写真は、
ベンツの電子制御5速オートマチックミッション(‘95〜)のものです。
ミッションオイル
エレメント、オイルパン・パッキンです。
新品のオイルは、一般的に透明感のある赤色ですが、劣化した5速のオイルは、茶色でかなり濁っています。
オートマチックミッション(AT)オイルの交換について、
当社は、20000Km〜25000Km毎に交換することをお勧めします。
なぜなら、ATミッションオイルは、熱による劣化はもちろん、フリクションプレート(クラッチ)等摩擦材がある為、必然的にスラッジが発生し汚れます。
ミッションオイルは、エンジンオイル以上に、オイルの質や量にシビアです。
また、ミッションオイル
エレメントの同時交換もお勧めします。
なぜなら、日本車の場合はスクリーン(金網状)タイプですが、欧米車の場合、ろ紙タイプで、詰まりが発生するからです。
ATミッションオイルを定期的に交換することによって、故障を予防し、トルク伝達効率が上がり、フィーリング・燃費が向上します。
ちなみに、ディーラーでは無交換を推奨していますが、それはミッションが故障した場合、本体アッセンブリー交換したらいいという考えからだと思います。
当社やミッション修理専門会社等、現物分解修理するところは、内部構造を理解し見ているから、定期交換をお勧めします。
当社で、ミッション本体、分解オーバーホールしている様子です。
ミッション内部を分解した様子です。
いく組もの、湿式多板クラッチの組み合わせによって、1〜5速まで変速し、バック(5速ミッションは、バックも2速)も作ります。
このようになる前に、定期的なオイル交換をしましょう。
バルブボディのオーバーホールします。
例えば理想は、車検整備毎に交換するのがお勧めですが、車検整備代が他社と比べて、その分高くなるので、積極的にお勧めできないのも現状です。
ちなみに、既にすべり等の症状が出ている場合や
新車から7〜80000Km以上一回もオイル交換をしていないミッションは、オイル交換はしないほうがいいです。
また、変速ショックやたまにすべるような感じという症状は、オイル交換によって改善されます。
車種によって、ミッションの故障率がかなり高いものもあります。
詳しくは、ご相談ください。