・都道府県が療養病床目標数 国目標に5万床上積み
・本紙調査
療養病床の再編を受けて2012年度末に残す医療療養病床数を盛り込んだ医療費適正化計画がほとんどの都道府県で策定された。3月末の本紙の聞き取り調査では、6県を除く41都道府県が目標値を明らかにした。06年10月時点で約35万床の病床を、14万4000床(42%)削減し、約20万床にする。
厚生労働省は当初、全国に12万床ある介護療養病床を全廃し、23万床ある医療療養病床も15万床に削減する再編計画を示したが、都道府県の計画を積み上げた結果はこれを5万床上回っている。地域差も大きい。
高齢者医療確保法に基づく医療費適正化計画は、将来の医療療養病床(回復期リハビリ病床を除く)の必要数などを盛り込み、今年4月に施行とされている。本紙が3月末に都道府県に聞き取り調査を行ったところ、ほとんどが策定を終えており、41県が12年度の目標数を明らかにした。
06年10月1日時点の全国の療養病床数は、医療約23万床、介護約12万床の合計約35万床。これを受けて、各都道府県が出した12年度末時点の医療療養病床の目標値を積み上げると、20万1282床になった(6県分除く)。約5年間で14万4000床、42%の療養病床を削減する計算だ。
しかし、当初政府が掲げていた目標数は、介護療養病床は全廃、医療療養病床は15万床にするというもの。比べると、5万床も多い計算だ。目標値を明らかにしていない残り6県分を積上げると、さらに残る療養病床数は多くなると予想される。
ニュース提供シルバー新報
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