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米国へ渡った日本車・GT-Rが繋いだモータースポーツ 2007年10月12日(金)


米国へ渡った日本車・GT-Rが繋いだモータースポーツ

 昨年10月末に開催されたSEMA Show 2006の会場を歩いていた時のこと、そこでR34・スカイラインGT-Rを見つけました。
 何処かで見覚えのあるレーシングカー。そう、日本のスーパー耐久シリーズに参戦していた車輌だ。その車輌を米国へ持ち込み、2006年、米国で格式の高いワールドチャレンジシリーズにスポット参戦をしていたウクライナ人もいました。
 ウクライナ人と言っても、幼少期に日本で育ったため、日本語はペラペラ。米国に9年住んでいたので英語もペラペラ。もちろんロシア語もです。
 名前は、イゴール・スシュコ氏。7年前に14歳の時に立ち上げた自動車フォーラムサイトの運営をしながら、ドライバーとして、今年は日本でも活躍をしています。
 スシュコ氏運営のオートモーティブフォーラムズ・ドットコム(※1)は、毎月100万人以上が訪れる超人気サイトです。ここでは、米国で販売されている世界のあらゆる自動車メーカーの情報、車種毎の情報、また、その車種の細かな部品情報までが掲載されているのです。実際にユーザーの声が聞けるので、各メーカーは、このサイトをほっておく事ができないのでしょう。ここでの会話のなかから、トレンドが確立されている事も多く、自動車業界に携わる人へは是非訪問される事をオススメしたいですね。
 スシュコ氏は、自動車フォーラムサイトの運営や、米国初のGT-Rでのモータースポーツ参戦を通じて、多くの自動車関連企業と交流を深めています。一例として、米国での参戦をキッカケとし、ホイールメーカーであるレイズと交流を深め、さらに日本での参戦レースでも協力を得る事が出来たのです。初心者のレースからF1レースまでを幅広くサポートしているレイズと、スシュコ氏の関係は、今後もとても興味深いと言えるでしょう。
 もちろん、サイトの運営会社であるAutomotive Network, Inc. (社長:イゴール・スシュコ氏)もSEMAメンバー。莫大な情報量を持つサイトですが、ただひとつのネックは、日本語版がない事。日本語ペラペラの社長が近い将来、この問題を解決すると期待しています。
 さて、今年のショーもこんなエピソードを見つけることができるか……楽しみですね。


※1=スシュコ氏運営サイト・http://www.automotiveforums.com/

GT-Rをアメリカのレースで走らせるスシュコ氏。こんなところでも日本の代表的ホイールメーカーであるレイズが活躍している。










レイズも昨年はSEMAショーに出展。多くの日本企業が北米をターゲットにしている。





毎年、ラスベガスのトレードセンターで開催されるSEMAショー。日本企業の参加も増加の傾向。





ドライバーとして、また実業家としても活躍するスシュコ氏。もちろんSEMAメンバー。






米国でも大人気のRAYS製ホイール。同社のホイールに限らず、日本製はとくに品質面の高さでアメリカで認知されている。







坂井瑞穂

SEMA JapanスタッフでありSEMAメンバー。SEMA Japanは、米国自動車用品工業会の日本支部として、米国情報を日本への提供と日本の情報を米国SEMA本部への報告することを主な業務とする。

 
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