルバー新報
19:49 | 介護ニュース | この記事のURL | コメント(0)
改正介護保険法を可決  2008/05/23 (金)
・参院 来年6月までに施行

 コムスン事件の再発防止のために法令遵守の体制整備をサービス事業者に義務付ける改正介護保険法案、介護従事者の人材確保と処遇改善に関する法律案などが21日、参議院で全会一致で可決された。改正介護保険法については、事業者、行政の準備状況を踏まえ、来年6月までに施行される見通しだ。

 20日の参議院厚生労働委員会では、採決にあたり、業務管理体制の義務付けが、事業者の過度の負担にならないようにすること、地域差の反映や、サービス提供責任者の評価などを報酬改定にあたって配慮することなど5項目が附帯決議された。
 衆議院で民主党が介護職員の給与を引き上げる「2万円上乗せ法案」を提出したことをきっかけに、衆参両院を通して審議は介護職員の処遇改善に終始した。2万円法に代わって成立した「介護従事者処遇改善法」の内容には具体性はないが、与野党が合意したことで政府としても何らかの対応を迫られる。処遇改善に介護報酬の引き上げを求める意見がある一方で、職員に給与として還元される保証がないこと、高齢者の保険料、利用料が高くなることなどから慎重論もある。

 財務省が軽度者の給付を切り下げた場合の介護保険財政の削減効果の試算を提示したことについて、舛添厚生労働大臣は答弁の中で「社会保障費の削減は限界。まったく考えていない」と不快感を表明する場面もあった。

ニュース提供シルバー新報
19:48 | 介護ニュース | この記事のURL | コメント(0)
インドネシア人介護士 受け入れ施設募集開始  2008/05/23 (金)
・国際厚生事業団 EPAを国会承認
・就業前研修までの負担は100万円超

 日本・インドネシア経済連携協定(EPA)が16日に国会で承認された。これを受け、日本側でインドネシア人の就労あっせん業務を一元的に担う国際厚生事業団(JICWELS)は19日から受け入れ施設の募集を開始した。

ニュース提供シルバー新報
19:47 | 介護ニュース | この記事のURL | コメント(0)
看護師1人で開業実現  2008/05/16 (金)
・7月に開業看護師会発足

 潜在看護師を掘り起こし、制度にとらわれない柔軟な支援で在宅ケアに携わる看護師を増やす活動などを行っている全国訪問ボランティアナースの会キャンナス(菅原由美代表)が中心となり、7月に「日本開業看護師会」を発足させる。現在は制度上、2・5人以上いなければ開設できない訪問看護ステーションの基準緩和を求めたり、開業意志を持つナースの全国的なネットワークづくりを行っていく。

呼びかけ人代表の菅原さんは、「人員基準が緩和されればもっとたくさんの看護師が独立し、地域で困っている人を支えることができる。自己責任、自己決定ができるナースが増えることは、在宅ケアを推進する原動力になるはず」と話している。発会式は7月19日、東京都港区の女性と仕事の未来館で開催する予定だ。

 訪問看護ステーションは最低基準が2・5人以上となっており、医師やケアマネジャーのように看護師が1人で独立・開業することはできないのが現状だ。キャンナスでは昨年10月、在宅ケアや開業に関心のある看護師を対象に「1人開業」の実現に向けて活動していくネットワークづくりを呼びかける集会を開催したところ、150人が集まり、「1人で開業できるなら訪問看護事業をしたい」「看護師としての路を模索している中で参考になった」など賛同する声が多かったという。新しい看護師の働き方を切り拓く活動に発展させていくため、このほど開業看護師会として正式に発足させることとした。

ニュース提供シルバー新報
18:44 | 介護ニュース | この記事のURL | コメント(0)
在宅、家族なしでは成立せず  2008/05/16 (金)
・市民福祉サポートセンターが実態調査まとめ
・公的共助 サービスともに不足

 在宅で暮らしている要介護高齢者の半数近くはNPOやボランティアなどのインフォーマルサービスを併用しているものの、同居や近隣の家族が食事や通院の付き添いなど直接的な介護から日常的な支援までを幅広く担っており、家族なくしては生活の継続が成り立たない現実であることが、市民福祉サポートセンター(SSC)の調査研究報告書で明らかになった。

5人に1人は状態が変化しても適切にサービスを増やせなかったとしており、経済的負担の限界を理由とする人も少なくない。現在の在宅生活は介護保険サービスも地域の共助も充足しているとはいえないと指摘している。

 調査は昨年9月〜11月にかけ、市民参加型活動にかかわる団体がサービスを提供している在宅の要介護高齢者75人を対象に行った。在宅生活を継続するための「条件」を明らかにするのが目的だ。ケアマネジャーによる聞き取りを中心に、利用者の属性や利用しているサービスの種類、医療ケアの有無、経済的負担の状況、家族や近隣、友人との関係性など実態を詳細に把握している。

 報告書によると、対象者の85%は75歳以上の後期高齢者で、要支援から要介護5まで分布しているが半数が日常的に介護が必要な状態であり、寝たきりで医療ケアが必要な人は4人に1人、また、認知症も2人に1人など重度者が多い。既往症や病気を持つ人は9割近くに達し、挙げられた病名は54種類にも及ぶ。

ニュース提供シルバー新報
18:43 | 介護ニュース | この記事のURL | コメント(0)
岡山・津山のGH、指定取消し事業所  2008/05/16 (金)
・「虐待の認識なし」言い分に食い違い

  岡山県津山市にある認知症グループホーム「Ring」(NPO法人高齢者介護研究実践の会Ring藤井諭理事長)が、入居者への虐待などを事由として、4月30日付で介護保険事業所としての指定を取り消された。

発端となったのは、市役所に、「事業所内で罰則的な食事減が行われている」などという苦情が寄せられたことだ。しかし、Ring理事長の藤井氏は現在にいたるまで「虐待を行った認識はまったくない」という。現在弁護士と協議中で、行政訴訟も辞さない構えだ。(フリーライター・田中元)

 藤井氏は介護施設などに勤務した後、今から約4年前、30代後半の時に生活の場での認知症ケアを目指し、現在の場所に2ユニット定員18人の認知症グループホームを開設した。県の認知症研修では講師も務めていた。
 苦情は、2006年11月あたりから市役所に寄せられるようになった。市介護保険管轄課の田中健夫氏によると、苦情が匿名によるため、「市側としてはRing側に事実確認を行い、文書による改善報告を求めた」という。しかし、昨年11月の実地指導までに具体的な改善点について回答がなかったことから、「改めて12月までの間に改善報告を求め、11月12日にそれを受理した」。

ニュース提供シルバー新報
18:42 | 介護ニュース | この記事のURL | コメント(0)
外国人介護士の受け入れ拡大へ組織 経済財政諮問会議で方針  2008/05/16 (金)
・厚労省聞き取り
・有資格者評価など

 政府の経済財政諮問会議は9日、専門分野で活躍する外国人の受け入れ数を、06年末の16万人から2015年末には30万人に倍増させるため、官房長官の下に産学官のメンバーからなる推進会議を設置することを決めた。

介護福祉士や看護師も日本の国家試験をパスすれば、在留資格を認める「高度人材」の対象に加え、EPA協定の枠にとどまらず介護人材を積極的に受け入れていくべきとする意見が出た。今秋をめどに具体策をまとめる。

 現在は、芸術、法律・会計、医療、研究などの専門的技術分野で外国人の在留資格が認められており、06年時点では約15万8千人が日本で働いている。

ニュース提供シルバー新報
18:41 | 介護ニュース | この記事のURL | コメント(0)
軽度者の給付見直しを 財務省  2008/05/16 (金)
・介護保険費用削減に3案提示
・議論本格化へ

財務省は13日、介護保険の費用削減について3案を試算し、財政制度等審議会に提示した。
いずれも要支援から要介護2までの軽度者への給付を見直す内容だ。給付範囲を最も狭めて、軽度者を給付対象外にした場合は、年間約2兆9000億円、自己負担を1割から2割に引き上げた場合には約2300億円が抑制できるとしている。

来年4月からの報酬改定に向けては厚生労働省でも今後議論が本格化する。人材確保難もあり、介護報酬の引き上げを求める現場にとっては出鼻をくじかれたかたち。自己負担増については、舛添厚生労働大臣がすでに消極姿勢を示しているように、厚生労働省、与党にも慎重論は強い。年末の来年度予算編成に向け、政府部内での攻防が始まる。

ニュース提供シルバー新報
18:39 | 介護ニュース | この記事のURL | コメント(0)
シルバー新報20周年記念企画「伝えたい 介護の楽しさ 奥深さ」作文募集 最優秀賞候補11作品を発表  2008/05/13 (火)
・奮って読者投票を

 たくさんのご応募ありがとうございました  本当に応募はあるのだろうか? 作文コンクールの企画をしてはみたものの不安は一杯のスタートでしたが、全国から3月末までに寄せられた作品は281通。編集部の予想を上回る結果になりました。たくさんのご応募に心から感謝いたします。

 編集部で全ての作品に目を通しましたが、どうしても絞りきれず、今回、読者投票を企画いたしました。最優秀賞1点(副賞10万円)、優秀賞2点(副賞5万円)の選定に皆様の意見を反映させていただきたいと思っています。

 優秀賞候補として選定した作品は11点。「介護は私の天職」「心からのありがとうがもらえる仕事」「人生の先輩であるお年寄りに教えられることが多い」  。つづられている思いやエピソードは多くの作品に共通するもので、正直に申し上げて、甲乙はつけがたく、選考現場は喧々諤々。最終的には、素直な自分の言葉でつづられていて、ストレートに気持ちが伝わってくること、を選考基準としました。年齢や職種などのバリエーションにも配慮しました。残念ながら選に漏れた作品も紙一重の差です。

 介護は、人と人とのかかわりの中にあり、仕事としての魅力もその中にあるのだと改めて思い知りました。その意味で、一番、思いが強かったのは、家族を介護した方、している一般の方からの作品です。プロ以上のさまざまな工夫も紹介いただきました。大変なご苦労をしたものの、介護をやり通し、今はいい思い出になっているという作品もありました。
 訪問介護のヘルパーからの作品も印象深いものが多かったように思います。一人ひとりときちんと向き合える。暮らしを支えている実感がある。それがヘルパーという仕事の魅力であり、やりがいなのだと教えていただきました。

 大阪府の特別養護老人ホームからは、施設長から、看護師、調理の方まで、全職員61人から作文の応募をいただきました。心から感謝します。施設はさまざまな職種の方に支えていただいているお仕事と実感いたしました。
 老人保健施設や有料老人ホーム、認知症グループホームなど今は施設の種類もさまざま。介護保険ができて、介護の職場は多様化。制度を利用して、家族や仲間と起業した方々からも多くの作品をいただいています。

 本当にこの仕事でよかったのかと若い方に迷いがあるのは当然でしょうが、それにしても、一般の企業だったらリタイアの準備に入るような中高年の方々のお元気なこと。
 いただいた作品から編集部もたくさんの元気をいただきました。読者の方にもおすそ分けします。さて、あなたはその作品が一番だと思いますか。ぜひ、ご意見をお寄せ下さい。
 その集計結果と、ゲスト審査員の審査をあわせて、最終選考をする予定です。

ニュース提供シルバー新報
19:52 | 介護ニュース | この記事のURL | コメント(0)
小規模多機能の指導・監査 市町村に誤った解釈  2008/05/13 (火)
・事業者連絡会 厚労省に指導要請

 全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会(川原秀夫代表)はこのほど、2006年度から市町村が行うことになった小規模多機能型居宅介護事業所の指導の実態を調査した結果をまとめた。

宿直者をオンコール体制での配置でも認めるよう基準改正を行ったことを指導担当者が理解していなかったため、1年以上も間違った解釈で指導を続けているケースもあるなど、運営基準を正しく理解していない市町村が少なくないことが分かった。同連絡会では、厚生労働省に対し、市町村の指導内容について改善を求めていくよう要請した。

ニュース提供シルバー新報
19:51 | 介護ニュース | この記事のURL | コメント(0)
↑ このページの先頭へ
Next | Back
最新ニュース
最新コメント
カテゴリアーカイブ
日別アーカイブ
関連リンク