介護ニュース

”ローカルルール”に負けない!  2008/03/06 (木)
・東京都介護支援専門員研究協議会
・事例集め改善につなぐ
・異なる行政指導に対抗
 
給付適正化の流れと相まって都道府県や市町村による指導が年々厳しくなっていることに、泣かされているケアマネジャーは少なくないだろう。利用者の実態を勘案せずに書面だけで判断する画一的な指導も不満の種だが、さらに厄介なのは自治体ごとに解釈が違う、いわゆる”ローカルルール”の運用がまかり通っていることだ。

こうした状況を改善しようと、東京都介護支援専門員研究協議会(鈴木博之理事長)では、給付算定についてケアマネジャーが保険者に照会した事例を集めて、保険者間の解釈の差異を明確にしていく活動を始めた。「真に必要性のあるケースについてはきちんと算定がされるよう、少しずつでも事例を積み上げていけば、共通ルールを増やすことができるかもしれない」。ケアマネジャーが利用者のために働くことができる環境をつくりたいと意欲を見せている。

同協議会がこのほど作成したのは「介護給付に関するFAX報告フォーム」だ。ケアマネジャーの名前と連絡先のほか、介護報酬の算定に関する疑義について保険者に問い合わせた内容や、指導検査で不適切と指導を受けたものの疑問点が残った場合など、保険者とのやりとりを具体的に書き込むようになっているA4サイズ1枚の様式だ。

同居家族がいる利用者への生活援助の適応や通院介助の算定の解釈など、各保険者や都道府県が行っている指導内容にバラつきがあることは以前から指摘されている。報告フォームは、そうした事例を集めるためのものだが、単なる実態把握が目的ではない。

ニュース提供シルバー新報
17:12 | 介護ニュース | この記事のURL | コメント(0)
訪問看護報酬・制度改正「3団体協同」を宣言   2008/03/06 (木)
・日本看護協会など
 
日本看護協会と日本訪問看護振興財団、全国訪問看護事業協会の3団体は3日、今後の訪問看護分野での介護報酬の改定・制度改正への提言活動や研究・教育事業を共同して行っていくことを明らかにした。

中重度者の在宅生活の継続に不可欠なサービスとして必要性が増している訪問看護ステーションだが、事業所数は伸び悩んでいる。訪問看護の制度や経営上の課題を解消しなければ需要に応えられないとして、3団体が力を合わせて取り組んでいく考えだ。訪問看護師の支援方法の体系化や教育について、これまでは各団体別々に実施していたものを共通の理念の元に再編し、来年度から本格的に活動を開始する。

3団体は3日、都内で研究報告会を開き、その場で「訪問看護活性化のグランドデザイン」を発表した。10年後の2018年に誰もが安心して在宅での24時間365日の療養生活を送ったり、看取りができるようなサービス供給ができるようにすることを目指す将来像を提示。これを実現するために訪問看護分野での制度や経営上の課題、人材育成などの教育事業に取り組んでいくことを宣言した。 

具体的には、@訪問看護のニーズの適正な把握と整備目標を設定、A事業経営の安定化のための方策の検討、B訪問看護ステーションの電話対応や記録・請求業務、衛生材料の供給などを地域で一括して請け負うセンター設置の検討――の3項目だ。

ニュース提供シルバー新報

17:08 | 介護ニュース | この記事のURL | コメント(0)
介護保険料の賦課方式 保険者9割が「問題」  2008/03/06 (木)
・厚労省調査
 
厚生労働省は2月29日に開かれた「介護保険料の在り方等に関する検討会」で全国の保険者に対して行った介護保険料についてのアンケート調査結果を提出した。9割の保険者が将来的に現行の賦課方式では問題が生じると考えていることが分かった。

しかし、「見直すべき」と「現行のままでよい」とする回答はほぼ5割で拮抗しており、早急な賦課方式の変更には疑問符がついた。見直す場合の方式としては、「現行の段階別定額制の拡大」と「『定率制+定額制』あるいは「定率制のみ」」が4割程度で並んだ。
 
現行の第1号の介護保険料は定額制を基本に、低所得者に配慮して所得区分に応じた階段状の「段階別定額制」で設定されている。住民税の課税状況と連動した仕組みになっているが、世帯内の被保険者本人以外の課税状況により保険料が変わってくること、近年の税制改正で所得に変化がなくても保険料が急増するケースがあるなどの問題点が指摘されていた。

今年4月に創設される後期高齢者医療制度は「定率制+定額制」で、保険者には住民の理解が得にくくなりかねないという懸念もある。前回の検討会で、当面は「段階別定額制」の所得区分を保険者の裁量で細かく設定することになったが、抜本的な改革は引き続き検討課題になっている。

ニュース提供シルバー新報

17:06 | 介護ニュース | この記事のURL | コメント(0)
介護保険担当課長会議開く  2008/03/06 (木)
・医療療養転換は別枠で
・施設サービス量見込み

厚生労働省は2月27日、全国介護保険・高齢者保健福祉担当課長会議を開催した。療養病床からの転換分を受け入れながらの第4期介護保険事業計画の策定、事業所の事務負担軽減、ヘルパー1級課程の2012年度の廃止など、老健局の各担当課から重点事項について説明が行われた。

療養病床の再編の道筋が見えない中で、都道府県、市町村は来年度中に第4期介護保険事業計画を策定することになる。最も課題になる施設サービス量の見込みについて、14年度の目標数を要介護2以上の認定者数に対する割合を37%以下とする原則は変えず、医療療養病床からの転換分は別枠で受け入れるようにすることなど考え方を示した。また、介護予防事業については来年度は事業の効果を評価する年にあたることから、評価結果をもとに推計値を見直す方針を示した。

介護療養病床は第4期事業計画の終了年である11年度末で廃止。医療療養病床は医療費適正化計画で都道府県が設定した12年度末の必要数がベッド数のマックスになる。必要数を超えた医療療養病床から介護保険施設の転換数については、無条件に認める方針がすでに示されており、介護保険事業計画はこれらを織り込んで策定することになる。

具体的には、施設数の見込みの基本的考え方である「14年度の目標数を要介護2以上の認定者数に対する割合を37%以下」の原則は変更せずに、必要数を超えている分の医療療養病床のベッド分を施設見込み数の「外数」として扱うよう求めた。

市町村が指定する地域密着型のサービスに転換する場合も、必要利用定員数を理由にした指定拒否の仕組みは適用しない。つまり、「原則」以上の介護保険施設を介護保険が抱えることになり、特に、療養病床の過剰地域では介護保険料が高騰することが懸念される。

ニュース提供シルバー新報

17:04 | 介護ニュース | この記事のURL | コメント(0)
介護療養病床の8割を維持  2008/03/06 (木)
・新型老健の介護報酬を答申
・社保審分科会

社会保障審議会介護給付費分科会は3日、療養病床からの転換の受け皿とする新しい類型の介護報酬を諮問どおりに答申した。通称は「介護療養型老健」。同省によるモデル試算では、介護療養病床と比較して8割程度の水準。必要な医療行為を積み上げて報酬設定しており、懸念されていた医療難民はでないというのが同省の考えだ。しかし、保険者側にとっては転換による財政の削減効果は当面は見込めない数字といえる。来年に迫った保険料改定は難航が予想される。

ニュース提供シルバー新報
17:01 | 介護ニュース | この記事のURL | コメント(0)
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