介護ニュース

介護人材窮状打破へ緊急集会  2007/12/14 (金)
・高齢社会をよくする女性の会 
・超党派で検討も

 深刻化する介護人材不足を解消するため、待遇改善のための法律の制定を求めて活動している高齢社会をよくする女性の会(樋口恵子理事長)は9日、都内で緊急集会を開催した。介護従事者からは、「このままの待遇では、大好きな介護を続けることができない」など悲痛な訴えが相次いだほか、与野党の国会議員によるシンポジウムも行われ、超党派で対策を検討する可能性にも言及がなされた。

 同会では、9月に介護従事者の賃金に月額3万円を上乗せする緊急対策「3万円法」の創設を与野党に提案するなど、介護職の低賃金、低待遇の改善を求める活動を続けている。緊急対策の実現を訴える目的で企画されたのが今回の集会だ。参加者は一般市民も含め400人を超えた。

 「介護保険制度は、介護を社会全体で支える仕組みを生み出したすばらしい制度。しかし、厚労省の懸念する財政面より先に、人材確保の点から崩壊の危機に瀕している」と主催者代表の樋口理事長は挨拶。改めて危機感を表明した。

 続いて行われたのは、介護従事者からの現状報告だ。訪問介護事業所に勤める26歳の男性の月給は15万程度。「介護が大好きでずっと続けたい。でも、結婚したばかりで生活を考えると転職を考えざるを得ない」と苦しい心境を吐露。その後も窮状を訴える声が続いた。

 これを受けて経営者からも、「頑張っている人には報いてあげたいが自分の給与を切り詰めても限界がある」。事業者努力だけでは改善できないとする声が共通だった。

ニュース提供シルバー新報
15:33 | 介護ニュース | この記事のURL | コメント(0)
ケアマネ試験合格者は3万8391人に  2007/12/14 (金)
・本紙調査 合格率22・8%

 今年10月28日に行われた第10回の介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネジャー試験)の合格率は22・8%で、過去最低だった前年度を2・3ポイント上回ったことが本紙の調査で分かった。合格者数も、前年より3千人あまり多い3万1658人となった。ほぼ全都道府県で合格率が上昇していたこともあり、「合格基準が下がった」ことを理由として指摘する都道府県担当者が多かった。

 各都道府県は10日に合格者の発表を行った。受験者数は、13万9006人で前年より744人の微増、合格者数は3万1658人であることが分かった。合格率については、茨城を除く全都道府県で上昇し、過去最低だった前年の合格率を2・3ポイント上回る22・8%となった。

 合格率が上昇したことについて、各都道府県の担当者が理由として挙げたのが「合格基準が下がった」ことだ。合格基準は、正答率70%を基準として問題の難易度で補正することになっているが、今年は前年より保健医療福祉分野の「免除なし」の人で35点満点中2点引き下げられた。医師や歯科医師、看護師、介護福祉士などのそれぞれの専門で「免除あり」でも1〜2点下がっていた。

 都道府県の指摘に対して、試験問題の作成・合格基準の設定を行っている社会福祉振興・試験センターでは、「受験者の質もあるので、一概に合格基準点の引き下げが合格率増の要因とはいえない」としている。学識者からなる委員会で問題作成から合格基準の設定までを行っている。

ニュース提供シルバー新報
15:31 | 介護ニュース | この記事のURL | コメント(0)
経営実態を独自調査  2007/12/14 (金)
・国調査の見直し要求
・全老健が方針

 全国老人施設保健施設協会(川合秀治会長)は4日から、会員施設を対象に老健施設の現状と地域特性に関する緊急調査を開始した。独自に会員施設の収支状況などを調査し、結果をもとに介護報酬改定の基礎資料とされている厚生労働省の「介護事業経営実態調査」の内容の見直しを求めていく方針だ。

 厚労省の「介護事業経営実態調査」は、次期介護報酬改定の基礎資料となる調査。来年4月に行われる。

ニュース提供シルバー新報
15:30 | 介護ニュース | この記事のURL | コメント(0)
自立支援法見直し案 利用者軽減策を延長  2007/12/14 (金)
・与党PT、報告書まとめ

 与党障害者自立支援法に関するプロジェクトチーム(PT)は7日、障害者自立支援法の抜本的見直しについての報告書をまとめた。昨年12月から実施している利用者の負担軽減策などの特別対策を2009年度以降も拡張して延長するほか、長期的な検討課題として障害程度区分の見直しやサービス体系の見直しを検討する考えを示している。見直しの視点として、「介護保険との統合を前提とせずに検討する」との一文も明記されている。

 与党PTは、今年9月の福田内閣発足の際に自民党と公明党で結ばれた連立政権合意に「自立支援法の抜本見直し」が盛り込まれたことから設置されていた。

 報告書では、08年度から緊急的に行う事項と09年度の自立支援法の施行後3年の見直しとなる09年度を目途に行う事項の2つに分けて見直しの方向性を示した。

ニュース提供シルバー新報
15:28 | 介護ニュース | この記事のURL | コメント(0)
事務負担軽減を検討へ  2007/12/14 (金)
・社保審介護給付費分科会
・サ責や生活援助あり方が争点に

 介護事業の効率化や職員定着対策などを検討していたワーキングチームの報告を受け、社会保障審議会介護給付費分科会は10日、煩雑になっている事務の効率化や常勤や非常勤など働き方に応じた支援策を考えることなど今後の検討課題について了承した。
 
 事業者ヒアリングでは介護報酬の引き上げを求める声が相次いだが、保険料に跳ね返る報酬引き上げは行わない方針だ。ただ、事務の効率化など報酬にかかわらない部分は合意がとれ次第、実現していく。

 訪問介護では、サービス提供責任者の配置のあり方や、生活援助の範囲の限定、自費サービスとの組み合わせなどサービスのあり方の根幹にかかわる部分が俎上に上っており、今後の争点になりそうだ。

ニュース提供シルバー新報

15:25 | 介護ニュース | この記事のURL | コメント(0)
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